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新生児の特徴を知る。身長体重や能力、原始反射など身体の特徴を紹介

新生児の特徴を知る。身長体重や能力、原始反射など身体の特徴を紹介

赤ちゃんが生まれたら、健康に育ってくれるのか、平均的な成長をしてくれているのか心配になりますよね。新生児はどのような特徴があって、どのように成長していくのでしょうか?新生児の身体の特徴を知るために、平均身長や平均体重、能力、原始反射を中心にまとめてみました。

個人差が大きいウンチの特徴

新生児の特徴、平均体重や平均身長を紹介

新生児とはいつまで?

赤ちゃんが生まれてからの日数で呼び名が違うことを知っていますか?新生児と呼ぶのはどの日数のときなのでしょうか。

世界保健機構(WHO)は新生児期を、生後28日未満の赤ちゃんと定めています。生まれた日を0日として、7日までの期間を「早期新生児期」、残りの期間を「後期新生児期」と呼びます。

早期新生児期は、赤ちゃんも生まれた病院で過ごすことが多いですよね。この時期は、ママのお腹の中から外に出て、外の世界に適応するための時期といわれ、看護を受ける時期とされています。

後期新生児期には、退院してママや家族と生活しながら、成長することになります。このたった1カ月ほどの赤ちゃんを「新生児」というのです。

新生児の平均身長と平均体重

新生児は生後1カ月頃までの赤ちゃんを指しますが、平均身長と平均体重はどのくらいなのでしょうか。

厚生労働省が発表している平成22年の調査によると、男の子の生まれたときの平均身長が48.7cm、平均体重は2.98kgです。女の子の平均身長は48.3cm、平均体重は2.91kgです。

男の子の方がやや大きめですが、体重や身長は生まれた週数や単胎か多胎かなどの影響を受けるため、個人差が大きいのです。

生後1カ月になると男の子の平均身長は55.5cm、平均体重は4.78kg。女の子の平均身長は54.5cm、平均体重は4.46kgになります。1カ月で身長は約6~7cm、体重は約1.5~1.8kgも増えるのです。

生理的体重減少で数日間体重が減る

赤ちゃんが生まれてから数日は体重が減ります。産院によっては、赤ちゃんの体重が出産したときの体重よりも多くならないと退院させてくれないところもありますね。

生まれたばかりの新生児は、おっぱいやミルクをまだ上手に飲むことができません。飲む量が少なくても、汗やおしっこやうんちで出る量の方が多いですから、体重が減ってしまうのです。この体重が減少することを生理的体重減少といいます。

一般的には生後2~5日までに10%未満の生理的体重減少が起こります。ですから体重減少があっても心配いらないということですね。おっぱいやミルクが上手に飲めるようになってくる生後7日頃には、生まれたときの体重ぐらいになるでしょう。

新生児の能力はどんなものがあるの?

産声をあげて誕生を知らせてくれる

赤ちゃんがお腹の中にいる約10カ月間は、幸せと同時につらさや痛さを感じることもありませんでしたか?陣痛がきて「おぎゃー」という産声を聞いたとたん、今までのつらさや痛さ、陣痛の痛さも忘れてしまうから不思議ですよね。

それだけ赤ちゃんの産声にはすごい力があるのでしょう。もし、赤ちゃんが生まれても、産声が聞こえなかったら、赤ちゃんに何かあったのかと心配になりますが、あの産声を聞いただけで「赤ちゃんは元気なんだ」と安心させてくれるのですから。

赤ちゃんは、ママのお腹の中にいるときは、胎盤から酸素を得ています。このときはまだ呼吸をしていないわけです。

出産して外に出た瞬間に、酸素を得るために、大きな深呼吸をして空気を吸い込みます。その後、肺に空気が流れ込んで大きく膨らみ、産声とともに大きく息を吐きだすことで肺呼吸が始まるのです。

ですから、産声は赤ちゃんが「初めて呼吸ができたよ。生きているよ」と教えてくれることでもあります。ママは、この産声を聞くだけで、赤ちゃんの無事を知ることができ、感激して涙もながれてくるのかもしれませんね。

声や匂いでママのことがわかる

赤ちゃんがお腹にいるときに、ママやパパは色々と話しかけたのではないでしょうか。お腹の中にいる赤ちゃんは、28~30週を過ぎると聴覚が発達しますので、ママやパパの声も聞こえるようになります。

