自己主張の強い子どもへの対処法とは?プラスに捉えて成長に繋げよう
友だち同士の喧嘩も社会性を育てる
友だちと一緒に遊べるようになる3~4歳くらいでは、自分の意見を主張できても相手の気持ちを汲むのは難しいです。そのため、ままごとの役を争うなどの主張のぶつかり合いで喧嘩になります。
ママは仲良く遊べないことに悩むかもしれませんが、自己主張がなく相手に言われるがままだと本当の社会性が身につきません。言うべきことは主張しつつ相手の意見も聞き、折り合いをつけるという適切な人間関係を学ぶために、友だち同士の喧嘩は必要なのです。
自己主張が強いからわがままな子ではない
しかし「自己主張」と「わがまま」は区別する必要があります。自己主張は自分の意見を主張することですが、わがままは主張を拒否されたときに泣きわめいたり暴れたりして無理やり通そうとすることです。
とはいえ、子どもはしつこく自己主張をします。ママは受け入れられない主張に対しては根気強く話し合い、その理由を理解してもらいましょう。そうすると、子どもに社会的なルールが身につきやすいです。
また、子どもの意見をよく聞くとママの方が納得して、「そういう考えなら」と意見を受け入れる場面もあるでしょう。それは子どもの可能性を広げるきっかけの一つになるともいえますね。
まとめ
自己主張が強い子に日々接するのは大変ですが、気持ちに寄り添いできる範囲で自己主張を受け入れると自主性を育めますし、ママもつらくありません。子どもが意地を張っているときは、気をそらすのも一つの方法です。
ママは「自己主張」と「わがまま」を区別して、子どもの意見によく耳を傾けて話し合うことで、自己主張を成長に繋げられますよ。