つわりで仕事に行きたくない方必見！乗り切る方法と対策のご紹介

2018,12,20 更新

空腹になると気持ち悪い「食べつわり」

次によく聞くのが「食べつわり」でしょうか。食べつわりは、空腹になると胸やけや吐き気の症状が出るので、空腹にならないよう食べ続けてしまうつわりです。

結果として、体重増加や妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群を引き起こすリスクがあるのです。

体重増加にならない工夫としては、1回の食事を少量にして、食事回数を増やすことをおすすめします。

それでも空腹になりそうな場合は、間食にカロリーが低いおやつを選びましょう。例えば、小魚や寒天ゼリーなどはカロリーを気にせずに食べられます。また、飴やガムも長時間口の中に入れていられるので、空腹感をごまかすにはちょうどよいでしょう。

食べつわりは、空腹にさえならなければ問題なさそうですが、自己管理が必要になりそうですね。

においが不快に感じる「においつわり」

まわりから一番理解されにくいのが、「においつわり」です。妊娠前は気にならなかったにおいが急にダメになってしまうつわりです。

においつわりが起きる原因について正確なことは分かっていませんが、仮説として、「ホルモン変化により嗅覚が敏感になる説」「胎児を守るために防衛本能として体に害があるにおいを避ける説」などがあります。

においつわりの例でよく挙げられるのは、

・ご飯が炊けるにおい
・お酒類（アルコール）
・たばこ
・加齢臭
・台所、冷蔵庫
・香水など

対策としては、マスク（タオル）をすること、苦手なにおいを把握して、できるだけそれを避けることです。パパや職場の身近な人たちにもできるだけ苦手なにおいを伝えて、理解を得るとよいでしょう。

まとめ

つわりは個人差が大きく、ひどい方は入院が必要になるくらい大変なものです。ですが、経験のない人からは理解されないことも多く、傷ついてしまうこともあるでしょう。

お腹の赤ちゃんと自分を守れるのは自分だけです。つわりは、赤ちゃんからの「ママ、ゆっくり休んで」というメッセージなのかもしれません。

会社勤めのママは、つわりによる会社との関係に悩んでしまいそうですが、つわりを和らげる方法や通勤ラッシュを避ける方法などを参考に、工夫してみてください。

つらいときは勇気をもって休暇をとることも必要ですよ。