ベビーラップについて知りたい!種類や素材の選び方と巻き方
ベビーラップを知っていますか?赤ちゃんを抱っこやおんぶをするのに使う抱っこ紐の一種ですが、どのような特徴があるのでしょうか。ベビーラップの特徴とどのような種類や素材があるのか、どのように使うのかなどをご紹介します。ママも赤ちゃんも安心できるように利用してみましょう。
ベビーラップの特徴について知ろう
そもそもベビーラップってどんなもの?
商品によってサイズは様々ですが、長さは約3~5m、幅は65~75cmくらいのものが多く販売されています。巻き方によって必要な長さが違いますから、してみたい巻き方に合わせて長さや幅を決めるましょう。
多くのものは新生児から使えますし、成長に合わせて巻き方や素材を変えて使うことができます。素材も綿やシルクなど色々ありますから、使う時期や季節に合わせて選べますよ。
ママとの密着度も高くなりますから赤ちゃんも安心できそうです。布一枚ですが巻き方のバリエーションが豊富で便利なベビー用品として使えそうです。
ベビーラップのメリット
まずは、赤ちゃんとママの密着度が高いことで両者に安心感が生まれます。安心するとリラックスできるので、抱っこしたらすぐに赤ちゃんが眠ってしまうかもしれませんね。
ママの体に近いほど軽く感じますので、体への負担も軽くなりますよ。長時間抱っこしていても疲れにくいのもメリットでしょう。
また、様々な巻き方がありますので成長に合わせて巻き方を変えれば、新生児から3歳くらいまで幅広い年齢で使用できます。いくつも買わなくてよいのは助かりますね。
布一枚で軽いので収納も持ち運びも楽でしょう。金具や留め金がないため洗濯もしやすく、清潔に保てるのも嬉しいポイントです。
ベビーラップのデメリット
まずは、一枚の長い布ですから、体に巻く際に布の端を引きずることで、地面や床につきやすくなってしまいます。肌に触れるものですから、土やほこりがついて汚れてしまうと困りますね。
また、ベビーラップは元々欧米で生まれたものですから、日本の気候に合わないことがあります。特に夏に使うと蒸れやすくなりますから、暑さのこもりにくい素材選びをしたいですね。
巻き方はたくさんの種類がありますから、うまく巻けるようになるのに練習が必要になるでしょう。慣れていないうちは使うのに時間がかかってしまうかもしれませんから、時間に余裕をもって使用したいですね。
ベビーラップの種類や素材の選び方
ストレッチタイプは生後3~4カ月に
伸縮するストレッチタイプは、布地が伸びる分フィットしやすく、初心者でも扱いやすいのが特徴です。体重の軽い新生児から生後3~4カ月ごろの赤ちゃんに使用することが多いようですが、体重が重くなるほど生地が伸びて不安定になりやすいですから、短期間だけ使用したいというママに向いているでしょう。
ストレッチタイプは単色のものが多く、色柄のバリエーションは少なめです。赤ちゃんが成長したら安定しにくく安全に使いにくくなりますので、その後も使い続けたければ伸びないタイプへの買い替えが必要かも知れません。
伸びないタイプは新生児から3歳ごろまで
伸びないタイプの方が伸びるタイプのものよりも、布の色柄や模様、素材などの種類が多くあります。様々な色柄や模様の中から気に入ったものをファッションの一部として選んでもよいですね。
伸びないタイプの方が長い期間使えますから、使い続けたいと考えているママは伸びないタイプを選ぶ方がよいですね。しかし、伸びない分巻き方が難しく、コツを掴んで使いこなすまでには練習が必要です。
抱っこの仕方と巻き方は説明書や動画を見ながら練習する方法のほかに講習会も開かれています。繰り返し練習して巻き方をマスターし安全に使いたいですね。
季節や好みに合わせて素材を選ぼう
また、シルク混は丈夫で吸湿性も放湿性も高いので、湿気の多い夏やデリケートな赤ちゃん肌に適しています。リネン混は吸湿性があり、ひんやりした感触で夏は快適です。耐久性に優れ、長年使用することができます。
ヘンプ混は薄くてもサポート力や吸湿性が高く、夏は快適です。使い続けると柔らかくなりなじみやすくなります。
肌に直接触れるので、肌にやさしい素材で作られているか、洗濯はできる素材か確認することも大切です。通気性のよい素材を選べば、夏でも快適に使うことができるでしょう。