就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

出産時の入院期間はどのくらい?日数や費用と入院中の注意点

出産時の入院期間はどのくらい?日数や費用と入院中の注意点

出産にともなう入院期間中の三つの注意点

安静を第一に体力回復をすること

母子同室の場合は、出産後すぐに赤ちゃんのお世話が始まって、ゆっくりと休めないことも多いでしょう。ですが、入院中は母体の回復を第一に、休めるときは無理せずに休んでくださいね。出産によってママの体には大きな負担がかかるので、産後の体は自分が思っている以上に疲労しているものなのです。

夜中に赤ちゃんが眠ってくれずに辛いときは、看護師さんに赤ちゃんを預かってもらって、ママは少しでも休息を取りましょう。入院中、看護師さんに甘えるのは決して悪いことではありません。

退院したら、自分でやらなくてはならないことも増えます。退院後にも育児を頑張れるように、入院中はできるだけ安静を心がけながらママの体力回復を優先しましょう。

面会をする人数や時間を考慮する

ママの産後の体調がどうなるのかというのは、実際に産後にならなければ分かりません。赤ちゃんのお世話に追われて睡眠不足、会陰切開や帝王切開の痛みで思うように動けないなど、体調には個人差があります。

入院生活は、産後の身体を回復させるための大切な期間です。ママの負担が大きくならないよう、可能な限り面会は家族や親しい友だちだけなど、最小限にしましょう。面会する場合も、滞在は短時間にしてもらって少しでも休める時間を確保したいですね。

また、入院中は診察や母乳・沐浴指導などがあるので、その時間帯に面会とならないように、前もって連絡をもらうようにしましょう。面会制限のできる病院もありますので、あらかじめ確認してみてください。

少しでも気になる点があれば相談しよう

退院後の育児は、ママが自力で頑張るしかない場面も多くなります。退院後の育児が少しでもスムーズになるよう、ちょっとしたことでも疑問・不安に思ったことは入院中に解消しておきましょう。

退院してから次に病院にくるのは、基本的に1カ月健診のときまでありません。気になっていることがある場合は、看護師さんや助産師さんがすぐ近くにいる入院中に聞くのがベストです。

特に、産後はホルモンバランスの関係で、一時的に普段よりも精神的に不安になりやすいものです。少しでも不安を取り除けるように、遠慮せず周囲を頼ってくださいね。病院によっては退院後も電話で育児相談をしてくれる場合もあるので、連絡先を確認しておきましょう。

入院中に不安を感じないために調べておこう

母子同室はずっと赤ちゃんと一緒なの?

出産入院についてあらかじめ病院から説明を受けていても、実際に経験してみないと分からないことも多いですよね。特に、母子同室の病院に入院する場合、「赤ちゃんとはずっと一緒にいるの?」「自分ひとりでなんでもしないといけないの?」など、不安もたくさんあるでしょう。

先ほどご紹介したように、母子同室でもママの体調によっては赤ちゃんを預かってくれます。産後に無理をするとママも体調を崩しやすいので、寝不足が疲れが溜まっているときは遠慮せずに赤ちゃんを預かってもらってよいのですよ。

また、シャワーをするときや少し部屋を離れる場合も、赤ちゃんを預かってもらえます。無理をせずに色々質問しながら周りに頼りましょう。

大部屋から途中で個室に移動はOK?

病院によっては全室個室のところもありますし、大部屋と個室に分かれているケースもありますよね。大部屋に比べると個室の方が料金が高くなるので、最初は「大部屋でいいか」「出産入院がどんなものか分からないし、大部屋のままにしておこう」など、個室を選ばない方も多いでしょう。

しかし、ママによっては、いざ入院をしてから「大部屋だと気を使うし、個室の方がよかった」と後悔する方もいるかもしれません。そのような場合は、個室に空きがあれば移動が可能なので、看護師さんに聞いて大丈夫ですよ。

出産入院中に疲れやストレスが溜まっては、退院後の育児がかなり辛くなります。ですから、個室でゆったり過ごしたいというときは、早めに確認してみてくださいね。

退院後のスケジュールについて

出産するまでは、出産に向けて意識が集中してしまいますよね。しかし、出産入院中はママは病院から出られないので、退院後のスケジュールについても入院前から確認しておく必要があります。

例えば、退院後は自宅に戻るのか、それとも実家に帰るのかも、ママにとっては重要です。実家が近く頼れる場合は、産後1~2カ月くらいは実家でゆったり過ごす方がママは安心して過ごせるかもしれませんね。

また、出生届や児童手当の手続きなど、赤ちゃんが生まれると色々な手続きをする必要があります。どれも期限が決まっているので、入院前からスケジュールを組んでおくとスムーズに行動できるでしょう。経産婦の場合は、上の子の預け先についてもしっかり話し合うことが必要ですよ。

まとめ

出産入院のタイミングは、出産の始まり方によって違ってきます。同様に、産後の入院にかかる日数も個人の状態で差があります。どんなケースがいつからの入院になるのか、また退院まで何日くらいかかるのかなどを事前に確認しておくと安心ですね。

産後はすぐに育児が始まるのと同時に、色々な指導や面会などで思ったよりも多忙かもしれません。ですが、無理をせずにできるだけ体を休めましょう。

不安なことは看護師さんなどに相談しながら、少しずつペースをつかんでいってくださいね。
36 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