新生児のママは寝る時間がない!睡眠時間とママのサポート体制作り
新生児の赤ちゃんは寝ているイメージがあるので、「赤ちゃんがいると寝る時間がない」と妊娠しているころから覚悟しているママは少ないでしょう。しかし、生まれてみると育児や家事に大忙しになり、寝る時間がない現実を知りますよね。ここでは、忙しいママはどうやって寝る時間を作っているのかなどをご紹介します。
新生児の育児でママが眠れない理由
新生児は目を覚ましやすい
赤ちゃんは生まれてから何カ月もかけて体内時計が成長し、生活リズムが整ってきます。新生児のころは朝は起きる、夜は寝るという生活リズムが整っていない状態です。
人にはレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)があり、赤ちゃんは約1時間の間にこの二つの眠りを行き来しています。赤ちゃんはレム睡眠のほうが多いので、ちょっとした音やママが抱っこして移動しただけでも起きてしまいます。
また、突然手が上がったり足がビクッとしたりする「モロー反射」をしたときに、起きてしまうこともありますよ。
新生児のお世話や家事でママは寝られない
また、赤ちゃんがぐっすり寝てくれたとしても、溜まっている家事(料理・洗濯・掃除など)をこなさなければなりません。赤ちゃんが起きているときは赤ちゃんに手がかかって家事が進まないので、寝ている間に家事をしているママは多いですよね。
赤ちゃんのお世話や家事をしていると1日があっという間に終わってしまうので「今日も全然眠れなかった」と、睡眠不足の日が続くママはたくさんいますよ。
育児への不安や心配から眠れないことも
特に、初めて育児をするママは赤ちゃんが寝ているときも「おむつは濡れていないかな」「ミルクが喉に詰まらないか不安」「赤ちゃんがちゃんと息をしているのか心配」など、赤ちゃんのことが気がかりで寝不足になるママもいます。
育児のことで色々と悩んでいると、せっかく赤ちゃんがぐっすり寝ていてもママは安心して眠れませんよね。育児への不安などを少しでも解消していくことも、ママの快眠には大切でしょう。
ママは短時間でも寝る時間を確保しよう
家事は完璧ではなく手抜きでOKにする
しかし、育児をしながら家事を完璧にこなすというのは、ママにとって大きな負担となります。ママの寝る時間を確保するために、少しは家事を手抜きしてもよいでしょう。
また、赤ちゃんが起きている間は家事を進めることが難しいので、赤ちゃんが寝ている間に進めようと思いがちですが、そうすると結局ママがちょっと休憩する時間もなくなります。
赤ちゃんが寝ている間に家事を進めるのもよいのですが、家事は上手に手抜きして日中もママの寝る時間を確保しましょう。
赤ちゃんが寝たらママも休憩して寝る
「日中は、なるべく赤ちゃんの寝ている時間に家事を頑張ろう」と思い、赤ちゃんが寝ている間に家事をしたり、ご飯を食べたりして、寝ないで過ごしていると、ママの寝る時間はいつになるのか分かりませんね。
ママが元気に育児をこなしていけるようにするには、体を休めることを優先することも必要です。赤ちゃんが寝たときはママも休むチャンスなので、短時間でも横になって体をやすめましょう。
睡眠のためにスマホはほどほどにする
スマホは目が疲れるだけではなく、脳が刺激されて活発になってしまいます。ですから、横になっていても体は休まっていない状態なのです。
また、スマホは「ちょっとだけ…」と思って見ても、長時間集中して見てしまう方が多いでしょう。「スマホに疲れて休もうと思ったときには、赤ちゃんが起きて泣きだした」という経験をしたママもいますよね。
スマホを見ることが気分転換になるというママもいるとは思いますが、それで睡眠不足になるとストレスにつながります。スマホはほどほどにして体を休めることが大切ですよ。