出産後の読書は目によくない?産褥期の目のケアや読書との向き合い方
産後の目のケアや読書との向き合い方
目の周りを温めて血流をよくする
たとえば、目のケアとして目の周りを温める方法があります。目の周りを温めると血流がよくなり、目の疲れを和らげてくれるのです。また、副交感神経が活性化して自律神経を整える働きもあるので、リラックスにもよいですよ。
温めるときは、水で濡らして硬く絞ったタオルを電子レンジで1分加熱して蒸しタオルを作りましょう。そして出来上がった蒸しタオルを目の上に1分以上乗せて温めます。レンジで出したばかりのタオルは熱くなっていますので、火傷に注意してくださいね。蒸しタオル以外にも、市販のホットアイマスクを利用するのもよいですよ。
鉄分やビタミンAを含む食材を摂るように
また、かすみ目の予防や視力維持に必要なビタミンAも目に大切な栄養です。目が疲れるとこのビタミンAはどんどん消費されていくので、ウナギやレバー、ブロッコリーやかぼちゃ、ホウレン草などのビタミンAを多く含む食材をメニューに加えてみてください。
さらに、目の筋肉の疲れをとり目の神経を正常に働かせるビタミンB1をはじめとするビタミンB群や、疲れや充血を防ぐビタミンCも目の健康のためには意識して摂りたい栄養素です。
産褥期後に読書でストレス解消や情報収集を
読書を開始するのは、産褥期が明けてからがよいですよ。本来読書はとてもよいものです。「1日数分の読書は脳のストレスを大幅に軽減する」といわれることもあります。そのため体調が回復したら、ストレス解消や情報収集に読書を取り入れてみましょう。
また、現在はテレビやスマホ、パソコンなど知らないうちに目を酷使してしまう時代です。スマホをまったく見ないというのも難しいですよね。メールのチェックは時間を決めて行うなど、普段より画面を見る時間が短くなるように工夫をしてみてくださいね。
まとめ
そのため、産褥期が明けるまでは読書やスマホから少し距離を置いてみてください。そしてじっくり赤ちゃんと向き合う時間にしてみましょう。
また目の健康によい鉄分やビタミン豊富な食材は、産後の体や母乳にとってもよいものです。ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。