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【第3回】前向きに育児に向かうために!知っておきたい「母乳外来」

【第3回】前向きに育児に向かうために!知っておきたい「母乳外来」

昔からおっぱいをあげることはママにとっても、赤ちゃんにとっても大切だと言われてきました。今もそれは変わりませんが、それぞれの家庭の生活環境やママの状況に応じて、うまく母乳と付き合うことも大事になってきています。今回は、ママが気軽に相談できる「母乳外来」について、愛知県大府市にある「広川レディスクリニック」でお話をお伺いしました。

新米ママが気になるおっぱいの話(全3回)

母乳外来とはどんな場所なのか?

母乳外来とは?

母乳外来は、助産師が授乳に関するさまざまな相談や育児に関する相談にのってくれるところです。産婦人科病院の母乳外来や地域の母乳育児相談室(助産院)で行っています。

同じ「母乳外来」といっても、行われている内容はそれぞれの施設で違います。
乳房マッサージは行わず、ママと赤ちゃんを集団でお互いの悩みごとを話し、皆で共有する方法で行うところ、個別には対応しますが乳腺炎などのトラブル以外は基本的に乳房マッサージを行わず、授乳介助を主に行うところ、個別に対応し乳房マッサージも行い、乳房の状態に合わせた授乳介助を行うところなどそれぞれです。

また、日によって母乳外来を担当する助産師が違うところ、ある程度固定された助産師が担当するところもあります。

乳房マッサージを行う場合、保険適用外のため、全額自己負担(乳房マッサージ代を補助してくれる市町村もあります)となります。

なぜ母乳外来を始めたの?

今回お話をお伺いしたのは、愛知県大府市で母乳外来を行っている「広川レディスクリニック」。
まずは、開院当初から病院のサポートを始め、地域の子育て支援、講演活動なども行っている広川さん(右)と助産師の近藤さん(左)に母乳外来の立ち上げについて話していただきました。

広川さん「広川レディスクリニックが開院したのは25年前。当時のママたちから、おっぱいの相談を受けていたので、入院中だけでなく退院後も継続的にケアする時間を作りたいと考えていました。ただその頃は出産件数も多く、医師、助産師や看護師も日夜お産の対応があり、実現が難しい状況でした。

当時働いていた助産師が、桶谷式乳房管理士の資格をとり、状況が整った平成16年、その助産師とともに、院内のスタジオを利用した母乳外来を立ち上げることになりました。」

広川レディスクリニックの場合は、入院中のママのケアは院内の助産師が中心に、退院後のママのケアは地域で母乳育児相談室(助産院)を開業する桶谷式乳房管理士の助産師が中心となり、入院中から退院後も継続的にケアに隙間ができないようにサポートしています。

母乳外来は火・木曜日で行っており、一人30分の時間をとり、乳房マッサージを行って、赤ちゃんが飲みやすい状態に整えたり、乳房トラブルへのケアをします。同時にママの悩みや不安な様子があれば話を聞き、赤ちゃんの体重測定や授乳介助、育児へのアドバイスなどを伝えています。

乳腺炎など乳房トラブルがある場合には、母乳外来がやっていないときでも、院内の助産師が対応します。

院内に併設するかたちの母乳外来ということもあって、入院中の状況から産後まで、助産師同士が連携し合う環境があるため、ママへのケアが行き届きます。
近藤さん「助産師は2〜3名が常駐しており、普段から気軽に話ができるように声をかけたりしながら、おっぱいのトラブルがあるママについては、助産師が連携してケアしています。」

広川さん「一番大切なのは、退院後1週間。この時期は健診まで間があるし、乳房トラブルの対応もわからず、ママが一番不安な時期です。

だからこそ、出産した病院で見知った助産師に相談にのってもらうことが、ママの安心感に繋がり、余裕をもって赤ちゃんに接することができます。産むだけの場所でなく、その後もしっかりケアすることが役割だと考えています。」

赤ちゃんがおっぱいを飲むのをやめるまで、ママをしっかりサポートができる環境を整えているとのことです。

母乳外来を探すには?


産婦人科病院には母乳外来を設けているところと、設けていないところがあります。母乳外来がある病院でもその病院で産んだママしか利用できないところと、他院で産んだママも利用できるところがあります。

母乳外来がない病院でも、乳腺炎などの乳房トラブルの時は、医師による診察と助産師による乳房マッサージをしてくれるところもあります。それぞれの産婦人科病院に問い合わせてみましょう。

地域の母乳育児相談室(助産院)は各都道府県の助産師会のホームページで案内しています。母乳の専門の資格を取った助産師が担当している母乳育児相談室(助産院)や母乳外来は、それぞれ(桶谷式など)のホームページをチェックしてみてください。

宮崎医師によると「母乳外来の助産師と産婦人科の医師との連携はもちろん、重症な乳腺炎や乳がんなどの治療が必要な際は、乳腺外科との連携が必要になるケースもあります。乳房トラブルなど何か起こった時に、気軽に相談でき、早期かつ適切に対応してくれる場所があるということは、ママの安心感にもつながります」とのこと。


昨今、出産後の入院期間が短くなってきているため、乳房の状態が落ち着く前に退院してしまうケースも少なくありません。退院後に母乳で困ったときに相談できる場所を妊娠中から探しておくことが大切です。
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ライター紹介

南 朝子

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