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保育園の送り迎えで困ることは?兄弟が病気の場合から別園の場合まで

保育園の送り迎えで困ることは?兄弟が病気の場合から別園の場合まで

職場復帰をするために、産休や育休明けに下の子も保育園に入れたいママもいますよね。もし兄弟のどちらかが病気になった場合や兄弟別々の保育園になった場合の送迎は、どうしたらよいのか迷うことがあると思います。下の子がまだ新生児の場合など、保育園の送迎が難しいときの対策や工夫についてをまとめました。

兄弟がいる家庭で送り迎えに困るケース

兄弟のどちらかが病気になった場合

兄弟のどちらかが病気になった場合、もしかしたらもう1人も登園禁止になるのではと思うママもいるかもしれませんね。ですが、保育園では病気ではない子どもの登園を禁止することはあまりありません。

病気の内容や感染力、保育園で予定されている行事などを考えて、ママが登園を自粛したほうがよいと感じた場合には2人ともお休みでも構いませんが、一度保育園に相談をしてみることがおすすめです。

学校伝染病と呼ばれるインフルエンザやおたふくかぜ、水ぼうそうといった感染症にかかった本人はお休みする必要がありますが、元気な子の出欠席はママの判断になります。元気な子も発症していないだけで、病原菌やウィルスを保有している可能性はありますよね。

兄弟が違う保育園の場合

上の子が通う保育園に下の子もすんなりと入園できるとは限りません。とくに保育園激戦区と呼ばれる都市部では、上の子が通う保育園の0歳児~2歳児クラスの欠員がなく、下の子はほかの保育園に入園となるケースは珍しくありません。

保育園によっては子どもを保育室まで連れていき、身支度をママが行うケースもあります。兄弟が同じ保育園なら30分で送迎が済んだものの、別々になったことで身支度を含め1時間以上の時間がかかってしまったママもいますよ。

ほかにも保育園それぞれで保育士からの伝達事項があったり、雨の日などで普段とは異なる送迎手段が必要になったりするなどで、送り迎えにそれぞれ2時間と想像以上に時間がかかると悩むママは少なくありません。

下の子が新生児の場合

下の子が新生児のため、上の子の保育園への送迎に悩むママは多くいます。パパが協力をしてくれる場合は上の子の送迎をパパに頼み、産後1カ月ほどは新生児と自宅にいる選択ができますが、パパも忙しく頼る人もいない場合はどうでしょうか。

上の子の保育園が家の近所で、下の子が寝たときにダッシュで送迎をしたというママがいましたが、帰宅したら赤ちゃんが激しく泣いていたために二度としないと心に決めたそうです。

A型ベビーカーに乗せ、上の子の手を引いて保育園の送迎をしたというママは、ベビーカーの揺れで赤ちゃんがよく寝てくれたのでよかったそうです。

産後へルパーさんを利用して、送迎の間自宅で赤ちゃんを見ていてもらったママもいますよ。

病児を抱えての送迎が難しい場合には

ファミリーサポートや緊急サポートを頼る

子育てママの強い味方といわれているファミリーサポートですが、病気の子どもや病後すぐの子どものケアについては頼めないと思っているママもいるかもしれませんね。2009年より多くの自治体で病気の子に対する支援が強化されはじめ、病児や病後児の預かり活動ができるファミリーサポートが増えています。

また、緊急サポートといって早朝や夜間などの緊急時の預かりや、宿泊をともなう子どもの預かりなどに対応している自治体もあります。病児を抱えての送迎が難しい場合には、このようなサポートに頼ることもよいですね。

ファミリーサポートと緊急サポートのいずれも、事前に援助を申し入れ登録をしておく必要があります。実際にサポートしてくださる方との打ち合わせなどが必要ですよ。

病児保育や病後児保育も活用

子どもが病気でも、仕事の関係でどうしてもママがお休みできない場合は、病児保育や病後児保育を活用することもおすすめです。これらは通常の保育とはことなり看護を受けながらの保育が受けられますよ。

一般的に病児保育や病後児保育は自治体で実施していますが、民間医療機関でも実施しているケースがあります。事前に利用登録が必要になることが多いため、保育園に入園するときに同時に手続きをすれば、困ったときにスムーズに利用ができます。

ただし、前日までに利用申請を行わなければいけないなど注意が必要な場合があります。突発の場合には難しかったり病児保育や病後児保育のいずれも定員を上回ると利用できないため、感染症が流行する時期は利用に注意が必要ですよ。

病児に対応しているベビーシッターも

日本ではあまりメジャーではないベビーシッターサービスですが、病児対応のシッターサービスを展開しているところがありますよ。

ベビーシッターとして登録している方の中には、看護師や助産師などの医療系資格を有する方もいるため、安心して病児や病後児を預けられます。自宅でのケアとなるため、子どもも慣れた環境の中で過ごせる安心感がありますよ。

利用時には事前の登録や面談が必要なケースもありますが、利用当日の申し込みでも対応可能な病児シッターサービスもあります。事前にどのように利用するのかを把握しておけば、子どもが病気になったときに慌てずに済みますね。

朝8時から対応するシッターサービスもあるため、元気な子の送迎時に病気の子も預けられますね。

兄弟が別々の保育園に入ることになったら

送り迎えの時間は時短で確保

兄弟別々の保育園へ入園すると、送り迎えの時間は想像以上に必要です。保育園へ送るときは、目が回るような忙しさを感じるママも多くいますよ。少しでも送迎時間を確保するためには「時短」や「分担」を意識するとよいですね。

ママの分担やパパの分担を書き出して表にしたものを貼っておくなど、分担を「見える化」することで分担がはっきりとします。パパの分担がスムーズにできるよう、作業工程なども見える化してしまうのもおすすめです。

夕食の材料は休みの日に下ごしらえをしておいたり、宅配の半製品を利用したりして合理化するのもよいですね。子どもがスムーズに行動できるよう環境を整えると時短につながり、ママのストレスも減りますね。時短勤務も可能ならおすすめです。
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