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4歳児のフォローアップミルクの必要性。卒乳の仕方や必要な栄養素

4歳児のフォローアップミルクの必要性。卒乳の仕方や必要な栄養素

栄養は食事から!注意して取りたい栄養素

丈夫な骨や歯を作るカルシウム

「子どもの成長は6歳までの食事で決まる」といわれるように、子どもの食事はとても大切です。必要不可欠な栄養素の一つにカルシウムがあります。

カルシウムは、丈夫な骨や歯を作るのに欠かせませんが、血液や筋肉、神経に対しても重要な働きをすることが分かっています。大人になってからも大切な栄養素ですから、積極的にとりたいですね。

カルシウムは乳製品、小魚、豆に多く含まれていますが、野菜でも小松菜や切り干し大根、水菜にも含まれています。できるだけ意識をして食事に取り入れたいですね。

ミルクの代わりに牛乳が飲まれるのも、このカルシウムを摂るためなのです。急速に成長する時期だからこそ十分な量を摂取する必要があるのですね。

体の土台を作るタンパク質

体の土台である筋肉や血液を作るためにはタンパク質が必要になります。タンパク質は体重の1/5をしめているのです。かなりの割合ですね。

タンパク質の中には私たちの体の中で作り出すものと、体の中では作り出せず、食事でしか摂取できないものがあります。そのため、食事でタンパク質を摂取することが大切になるんですね。

子どもの成長に必要なタンパク質は10種類あり、どれか一つでもかけてしまえばバランスが崩れてしまいます。タンパク質は「質」が重要ということになるわけです。

良質なタンパク質を含んでいる食材は、肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などです。これらの食材をバランスよく取り入れた食事を食べるよう努力したいですね。子どもだけでなく、大人にもいえることですよ。

酸素を運ぶヘモグロビンの原料!鉄

私たちの体には血管が全身に通っていますよね。血管の中を流れている血液には鉄が原料のヘモグロビンが含まれていて、体中に酸素を運んでくれているのです。

原料になる鉄は、摂取するのが難しく、消費も激しくされますので、意識して摂取する必要がある栄養素の一つです。鉄には、肉、魚、レバーなど動物性食品に含まれるヘム鉄と、野菜、海藻、大豆など植物性食品に含まれる非ヘム鉄があります。

ヘム鉄の方が体への吸収がよく、非ヘム鉄はビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に食べると吸収がよくなりますので、野菜や海藻や大豆と肉や魚や果物と組み合わせるとよいようです。

体への吸収を効率的にするように食事を作り、子どもに必要な栄養素を積極的に摂取しましょう。

まとめ

子どもの体に必要な栄養素を不足させないために「フォローアップミルク」は飲むミルクになります。食事を十分にとっている子であれば「フォローアップミルク」は必要なさそうですね。

4歳児ですでに十分な食事をとれているようでしたら、「フォローアップミルク」をうまく利用して卒乳したいですね。家族みんなで食卓を囲み、カルシウム、たんぱく質、鉄、を含んだ食事をとることで、子どものペースを大切にして卒乳を目指しましょう。
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