ママやパパの声は生まれる前から聞こえていますので、新生児はママやパパの声を覚えているでしょう。新生児にとってママやパパの声は慣れ親しんだ声なので、生まれてすぐにママやパパと分かるのかもしれませんね。ママやパパという概念はないでしょうから、「いつも声を聞いていた人、安心できる人」といった認識かもしれません。

また、聴覚だけでなく、嗅覚も早くから発達する感覚です。赤ちゃんはママの匂いをかぎ分けられるといわれています。特にママの母乳をかぎ分けられるといわれており、いくつかある母乳の中からママの母乳がわかるというのです。

大人になってからは、母乳の匂いをかいでも、どの匂いが自分のものか分かりませんが、赤ちゃんは分かっているというのですから、すごい能力ですね。赤ちゃんが生きていくために必要な能力でもあるのでしょう。

新生児の原始反射の特徴を三つ紹介

モロー反射(新生児期~4カ月)

原始反射とは、赤ちゃんが生まれたときから備えている反射的な運動のことをいいます。赤ちゃんが危険から身を守り、また運動機能の発達のためになくてはならない運動なのです。

その中の一つにモロー反射があります。モロー反射は、0~4カ月の間にみられる原始反射で、大きな音がするときや、身体が傾いたときに、手足をビクッとさせてゆっくりと万歳をするように腕を広げます。まるで、何かにしがみつくような姿勢にみえるでしょう。

このような姿勢をすることで、自分の身を守ることと、ママやパパに外部刺激から守ってほしいとメッセージを送るのです。言葉で伝えられない分、身体でサインを出すのですね。4カ月を過ぎる頃にはみられなくなります。

把握反射(新生児期~6カ月)

新生児の手のひらを触ったら、ぎゅっと握ってくれますよね。小さな手に握られると、可愛くて嬉しくなります。でも、この時期は赤ちゃんの意志で握っているのではなく、把握反射という原始反射の動きで握っているのです。

把握反射も外の刺激から自分の身を守るためにあらわれる反射の一つです。赤ちゃんがママにしがみつき、ママから落ちないために備わっているとされています。

把握反射は生まれてからすぐにみられ、4~6カ月頃には消失します。原始反射が消失したら、自分の意思で手を握ったり開いたりできるようになるのです。

把握反射があらわれない場合は、脳や脊髄に障害を抱えている可能性もありますから、心配な場合は病院にいって診てもらいましょう。

吸てつ反射(新生児期~6カ月)

新生児は、乳首を近づけると吸い付いてちゅうちゅうと吸います。これも吸てつ反射という原始反射の一つです。口の中に入ってきたものを吸うのですから、乳首だけでなく、哺乳瓶や指も口に近づけると吸ってきます。

この吸てつ反射も生まれてからすぐにみられ、5~6カ月に消失します。この頃は離乳食を始める時期でもありますが、スプーンを口の中に入れても吸い付かないですよね。吸てつ反射が消失しているということです。

吸てつ反射があらわれない場合は、低体温の状態になっていることや、前頭葉など脳に障害がある場合も考えられます。吸てつ反射が弱いと栄養補給が不十分になる可能性がありますので、どの原始反射も赤ちゃんが生きていくために大切な反射なのですね。

新生児のデリケートな肌の特徴を紹介

新生児の皮膚の特徴とは?

「おぎゃー」といって生まれてくる赤ちゃんは、全身赤色をしていますよね。新生児は肌の下の血管が見えるほど薄い皮膚をしていて、柔らかくて張りのある肌をしています。

角質層は大人の1/3~半分ほどしかありませんので、とてもデリケートです。ママのお腹の中では、羊水に囲まれていますが、出産することで外気に触れますから、皮膚の機能が未熟な状態で生まれてくるのですね。

新生児は体が小さいのに、すでに大人と同じ数の汗腺がありますから、汗をかく量も多くなります。汗はかきやすいのに毛穴が小さいので、汗や皮脂の汚れが詰まりやすいです。

また、新陳代謝が活発ですので、肌の再生力もすごいのです。赤ちゃんの肌は大人とは違いますね。

新生児の胎脂の役割とは?

