出産のときに祖父母はどこまで援助する?祖父母にお願いしたいこと
出産はママにとっては大仕事です。パパのサポートはもちろんですが、できれば祖父母の援助が期待できれば、いざというときに心強いと思いませんか。とはいっても、どんなことをどこまでお願いしてもよいのか気になりますよね。今回は祖父母にお願いしたいこと、できそうなことを中心にご紹介していきます。
出産はママひとりで乗り越えることは大変!
入院中の身の回りのことは誰かに頼りたい
ママによっては、安静中だったり、1人で動くのが危険だったり、誰かの介助が必要だったりします。また、念入りに入院準備をしたとしても、実際に入院してみるとほかにも欲しいものが出てくるときもありますよね。
そのようなときに、誰か頼れる人がいてくれると心強いですよね。気兼ねなく頼れるパパが1番よいでしょうが、仕事があり長く病院にいるのは難しいものです。
入院中の身の回りのことは、できれば祖父母など身内に頼りたいママがほとんどのようです。
産後は思うように動くことができない
出産はかなりの体力を使い、出血も伴うので、産後の体はダメージを負っている状態といっても過言ではありません。
また、妊娠中にゆっくりと変化した体を、産後は一気に戻そうとするために体に大きな負担がかかります。大きくなった子宮が元に戻ろうと収縮するときに起こることを後陣痛と呼び、かなりの痛みを感じるママもいます。
そのほかにも、腰痛やおっぱいの張り、恥骨痛などの様々な症状や、赤ちゃんのお世話で寝不足になっていますので、思うように体が動きません。
特に帝王切開で出産をした場合は、しばらくは立ったり歩いたりするのも辛いママもいます。
新生児を連れて買いものは難しい
とくにスーパーなどは、食品の売り場によって温度差があったり、多くの人の出入りがあります。新生児を連れて行かなくてはいけないときは、ブランケットを持って行ったり、開店後の比較的人の少ない時間帯を選んで行きましょう。
また、赤ちゃんを連れてたくさんのものや重いものを買うのは避けたほうが無難です。抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしながら重い袋を持って歩くのは大変ですし、ベビーカーにかけてバランスが崩れたら大変ですよね。
休みの日にパパに一緒に買いものに行ってもらったり、ネットスーパーなどを利用したりして、ママと赤ちゃんの負担を減らしてくださいね。
出産のときに祖父母にここをお願いしたい
祖母は一番身近な心強い先輩ママ
自身が出産、子育てを経験しているので、いわなくても細かいことや必要なことに気づき手を差し伸べてくれるなど、とても助かりますよね。
また、赤ちゃんのことで悩んだときも、話を聞いてもらったり、アドバイスをしてくれたりと、精神的にも支えになってくれます。
安心して任せられるので、赤ちゃんのお世話から家事、買いものまで頼み、パパより頼りにしてしまうママもいるようです。
こころよく請け負ってくれる祖母、ことに実母にはついつい甘えてしまいがちですが、祖母の体力や予定も考え、頼み過ぎないように注意してくださいね。
里帰り出産は新米ママの強い味方!
陣痛がきて1人で病院に行くのは大変です。もし夜中でも、祖父母が一緒に車やタクシーで行ってくれれば安心ですし、ママが自分で荷物を持つ必要もありません。
また、産褥期と呼ばれる産後3週間は、赤ちゃんのお世話に専念し、そのほかはなるべく横になり、体を休めたほうがよいといわれていますが、自宅に戻ればそうはいかないですよね。
里帰り出産なら、身の回りの家事全般をしてもらえたり、赤ちゃんを抱っこしてもらったり、ママはゆっくり休むこともできます。
しかし、里帰り出産は祖父母にとって体力的にも負担になるものです。頼ってばかりではなく、自分でできそうなことはやっていきましょう。
上の子の世話や忙しいパパの食事も助かる
産後のママは赤ちゃんのお世話に時間を取られてしまい、上の子が寂しい思いをしてしまうことがあります。
祖父母からの呼びかけは上の子を中心にしてもらったり、少しの間赤ちゃんを祖父母に頼み、ママと上の子の時間を作ったりするのもよいですね。
近頃は料理をしてくれるパパもいるようですが、仕事で忙しいパパのために食事を用意してもらえると助かりますし、外食やテイクアウトより栄養面でも安心です。
毎日は大変なら、平日だけお願いする、作り置きができる料理を作ってもらうなどの方法もありますね。
離れている祖父母にお願いしたいことは?
食材や日用品など必要なものを支援
食料品であれば、野菜や果物などの生鮮食品よりは、お米や乾麺、パックのご飯やカップの味噌汁やスープ、レトルト食品などのほうが使い勝手がよく、腐らせてしまう心配もありません。
日用品ならトイレットペーパーや洗剤、タオルなどの無くなると困るものや、買いものに行くことが難しいママの下着や基礎化粧品を頼むことが多いようです。
そのほかにも、手作りの郷土料理や地方限定のお菓子などが嬉しかったママもいるようですよ。