子どもと一緒にお菓子作りをしよう!楽しく作るコツや簡単アイデア
子どもと一緒にお菓子作りをすると嬉しいメリットがたくさんあります。お菓子作りをしてみると「また作りたい」とお菓子作りや料理に意欲的になる子もいるようです。今回は、お菓子作りにトライする年齢やメリット、子どもとお菓子作りをするときのポイント、簡単で楽しく作れるお菓子を紹介します。
お菓子作りにトライする年齢やメリット
簡単なお手伝いなら2~3歳ごろからOK
ホットケーキやマカロニサラダなどの混ぜる作業はお手伝いデビューにおすすめです。混ぜているうちにこぼしてしまうので、食材に対して大きいボウルを使うと安心ですよ。余裕の無いときは、材料を出したり洗ったりするだけでも楽しんでやってくれるかもしれません。
また、お菓子作りはお部屋遊びの一つとして楽しめます。クッキーの型抜きは粘土遊びのようで子どもが夢中になりますよ。
子どもは集中力が無いので、途中でも飽きてしまったら終わりにしましょう。
子どもの様々な力を伸ばすことができる
一緒に作る途中で、食材や調理器具、「湯せん」「余熱」といった調理用語など、普段使わない言葉が出てくるので語彙力が高まります。
また、子どもはにわとりと卵の関係は知っていても、ケーキと卵の関係は知らないかもしれません。ケーキ作りで卵を入れると、子どもの中でケーキと卵がつながります。さらに、準備や調理の工程に沿って作ることで、段取りの力がつきます。
お菓子作りの工程では、材料を量ったり混ぜたり焼き上がりを見たりするので、集中力、判断力、分析力なども伸ばすことができますよ。
「やりたい」から「できた」までの経験は子どもの自尊心を高めます。子どもがお菓子作りに興味をもったら一緒にやってみてくださいね。
雨の日でもお家で楽しくコミュニケーション
簡単なレシピのお菓子もたくさんあるので、普段お菓子を作らないママでも大丈夫です。「どんなふうにできるかな?」「そろそろできたかな?」など一緒に考えながら作ったり、「美味しいね」「上手にできたね」と話しながらおやつの時間を過ごしたりと、楽しい経験が親子の特別な思い出になることでしょう。
また、たくさん作って、パパにプレゼントしたり、近くのおじいちゃんやおばあちゃんに持って行ったりと、自分で作ったものをほかの人に食べてもらうと、誰かのためにお菓子を作る喜びを知ることができますよ。
子どもとお菓子作りをするときのポイント
下準備をしておくことで作業がスムーズに
服は、汚れてよいものを着たりエプロンをつけたりしましょう。子ども用エプロンをつければ子どもの気分が上がりますよ。
工程がスムーズに進まないと、子どもの集中が切れてしまうかもしれません。材料や調理器具は事前に準備しましょう。ママが計量をするならば、計量を先に済ませて料理番組のように小さな器に入れておくと、子どもを待たせずに作業を進めることができますよ。
子どもが楽しくできる作業のコツ
子どもがやりたがることは、なるべくお願いしましょう。計量は無理でもメモリを見ることならできます。卵を割るのが難しくてもボウルの上で割れば無駄になりませんよね。
「上手に材料を入れた」「頑張って混ぜた」など、一つ一つの作業ができたら褒めたり、「ありがとう」など一緒に作っている子どもに感謝の言葉をプラスしたりすると、また作ってみたいという気持ちが芽生えますよ。
包丁や火の取り扱いには気をつけて
包丁デビューは一緒に手を添えたり子ども用の包丁を用意したりしましょう。子どもにおすすめの包丁は、グリップが細めで刃先が丸いものです。切るときに力ずくで下に押すのは危険ですので、包丁はよく切れる状態にしておき、斜め前にすべらせて切るよう伝えてくださいね。包丁を扱っているときは目は離さないようにしましょう。
温める作業は、電子レンジのボタンを押すことから始めてはいかがでしょう。また、お湯は45℃以下ならば扱っても大丈夫です。器はプラスチックなど割れない素材のものを使うと安心ですよ。
簡単で楽しく作れるお菓子のアイデア
市販のお菓子をアレンジする簡単レシピ
パフェならば、アイスクリームにフルーツやフルーツジュレ、切ったカステラやホイップなどを用意して、グラスやプラスチックコップに盛れば完成です。
カステラに生クリームを載せてフルーツやチョコなどをトッピングすれば、スコップケーキができます。カステラをケーキ用カステラにすれば簡単に誕生日ケーキが作れますよね。子どもはホイップクリームをぎゅっと握って溶かしてしまうので、こまめに冷蔵庫に入れましょう。
ラスクやポッキー、クッキーなどをチョコやナッツなどでデコレーションすれば、見た目も可愛いお菓子ができます。トッピングは製菓材料売り場で手に入りますよ。