赤ちゃんが生まれてくるときは、つやつやとしていますよね。つやつやに見えるのは、白いクリーム状のものに包まれて生まれてくるからなのです。この全身についている白いクリーム状のものを胎脂といいます。

この胎脂は脂肪分ではなく、保水性に優れた「分岐脂肪酸コレステロールエステル」という成分でできています。この胎脂が赤ちゃんの肌を、外部からの刺激や乾燥から守ってくれるのです。天然のクリームや保湿剤のようですね。

新生児は胎脂やママからもらった免疫のおかげで、肌あれを抑制し、細菌やウイルスなどがからだに侵入するのを防いでくれます。風邪も引きにくくなるのですよ。胎脂は約1カ月間は赤ちゃんの肌についていますが、次第に自然と取れてきます。

新生児の肌のケア用品は?

新生児の間は胎脂に肌を守ってもらっている状態ですが、肌はとてもデリケートな時期でもあります。赤ちゃんの肌は薄くて柔らかいですから、沐浴するときも使うせっけんには気を付けたいところです。

敏感な赤ちゃんの肌には、刺激を押さえた乳児専用のせっけんやクリームがよいでしょう。赤ちゃんの肌用に作られているので安心です。よく泡立ててから使いましょうね。

ほかにはベビーオイル、馬油、ホホバオイル、オリーブオイルが新生児でも安心して使えるケア用品です。ママの肌に試してみてから、大丈夫であれば赤ちゃんに使うようにすると、より安心ですね。新生児の肌はまず清潔にしてから、潤いを与えて、外部の刺激から守ることが必要ですよ。

新生児の赤ちゃんの身体の特徴を紹介

平熱は36.5~37.5℃

赤ちゃんの体調が知りたいときは、ママが赤ちゃんの様子から判断することになります。そんなときの判断材料として体温があります。赤ちゃんは平熱から1度上がったら、熱があると判断することもありますから、平熱がどのくらいかを知っておくことが必要でしょう。

平均的な平熱は、大人より高めの36.5~37.5度です。それぞれの赤ちゃんによって違いますから、普段から平熱をはかっておくと安心です。1日4回はかっておくと赤ちゃんの体調のリズムも分かりやすくなりますね。

新生児は周囲の環境の影響を受けやすいですから、周囲が暑いと高めになり、寒いと低めになります。周囲の環境も整えながら、赤ちゃんの体温をはかってみましょう。

個人差が大きいウンチの特徴

新生児がウンチをする回数は、個人によって幅があります。1日に3回ほどウンチをする子がいれば、10回近くもウンチをする子もいるのです。

ミルクを飲んでいる子より、母乳を飲んでいる子の方が、ウンチが柔らかく回数も多いようです。ウンチが水のようであっても心配しないでくださいね。新生児のウンチは水っぽいウンチで普通なのです。

ウンチの色も色々ですよね。黄色、緑色、茶色と様々です。これらの色ならば大丈夫ですが、赤色や白色の場合は病気の可能性が出てきますから、出たウンチを持って病院にいって診てもらってくださいね。

ウンチも赤ちゃんの体調を知る大切なものです。普段からウンチを確認しておくと、いざというときに安心ですよ。

頭がペコペコ動く大泉門

新生児のおでこの上の当たりに柔らかくて、ペコペコ動く部分がありませんか。これは「大泉門」といい、新生児なら誰でもあります。

赤ちゃんの頭はいくつかの骨が組み合わさってできています。ママのお腹の中にいるときは、まだ十分にくっついていません。ですから、ママの産道を通るときに頭を小さくして生まれてくることができるのです。

分娩のときは、赤ちゃんも頭を小さくしてママと一緒に頑張って生まれてきてくれるのですね。大泉門は新生児ではまだくっつきませんが、10カ月頃から小さくなり始め、1歳6カ月頃には分からなくなるでしょう。

やさしく触る程度なら大丈夫ですが、硬い物をぶつけると脳が損傷することもありますから、気をつけましょう。

まとめ

生まれてから約1カ月の新生児という時期は、ママのお腹で守られてきた環境と違い、初めて外気に触れ多くの刺激を受ける時期になります。赤ちゃんが本能的に身を守るために原始反射がみられ、ママの声を聞きわけ、匂いでママも分かるというすごい能力も持って生まれてくるのです。

新生児期は、まだまだママが面倒をみないと生きていけない時期です。産後1カ月というつらい時期のママも自分を大切にしながら、初めて外の世界に触れる新生児期の赤ちゃんを大切に見守ってくださいね。

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