子どもと冬場に外遊びをしよう!メリットやポイントと冬の遊びや体験
子どもは寒くても外で遊ぶのが大好き。ママとしては風邪をひかないかと心配になりますよね。冬場に外で遊ぶと体が強くなり風邪をひきにくくなる、脳も成長するなど、メリットは色々とありますよ。冬にしかできない遊びを通して、冬遊びのメリットを最大限に活かしましょう。
子どもが冬場に外で遊ぶメリットとは?
体が強くなり風邪をひきにくくなる
太陽の光を浴びることで、皮膚は強くなり、体の中ではビタミンDが作られます。ビタミンDは骨を作るのに必要になりますから、骨の成長を助け丈夫にしてくれるともいえますね。
外ではさまざまな雑菌にも接触しますので、雑菌への抵抗力もつけてくれます。こうした抵抗力がつくことで体も強くなるのですね。
寒い中を走り回ることで肺の機能が高まり、風邪に対しての免疫ができやすく、たとえ風邪をひいても治りやすい体を作ってくれます。室内という守られた空間で遊ぶのとは違うメリットがあるのですね。
雪遊びは脳の成長にもつながる
雪は色々なものを作り出すことができます。雪だるまを作ったり、かまくらを作ったり、自分の好きなキャラクターを作ったり、自分で色々と考えながら作りますよね。こうした遊びを通して想像力を高め、表現力を養えるのです。
雪は何かを作るだけではなく、自分たちで考えながら遊ぶこともでき、足跡をつけたり、雪の結晶を見たりして遊ぶこともできます。
自分で考えて体や五感を使って遊ぶことで、感情や意思などを作り出す前頭葉が刺激され、脳は発達します。子どもが雪という五感を刺激する素材を自由自在に変化させて遊ぶことは、脳の成長にもつながるのですね。
外の方が室内よりウイルスが少ないことも!
そう考えると、風邪をひかないようにするためには、免疫力が低下しないように体を鍛えるか、ウィルスができるだけ少ないところで過ごすことが必要になりますね。
冬は屋外よりも室内の方がウィルスが多い状態です。ショッピングモールや電車内などの不特定多数の人が集まる場所で過ごす方が、風邪をひきやすいのかもしれません。そう考えると、風邪のことは気にせずに外で思いっきり遊べますね。
冬場の外遊びでのポイントや注意点とは?
防寒対策はしっかりとしよう
外に出た瞬間は寒いですから、動きやすいアウター、手袋、帽子などで防寒しましょう。遊んでいる間に暑くなって汗をかくこともありますから、体温調節のためにも洋服は脱ぎ着がしやすいものがよいですね。
思いっきり外で遊べるように体を動かしやすい防寒具が必要です。マフラーは遊んでいるうちにどこかに引っ掛けて首が締まる可能性がありますからやめておいた方がよいですね。
雪の日には、防水性の高いブーツや手袋だと濡れないのでおすすめです。防水でないと雪が体温で溶けて濡れてしまいますから気を付けましょう。
寒いからといって温めすぎもNG!
ですから、ママが少し寒いかなと思うぐらいでちょうどよいかもしれません。外で遊べば自然と体を動かすことになり、温まるでしょうから、暑そうであれば洋服を脱がせて調節してくださいね。
また、防寒具を着せすぎると、どうしても体を動かしにくくなりますので、身軽に動ける程度の洋服で十分でしょう。動きにくくなると転ぶことも増えますし、ケガをしやすくなるので危険防止のためにも着せすぎはよくないですね。寒いからといって温めすぎもよくないのです。
汗をかいたらすぐに着替えよう
汗で濡れた肌着を着たまま過ごしていると、体の熱を奪うため体が冷えてしまいますし、風邪をひく原因になりかねません。そうなる前に、汗をかいたら汗を拭いて着替えましょう。
夏は着替えを持って遊びに行くことが多いですが、冬は着替えを忘れてしまいがちです。体調を崩しやすい季節ではありますから、こまめに水分補給をして、汗をかいたら着替えるようにしたいですね。
特に雪遊びをしているときは、外側は雪で、内側は汗で濡れやすくなりますので、遊んだ後は早めに着替える必要がありそうです。
冬場に外でできる子どもの遊びや体験とは?
落ち葉や霜をふんで音を楽しもう
朝日を浴びると霜も溶けてしまいますから、霜が溶ける前の朝にだけ遊べる遊びをしてみましょう。キラキラと光る霜を踏んでみると「ザクッ、ザクッ」という音がして、地面に自分の足跡がつき、踏みしめる感触が何ともいえず楽しいですよ。
落ち葉があるところは、踏みしめたときにふわふわの感触を感じ、「カサ、カサ」と音がして、落ち葉のじゅうたんを歩いているようです。霜の上を歩くのとはまた違った楽しみ方ができます。
「ザクッ、ザクッ」「カサ、カサ」はこの季節にしかきくことができない音ですから、この季節の音として楽しめますね。