赤ちゃんのしゃべる練習はアプリで!便利なアプリでママも楽しもう
片言のおしゃべりができるようになった赤ちゃんの愛しさは倍増します。たとえ言葉になっていなくても、その成長には感慨ひとしおですね。パパやママが待ちに待った瞬間です。ここでは、赤ちゃんがしゃべるようになるまでのステップや、コミュニケーション方法の変化、しゃべる練習に役立つアプリなどについてまとめます。
しゃべる前のコミュニケーションの種類
クーイングや喃語から徐々に
クーイングは、体が成長して、口や喉の形が変わってきたことによって出る声だといわれています。赤ちゃんのクーイングが始まったら、オウム返しをしたり、ほめたりして、赤ちゃんの発声への意欲を高めましょう。
赤ちゃんがクーイングをする期間は生後1~2カ月で、その後は徐々に喃語(なんご)というものに変わっていきます。喃語は「まんまー」のような多音節からなる音で、「ぱ行」や「ば行」などの破裂音や濁音も出せるようになります。
指さし動作は好奇心の表れ
指さし動作には色々な意味があります。欲しいおもちゃや食べものを指さしたり、ママの問いかけに指さしで答えたり、興味があるものを知ってほしくて指さしたり、まだ未発達な言葉の代わりに使っていることが多いようです。
指さし動作を始めるのは、好奇心が芽生えてきた証です。一緒に共感したり、さしたものの名前を教えたりすることで、言葉の獲得が進みます。
言葉になっていなくても大丈夫
3歳を過ぎて急に話し始める赤ちゃんもいるので、今、言葉になっていなくても、焦る必要はありません。赤ちゃんのペースに合わせて、ゆったりと見守りましょう。
赤ちゃんの言葉が少ない、遅いと感じたときは、パパやママが言葉を促すという方法もあります。赤ちゃんが興味を持ったものや感じたことをその都度代弁するのです。「これはリンゴだよ」「お腹いっぱいになったね」「まんまたべる?」など、たくさん話しかけて、色々な言葉をインプットしましょう。
赤ちゃんとのおしゃべりを楽しもう!
子どもは大人のマネをして覚えていく
表情については、生後2週間ほどから、すでにパパやママの顔マネをしているようです。そして、はっきりとわかるようなマネを始めるのは、生後9カ月ごろからだといわれています。手足がある程度自由に動かせるようになり、お座りやつかまり立ちなどができるようになるためです。
豊かな表情の両親に育てられた赤ちゃんは、赤ちゃん自身も表情が豊かになるそうです。積極的に赤ちゃんの前で動いたり、マネごっこ遊びをしたりして、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみましょう。
ママもたくさん話しかけて
ママやパパは、大人どうしで話すようなイメージで赤ちゃんに話しかけましょう。初めは一方通行のように感じるかもしれませんが、次第に言葉でコミュニケーションがとれるようになります。
赤ちゃんにとっては、言葉もおもちゃも同じコミュニケーションツールです。焦って頑張るのではなく、遊び道具を増やすイメージで、楽しく言葉を教えましょう。
個人差もあるので焦らず楽しみながら練習を
赤ちゃんは、1歳の誕生日を過ぎたころからしゃべり出すことが多いのですが、10カ月や11カ月でしゃべる赤ちゃんがいるかと思えば、1歳を過ぎてもまったく言葉を発しないという赤ちゃんも珍しくはありません。2〜3年間の個人差の幅があると思っておいた方がよいでしょう。
どんどんしゃべり出すようになるのは、もう少し大きくなってからですので、個人差があることをちゃんと受けとめて、ほかの赤ちゃんが言葉を話していても、「うちの子はのんびりなのね」と気持ちを楽にして構えておきましょう。
赤ちゃんもママも一緒に遊べるアプリ3選
動画でおしゃべり「おしゃべりペット」
最初は、動画でおしゃべりができる「おしゃべりペット」がおすすめです。ペットの写真が、人間の言葉をしゃべり出す、魔法のようなアプリです。
まず、スマホでペットの顔(頭?)の写真を撮り、その写真を使って、目や口、あごの位置を指定します。そして、しゃべってほしい言葉をママの声で録音し再生ボタンを押すと、ペットが言葉に合わせて目や口を動かしながらしゃべり出します。
このアプリは、ペットの画像以外に、アニメや漫画のキャラクターも使えます。赤ちゃんの好きなキャラクターに登場してもらって、目の前でしゃべらせてみましょう。