出産後の旅行はいつからOK?赤ちゃんのお泊まりデビュー成功のコツ
旅行好きなパパやママのなかには「赤ちゃんと一緒に旅行に行きたい」と計画中の方もいるでしょう。しかし、宿泊先までの移動や旅行中のお世話をどうするかなど、赤ちゃん連れでの旅行に不安がある方も多いですよね。ここでは、いつごろから赤ちゃんと旅行に行ってもよいのかや、旅行を成功させるコツなどをご紹介します。
計画的な旅行は首がすわってからが安心
首がすわると抱っこやお風呂が楽になる
赤ちゃんとの旅行デビューは、赤ちゃんの首がすわってからのほうが安心です。首がすわるまでの赤ちゃんの体はデリケートなので、抱っこをするときも頭や首をしっかり支え体を包み込むようにしなくてはなりません。
首がすわってからは、横抱きだけでなく縦抱きができるようになって抱っこが楽になりますよね。また、1カ月健診を過ぎると沐浴を卒業し大人と一緒にお風呂に入れるため、旅行先でも安心ですね。
授乳のリズムも整い始める
新生児のときは体が小さく体力もないため、少しずつしか母乳やミルクを飲むことができません。ですから授乳間隔はバラバラで、赤ちゃんによっては前の授乳から30分しか経っていなくても、お腹が空いて泣き始めることがあります。
生後3カ月ころになると赤ちゃんの体も成長し、一度の授乳でたくさんの母乳やミルクを飲むことができるようになります。リズムも2~3時間おきなど、安定してくるのでお世話がしやすくなりますよ。
ママの体が回復しお世話にも慣れる時期
出産して3カ月くらい経つとママの体も回復して、お出かけできるくらい元気になっている方も多いのではないでしょうか。また、赤ちゃんとの生活にも慣れてきて、おむつ交換や授乳の仕方、着替え、入浴など、お世話もスムーズにこなせるようになっていることでしょう。
ママが元気で赤ちゃんとの生活も安定してくると、産後の旅行デビューも前向きに考えられますよね。ママだけでなくパパも赤ちゃんのお世話に慣れてくるころなので、協力してお出かけできるとよいですね。
少しずつお出かけに慣れることが大切
1カ月健診を過ぎたら外出してみよう
月齢が低い赤ちゃんは、短い時間でも外の空気や日光に当たる場所にいると刺激を感じています。急に長時間のお出かけをすると赤ちゃんは大きなストレスを感じてしまうので、5~10分くらいのお散歩から慣れさせていくことが大切ですよ。
お家周りや近所のお散歩に慣れてきたら、スーパーなどに買い物に行ったりお散歩の時間を長くしたりしましょう。少しずつお出かけする距離を伸ばして、赤ちゃんに負担がかからないようにしてくださいね。
旅行デビューは日帰りや短期間がベター
赤ちゃんは体が小さいだけでなく抵抗力が弱いため、環境が変化すると体調をくずすことが多いです。旅行は環境が大きく変化するので、パパやママが思っている以上に赤ちゃんには大きなストレスがかかっています。
成長していくと赤ちゃんにも体力がついてきて、環境の変化にも上手に対応できるようになります。赤ちゃんのあいだは、日帰りか1泊2日くらいの旅行がよいでしょう。
赤ちゃんが疲れすぎないように注意
「赤ちゃんは移動中寝ているから大丈夫」「ベビーカーに乗っているだけだから疲れない」などと思っている方もいるかもしれませんが、移動やベビーカーに長時間乗り続けることでも赤ちゃんは疲労を感じています。赤ちゃんが疲れすぎると抵抗力がさらに弱り、体調が悪くなったり、様々な病気に感染したりする恐れがあるので注意が必要です。
旅行に赤ちゃんを連れて行くときは、赤ちゃんに合わせて予定を組みましょう。
赤ちゃんの旅行デビュー成功のポイント
赤ちゃん連れ向けプランのある施設に泊まる
たとえば、宿泊するお部屋にベビーベッドやバウンサー、ベビージムやおもちゃなど、赤ちゃんがゆったりくつろげるように工夫がされている施設もあります。赤ちゃんは寝る時間も多いのでベビーベッドやバウンサーなど、リラックスして眠れるグッズがあると助かりますよね。
また、おむつやミルク、ポット、体温計、離乳食など、お世話グッズが完備されているところもあるので、旅行準備や移動が楽になるでしょう。