赤ちゃんの声がこもるのはなぜ?発声の特徴とコミュニケーション方法
言葉のコミュニケーションの練習方法
クーイングをオウム返ししてみる
まずは、赤ちゃんのクーイングに、オウム返ししてみましょう。赤ちゃんは、ママの表情や口の動きなどをよく見ていたり、ママの真似をしたりすることが好きです。
ママが、オウム返しで応えることで、赤ちゃんが嬉しい気持ちになり、さらにママの真似をして応えてくれるかもしれませんよ。ママと赤ちゃんが繰り返して楽しむことで、赤ちゃんが声を発する力と、耳で聞く力が発達するでしょう。
赤ちゃんのクーイングへの反応に悩むママも、オウム返しなら簡単にコミュニケーションを取ることができるので、試してみましょう。
ゆっくり抑揚をつけて話しかけてみる
マザリーズは「普段の声より高いトーン」「ゆっくり話す」「話し方に抑揚をつける」がポイントですが、実は多くのママは無意識のうちに、マザリーズを使って赤ちゃんに話しかけているそうです。そして、世界に共通してみられる赤ちゃんへの話し方なのです。
マザリーズは赤ちゃんの言葉の発達に効果的なことが証明されています。例えば、トーンが高い声でゆっくり話しかけると、赤ちゃんはママの聞き取りやすい言葉を理解しようとし、話し方に抑揚をつけることで、音楽のようなイメージで言葉を覚えようとしますよ。
赤ちゃんが満足するのはママの反応
赤ちゃんが声を出しているときは、機嫌よく過ごしていることがほとんどです。自分が発する声に驚きながらも、いろいろな声を楽しんでいることもあります。
ママは、様子を見守っていてもよいですが、ママが反応することで赤ちゃんは嬉しくなり、どんどん声を出して、楽しみ続けるでしょう。赤ちゃんとママの間にコミュニケーションが生まれ、親子の絆が深まりますよ。
赤ちゃんへ語りかける言葉に、決まりはありません。赤ちゃんを褒めるほかにも「いいお天気だね」「お腹がすいたかな」などの日常会話でかまいませんよ。
まとめ
しかし、生後3カ月の赤ちゃんが発する声は、こもったように聞こえることから、心配になるママがいます。これは、赤ちゃんの口や喉の構造が大人と比べて未発達なことが原因で、成長とともにはっきりした声になっていくので、様子をみるとよいですよ。
赤ちゃんがクーイングをする期間は短いです。いろいろなコミュニケーション方法で、ママと赤ちゃんの絆を深めましょう。