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子育て中の賃貸物件探し。快適に住むための家探しのポイントをご紹介

子育て中の賃貸物件探し。快適に住むための家探しのポイントをご紹介

子育て世帯の家賃補助制度

一部の自治体では、民間の賃貸住宅に住んでいる場合でも家賃補助を受けられる制度があります。さきほどお話しした賃貸住宅特定優良賃貸住宅とは違い、一般の賃貸物件を借りた場合でも、自治体が指定した一定条件を満たしていれば家賃補助を受けることができます。

この制度は、市内にある民間賃貸物件の家賃の一部をその地域の自治体が補助することにより、家族連れを市内に呼び込み、街を活性化させることを目的としています。もし、ママとパパが特に住む地域にこだわりがないのなら、こういった家賃補助制度が充実している地域で物件探しをしてみてもよいですね。

不動産会社のサイトなどでも、家賃補助がある物件を条件検索できるので、気になる地域があればまずネットで検索したり、地域の区役所などで相談したりしてもよいですね。申請する場合、引っ越した日から半年以内にしなければならないなど、期限があるので注意しましょう。

ほかにも、各地域の自治体により様々な補助制度があるので、子育て家庭が利用できる制度があるか、ぜひチェックしてみることをおすすめします。

ファミリー向けの賃貸の物件の広さは?

2LDK以上の部屋がおすすめ

子育て世帯が住むのなら、2LDK以上の部屋がおすすめです。子どもが1人なら2LDKでも十分暮らせます。

寝室が2部屋あるので、子どもが小さいうちは1部屋を家族の寝室にし、もう1部屋を子どものプレイルームにしてもよいでしょう。子どもが小さいうちは、キッチンに隣接したダイニングでのびのびと遊ばせながら、ママはキッチンで料理をすることもできますよね。キッチンからダイニングを見渡せるので安心です。

子どもが2人いる場合なら3LDKがおすすめです。夫婦の寝室と各子どもの部屋を確保することができます。子どもたちが小さいうちは、子ども2人で同じ部屋を使うようにし、残った部屋はプレイルームや収納スペースにしてもよいでしょう。

あると便利な部屋、設備

子どもがいると、どのような部屋や設備があると便利なのか気になりますよね。戸建てなら、庭があると子どもを遊ばせることもできますし、ちょっとした家庭菜園を子どもと楽しむこともできますよね。

マンションなら、キッズスペースがあるマンションがおすすめです。マンション内にある住人向けのキッズスペースなら、同年代の子どもを持つママとも知り合うことができますし、雨の日公園にいけなくとも、そこで遊ばせることができますよ。

キッチンは、オープンキッチンもしくはセミオープンキッチンのタイプがよいでしょう。キッチンでママが家事をしながら、子どもを見守ることができます。ほかにもリビングに隣接した和室があると、子どもが遊び疲れて昼寝したいときなどにも便利です。

収納スペースが多いと便利

子どもと暮らすと、赤ちゃんのときはおむつやお尻ふきのストックを置く場所など、広い収納スペースが必要になってきます。子どもが成長してからも、おもちゃや衣類はもちろんのこと、手押し車や三輪車、自転車などかさばる道具も増えてきます。

できるだけ収納スペースが充実している物件を探すように心がけたいですね。シューズインクローゼットがついている物件もおすすめですよ。

シューズインクローゼットはその名の通り、靴を収納できるのはもちろんのこと、ベビーカーや3輪車、キックボードなど大型の道具も収納することができるので便利ですよ。外遊びから帰宅したら、靴を履いたまま片づけることができるので、室内を汚す心配もありません。

ストレスをなくす物件の条件とは?

子ども部屋がつくれる物件を選ぶ

子どもが小さいうちは、特に子ども部屋は必要ないと考えるママも多いと思います。しかし小学校中学年ぐらいになると、子どもにもプライベートスペースが必要になってきます。のちのち子ども部屋がつくれる物件を選んだ方が「子ども部屋どうしよう」というストレスを抱える心配がありません。

また、小さい間は子ども部屋をプレイルームにし、おもちゃで散らかして遊んでよいのはそのスペースだけにするというように子どもと決めると、「いつも家の中がおもちゃで散らかっている」というママのストレスを軽減することもできます。

子どもにも「プレイルームのおもちゃは自分で片付けること」と言い聞かせれば、自分で片付けることを学ぶよいきっかけにもなるでしょう。

ママの実家から近い物件を選ぶ

子どもが小さい間は、ママが子どもと家で2人きりになる時間が長いため、育児ストレスを抱えてしまうことも多いと思います。育児に疲れたときや、育児に悩んだときなど、近くにママの実家があると心強いことでしょう。

ママの実家から近い物件を選べば、実家の両親に育児相談をすることができますし、ママが歯医者や美容院に行きたいときなどにも、子どもを預けることができるので助かりますよね。

逆に、パパの実家から近い物件だと、ママも義両親には気を遣ってしまい、なかなか頼ることも難しいと思います。ママの実家から近い物件を選ぶ方がママのストレスも少なく、のびのびと育児をすることができることでしょう。

しかしときどきは孫の顔を見せにパパの実家にも遊びに行くようにしたいですね。

職場から近い物件を選ぶ

共働き夫婦の場合、職場から近い物件を選ぶのもよいでしょう。子どもを保育園に預けてから仕事に行く場合も、職場、家、保育園の三つが近距離にあると、通勤や通園時間を節約することができます。

特に朝は、ママの身支度や子どもの登園準備などでバタバタと慌ててしまいがちです。職場が近ければ、朝の時間に余裕を持つことができるのでママのストレスも減りますよ。通勤時間が節約できれば、その分子どもと一緒に長い時間過ごすことができ、親子のコミュニケーションもしっかりとることができます。

さらに職場と家が徒歩圏なら、交通費の節約にもなりますよ。通勤は毎日のことなので、どれだけ通勤時間を減らせるかは物件探しにおいて大切なポイントの一つです。

まとめ

今回は、子育て中の物件探しをするときに気をつけたいこと、選ぶポイントや条件などについてお話ししましたが、いかがでしたか?子連れで住む場合は、大人だけで住む物件探しとは違い、子育てに適した広さや間取り、周辺環境のチェックをすることが大切です。

これからここでどのように子育てをしていくのか、頭の中でシュミレーションをしながら、ママがのびのびと子育てを楽しむことができる環境が見つかるとよいですね。自治体の制度なども上手に利用して、快適な住まいを作っていきましょう。
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