
動き回る新生児の理由は?親子の絆を深める理解と注意するポイント
赤ちゃんが動き回るときの注意点とは?

周囲に危ないものを置かない
手足をバタバタさせているだけでも、周りにあるものにぶつけることがありますので、危ないものは置かないようにしましょう。
ベビーベットに寝かせているのであれば、周りに危険なものはない可能性は高いですが、床に寝かせているときは危険なものが側にある可能性がありますね。
足元や手の側に硬い物があれば、ぶつけてケガをするかもしれませんし、布団やタオルケットも危ないものになる可能性もあるのです。ベビーベットにタオルをかけておくと、バタバタした振動で赤ちゃんの上に落ちることもあるので、危ないですよ。
ベビーベッドの場合サイドガードを付けよう
そんなときに、赤ちゃんをベッドの柵から守るためのサイドガードがありますね。このサイドガードをつけようと考えているママは、新生児のうちからつけておくことをおすすめします。
新生児でも手足をバタバタとさせますので、寝かせる場所によっては、柵にぶつけてしまう可能性があるからです。また、少し高さのあるサイドガードは、エアコンの風が直接当たることを防いでくれますよ。色々とあるサイドガードからママの好きな模様や色の物を選んでもよいですね。
布団やタオルでの窒息に注意
赤ちゃんが眠っていない状態で布団をかけているときは、ママが注意して見ておくことが必要です。もし、ママが見たときに赤ちゃんの顔に布団が乗っていて、赤ちゃんの意識がない場合や、けいれんを起こした場合はすぐに病院に連れて行きましょう。
赤ちゃんが元気でいれば、心配はありませんが、注意をしてみる必要がありますね。赤ちゃんが眠っているときは、手足を動かすことはほどんどありませんので、ママも一緒に赤ちゃんと眠っても大丈夫でしょう。
原始反射を利用して親子で遊ぼう

把握反射でママの指をにぎにぎ
赤ちゃんの手のひらにママの指を乗せてみてください。赤ちゃんがぎゅっと握りしめてくれますよね。これは、原始反射のなかの把握反射で、本能的に手のひらを刺激されると握るのです。
握りしめる力はかなり強く、赤ちゃんがママの手を握ったまま上に持ちあげると、そのまま赤ちゃんは手を離さずに身体を起こすぐらいの力があるのです。それだけしっかりと握るのですね。
赤ちゃんの可愛い手で握られたら、ママの方が幸せを感じられますよ。
足底把握反射で足裏遊び
この足底把握反射は「サルが足の指を踏ん張って母親から落ちないようにしていた名残り」とも考えられています。この足底把握反射は1歳前後の歩く頃には消失してしまいます。この反射が残っていたら歩けませんからね。可愛いサイズの足の指をぎゅっとまげるのを見るのも一時期にしかすぎません。
たった数カ月だけみられる反射として、小さくて可愛い足の裏を刺激して遊ぶのも面白いですよ。赤ちゃんとママのスキンシップの一つとして試してみませんか。
ギャラン反射で背中クネクネ
まずは、赤ちゃんを大人のひざの上にうつぶせに寝かせた状態にします。次に、指先で肩甲骨から背骨に沿って、背骨を中心とした左右どちらか側を上から下にゆっくりこすります。
すると、赤ちゃんは、こすられた側へ体をクネッと反らせるのです。クネッとした姿はほかに見ることのない動きだけに可愛く見えますよ。ぜひ、ママもやってみてください。
生後5カ月頃には消失してしまいますから、これが見られるのも期間限定です。
まとめ
もし、赤ちゃんが楽しそうに手足をバタバタさせていたら、好きなだけさせてあげましょう。泣きながらバタバタしていたら、何かをしてほしいというママへのサインかもしれません。
乳幼児の時期にしか見られない反射を刺激してスキンシップをしながら、ママと赤ちゃんの絆を深めていきましょう。