出産の月別のメリットとデメリットとは?季節ごとの準備や過ごし方
月別で見るママと赤ちゃんの過ごし方
心地よい気候の【3~6月】
とくに、赤ちゃんの大敵となる寒さを気にする必要がないだけで、ママの負担が軽減されます。赤ちゃんが室内で過ごすときも、自然の暖かさを肌で実感できますね。
室内で過ごす新生児期も、赤ちゃんが起きているときは外気浴や日光浴を楽しみましょう。柔らかい日差しが入る窓のそばなどでゆっくりした時間を過ごすとよいですよ。
また、ただでさえ赤ちゃんの荷物が多いお出かけでも、3~6月だと厚手のコートなどが必要なく、荷物が少なくてすみます。1カ月健診で病院に向かう際も移動しやすいですね。
暑さに気をつけたい【7~9月】
汗をかきやすい7~9月は水分補給を心掛けましょう。とくに、赤ちゃんは体温が高く、汗をたくさんかきます。赤ちゃんのおしっこの量や色、臭いなどで水分が必要かどうかを確認しましょう。
新生児の間は母乳やミルクが赤ちゃんの水分となります。母乳育児を考えているママは、自身の水分補給も忘れないようにしましょう。粉ミルクもあると安心ですよ。
外出の際は、紫外線が気になる時期ですね。新生児から使える日焼け止めは、低刺激で肌に優しい成分なので、産後で肌が敏感なママと一緒に使ってもよいですね。
【10~2月】は体調管理をしっかりと
新生児は、室内で過ごすことが多いので、真冬のお出かけシーンは少ないかもしれませんね。室内では、暖房や加湿器をうまく使って快適に過ごしましょう。定期的に、赤ちゃんが汗をかいていないかの確認もするとよいですよ。
また、産後しばらくは夜中にも授乳をしますよね。室内を暖かくしているとはいえ、肩から羽織るものがあると便利です。産後のママは、見た目以上に出産のダメージを受けていますので、体調を崩さないように心掛けましょう。
季節別の出産準備と注意点を知ろう
春生まれの出産準備と気をつけることとは
春は、汗ばむような陽気の日もあれば、肌寒い日もあります。1日の間でも気温差が激しい日もあるので、赤ちゃんの服装には臨機応変な対応が必要です。
厚手の服を1枚着るよりは、薄手の服やベストなどを着て脱ぎ着を簡単にしておくと便利ですよ。
夏生まれの出産準備と気をつけることとは
エアコンを使用する場合、設定温度は少し高め(26〜28℃)に設定し、外気温との差が5℃以上にならないようにします。
また、夏は虫が多くなる時期です。赤ちゃんの虫刺され対策も考えておきましょう。市販の虫除けスプレーは生後6カ月以内は使用禁止と書いているものもあるので注意してくださいね。
秋生まれの出産準備と気をつけることとは
1日の間でも気温差があるので、重ね着をして対応しましょう。お部屋の中では、ベストやカーディガンがあると便利です。
しかし、この時期の上着類は1シーズンしか着られないものが多いので、買い過ぎには気をつけたいですね。ポンチョだと、赤ちゃんのころはおくるみのように使え、2歳頃まで着用できるものがありますよ。
冬生まれの出産準備と気をつけることとは
寒い時期は、どうしても「寒くないように」と着すぎてしまうことがありますね。しかし、赤ちゃんは体温が高いので、暖房の効いた室内では汗をかいてしまうかもしれません。
冬に外出するときは、靴下や帽子のほかに、抱っこ紐の上から着用できる防寒着で寒さを防ぎましょう。
まとめ
先輩ママは4、5月が出産によい時期だと感じているのに対して、今回紹介した統計では、産まれてくる赤ちゃんが多いのは夏ごろとなります。
出産には、それぞれの月にメリット・デメリットはあります。ですから、どの月に産まれても赤ちゃんのお世話は簡単ではありません。
解消できるデメリットもあるので、しっかりと準備を整えて安心して赤ちゃんを迎えることができるとよいですね。