乳児の寝かしつけが楽に!寝かしつけの準備と方法について
慣れない赤ちゃんの育児の中で、特にストレスを感じるお世話が「寝かしつけ」というママも多いようです。色々な寝かしつけ方法を実践しても、上手くいかなくてイライラしてしまうときもありますよね。ここでは、赤ちゃんの寝かしつけが少しでも楽になるコツを、いくつかご紹介します。
乳児の寝かしつけには色々な準備が必要
お腹をいっぱいにして、おむつ交換しよう
毎日寝かしつけの30分程前には、赤ちゃんのお腹がいっぱいになるまでゆっくり授乳しましょう。おむつが汚れていても不快感があるため、授乳前後におむつが汚れていないかもチェックしてくださいね。
おむつが汚れていると、赤ちゃんは気持ちが悪くてぐっすり眠ることができません。また、汚れたままの状態で放っておくと、おむつかぶれの原因にもなります。赤ちゃんのおむつは夜中であっても、清潔な状態を保ちましょう。
寝る場所の環境を整えよう
室温に合わせてエアコンで調節が必要ですが、エアコンは室内が乾燥するので要注意です。湿度が低ければ加湿器を置いたり、洗濯物を干したりして上手に湿度を調節しましょう。
加湿器を室内に置く場合は、赤ちゃんの手に届かない場所に置くことが重要です。特に、ハイハイやつかまり立ちを始めると行動範囲が広がるため、安全な場所に加湿器を置いてくださいね。
寝る前までにたくさん抱っこしよう
特に、たくさんの人に会った日や、いつもと違う場所にお出かけをした日など、赤ちゃんにとって刺激的なことがあった日は寝かしつけに時間がかかる可能性があります。赤ちゃんは緊張や疲れでなかなか眠ることができず、ぐずるときも多いでしょう。
そんな日は、寝かしつけまでにたっぷり赤ちゃんを抱っこして「今日はこんなことがあったね」「知らない場所でも頑張ったね」とママが優しく赤ちゃんに話しかけると、赤ちゃんはママの声に安心します。ママは忙しいかもしれませんが、寝る前は赤ちゃんをたくさん抱っこしてスキンシップを取ると赤ちゃんも安心して眠れますよ。
ママたちが実践する寝かしつけのコツ
入眠パターンを決めて毎日行う
毎日寝る前に同じ行動を繰り返すことで、その行動を取ると自然と眠たくなるようです。赤ちゃんも同じで、毎日寝かしつけの前にママが絵本を読む、歌を歌うなどを繰り返していると「もう寝る時間なんだ」と覚えて寝かしつけがスムーズになりますよ。
入眠パターンはなるべく同じがよいので、続けやすいものを選びましょう。思わず笑ってしまう絵本やアップテンポの歌は赤ちゃんが興奮するため、ゆったりとした優しい物語や歌を選んでくださいね。
乳児が眠たくなったサインを見逃さない
赤ちゃんが眠たいサインを出したときが、スムーズに寝かしつけるチャンスです。赤ちゃんの出す小さなサインを、ママが見逃さないことが大切ですね。赤ちゃんの出すサインは色々ありますが、赤ちゃんの目を観察すると眠たいかが分かりやすく、ママも気づけるでしょう。
眠たくなると目が充血し、頻繁に目をこするしぐさをします。また、目をつむりながらぐずぐず泣いているときも、「眠たいけれどうまく寝られない」というサインです。このサインを見逃さずに、上手く寝かしつけできるとママも楽になりますよ。
寝たと思ってもすぐに布団に寝かさない
「布団に寝かせるのが早過ぎて、また一から寝かしつけをしなくてはいけなくなった」と、寝かしつけに何度も失敗するママも多いようです。赤ちゃんは眠りについてからしばらくの間は睡眠が浅い状態なので、ママのぬくもりがなくなってしまうとすぐに気づいて起きるようです。
赤ちゃんが寝たと思ってもすぐに布団に寝かせるのではなく、睡眠が深くなったタイミングで寝かせるようにすると起きる心配がないですよ。