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おばあちゃんから学ぶ子育てと教育。トラブル回避と久保田式教育

おばあちゃんから学ぶ子育てと教育。トラブル回避と久保田式教育

おばあちゃんに子どもを任せるとき、教育方針が食い違うとママは困ってしまうこともありますよね。でも、おばあちゃんの教えにはいい点もあります。ママがゆったりと構え、おばあちゃんの良さを引き出し上手くやっていく方法、また、話題の久保田式育児を知って、子育てをより有意義にするために意識する点をお伝えします。

ママの強い味方になってくれるおばあちゃん

おばあちゃんは子育て上手?

おばあちゃんは、赤ちゃんのあやし方やオムツ替えも上手で、ママは頼もしい反面、少し自信をなくすかもしれません。でも、おばあちゃんは子育ての先輩なので、まだ親になって日が浅いママよりも慣れているのです。それなので、参考にしたいお世話の仕方を積極的に教えてもらいましょう。

また、お手玉や折り紙、あやとりなど、おばあちゃんならではの遊びは、子どもにとって手先の器用さや、考える力を楽しんで学べるよい機会です。どんどん遊んでもらいましょう。

おばあちゃんが楽しく孫と関わってくれると、昔のことを思い出して、ママに自分の子育てのときに、上手くいったことだけでなく失敗したことなどを、たくさん教えてくれるはずです。それはママの励みになるのです。

困ったときに預かってもらえる

ふだんから、子どもとおばあちゃんが遊んでいると、預かってもらいやすいですよね。いくら育児経験者とはいえ、関わりが薄いと、子どもは懐きにくく泣いたりして、おばあちゃんは大苦戦するかもしれません。

預かってもらうときは次の点を注意しましょう。
  • ミルクやオムツ、おもちゃなどの荷物は、分かりやすく取り出しやすいように、分けてパッキングする
  • 細かいことは目をつぶり、絶対に注意してほしいこと、アレルギーや危ない行動(高いところに登りたがるなど)は、紙に書いて渡す
  • 言葉だけでなく、形あるもの(お土産など)で感謝を示す
ママパパ以外の人と楽しく過ごすことは、子どもの社会性を育みます。喜んで預かってもらえる心配りをしたいですね。

おばあちゃんに甘えてばかりではいけない

パワフルで目が離せない子どもを、頻繁に長時間預けるのは、ほとんどのおばあちゃんには負担が大き過ぎます。どうしてもだめなときにお願いする気持ちでいましょう。

おばあちゃんにも人生や生活があります。趣味など自分のことを犠牲にして孫の面倒を見ることが続くと、子どもや孫のためと思って引き受けても、心のどこかで不満を抱くこともあります。 

また、高齢者の体調は若い頃と違います。一見元気に見えても、実は体がつらいことがあるのです。

最初は短時間だけ預かってもらい、様子をみながらお願いすると共に、感謝を忘れず、子どもにもおばあちゃんのありがたさを、言葉と態度で伝えましょう。そうすると自然とお年寄りを敬い、優しくする心が芽生えます。

おばあちゃんと育児についてのトラブル

今と昔では子育て方法が違うことを認識する

おばあちゃん世代とで、最初に食い違うことが多いのは、母乳とミルクの問題です。昔はミルクの方が栄養があるとされていたので、おばあちゃんにミルクを勧められ、母乳育児をしたいママが困ることがあります。

ほかにも以下の点が現在と違います。
  • 離乳食準備などで、生後2、3カ月で果汁を与える
  • 1年過ぎると母乳に栄養がなくなるから断乳する
  • 抱き癖がつくから、泣いてもすぐ抱っこしない
  • 離乳食はかみ砕いてあげる
  • はちみつを赤ちゃんに与える
  • 熱を出したら、たくさん着込ませて発汗させる
今はどれも不要とされたり否定されています。特に1才前のはちみつは、命に関わる感染症の恐れがあり、発熱で着込ませるのは脱水の危険があります。注意しましょう。

よくありがちなトラブル

多くのママが体験するトラブルをあげてみます。

甘やかす

孫かわいさに、何でも買い与えるのは困ってしまいますよね。たまに会うなら、特別な楽しみで済みますが、いつもだと、おばあちゃんに子どもを会わせるのを考えてしまいます。
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