新生児のママは寝る時間がない!睡眠時間とママのサポート体制作り
ちょっとした工夫で睡眠の質を高めよう
睡眠は時間だけでなく質も大切
寝る時間が短くても睡眠の質をよくすることで、疲れも取れやすくすっきりとした目覚めになりますよ。先ほどご紹介したように、家事を手抜きしたり、赤ちゃんと同じ時間に寝たりなど、短時間でも寝る時間を確保できそうなら睡眠の質を高める工夫をしてみましょう。
ただ、「睡眠の質はどうすれば高められるのか」ということが気になりますよね。よくいわれるのは、生活リズムを整える、適度な運動を行うなどですが、新生児の育児中のママには難しいかもしれません。睡眠の質を高めるために、ママが簡単にできる方法をこの後の記事でご紹介しますね。
寝る前に飲み物で体を温める
具体的にどのような飲み物が安眠に効果的なのか、いくつかご紹介します。
・ホットミルク
ミルクにはリラックス効果があるといわれている「カルシウム」「トリプトファン」という成分が豊富に含まれています。また、温めることで甘味を感じやすくなりゆったりとした気分になれますよ。
・生姜湯
昔から生姜には体を温める効果があるといわれ、風邪予防のために飲んでいる方も多いです。温められた生姜には血行をよくしてくれる「ショウガオール」という成分が含まれています。夕ごはんのスープにプラスしてもよいですね。
パジャマにこだわって寝心地アップ
パジャマは普段着と違って、快適に眠れるように工夫して作られています。例えば、吸水性や動きやすさ、保温性、締めつけ感、肌触りなどです。寝心地を重視していない格好で寝ると、ママも気づかないうちに体や脳がストレスを感じてしまうことがあります。
部屋着の延長でそのまま寝ている、Tシャツで寝ているなどの場合は、快適なパジャマを見つけてみませんか。夫婦でお揃いにするのも楽しいですね。パジャマにこだわることで睡眠の質がアップするかもしれませんよ。
ママをサポートしてくれる人を探そう
パパに家事や育児を手伝ってもらおう
ママが体を休めてしっかり睡眠が取れるように、パパに育児や家事を手伝ってもらうことが必要です。パパがしっかりサポートしてくれればママの仕事を減らすことができるので、ママは時間に追われることなくゆっくり寝ることができますよ。
先輩ママに話を聞くと、平日はパパの仕事の帰りが遅いので、ママがひとりで育児や家事のすべてをこなしているそうですが、休日はパパが赤ちゃんのお世話をほとんどこなしてくれるので、お昼寝する時間が作れると言っていました。パパのサポート力がママを助けてくれるのですね。
ママやパパの実家を頼れると心強い
睡眠は体や心の健康を保つためにはとても大切なことなので、寝る時間がなく疲れが溜まっているのに無理して頑張ると、ママが倒れてしまいます。ママやパパの実家が近い場合は、遠慮せずに頼ってみてはいかがでしょうか。
「パパの実家には頼り辛い」という方も多いかもしれませんが、サポートできる人が多ければ多いほどママの負担が減り、心にゆとりを持ちながら育児をこなしていけますよ。「パパの実家ではゆっくり眠れない」というママは家に来てもらうか、赤ちゃんを短時間預けて睡眠を取るとよいでしょう。
ファミリーサポートなどサービスを利用する
「知らない人を家に入れるのは怖い」という方も多いですが、ファミリーサポートは登録すると利用する前にスタッフの方と面談することができます。面談ではいろんな話を通して質問もできるので、利用日当日は安心して赤ちゃんをスタッフの方に預けられるでしょう。
ほかにも、地域の育児支援センターなどでは赤ちゃんの一時預かりなどのサービスもあります。「睡眠不足で辛い」という方は利用して心身ともにリフレッシュすることも大切ですよ。
まとめ
「ママだから」とひとりで頑張りすぎないように、パパや周りの方に育児や家事のサポートをお願いして、ゆっくり体を休める時間を作りましょう。よい睡眠を取ることで、毎日元気に赤ちゃんのお世話に取り組めますよ。