ハイハイしないで立つ赤ちゃんもいる!ハイハイしない場合の対処法
手足や指先を使うおもちゃで成長を促そう
・全身の筋肉を使う
・好奇心が刺激される
・バランス感覚が養われる
・自分と目標物の距離感をつかめる
・手足を使うので脳の発達を促す
そのどれもが赤ちゃんの発達においてとても大切なことではありますが、ハイハイという動作をしなければ身につかないわけではもちろんありません。
ましてや前述のように「ハイハイをしない子は転びやすい子になる」ということもありません。転ぶ、ということさえ赤ちゃんにとっては大切な動作なのです。
ただハイハイの機会が少ない、とママが感じるのであれば上記のハイハイのメリットを意識して、そこを補ってあげられるように遊んであげるとよいですね。
遊びの中でハイハイを経験させよう
ハイハイは前述のように赤ちゃんの全身運動としてメリットがあるので、ぜひたくさんさせてあげたいもの。毎日の遊びに取り入れていけるとよいですね。
簡単に準備ができて、赤ちゃんが喜ぶのが「トンネルくぐり」。お布団でトンネルを作ったり、シーツなどの大き目の布を椅子やテーブルにかけてテントのようなものを作ったりして、その中をくぐらせてみましょう。
かなり大きくなってからも喜んでやるので、ぜひ一度試してみて下さいね。
ハイハイやつかまり立ちがしやすい環境を
ハイハイしやすい環境を整える
部屋はなるべくすっきりと保つようにし、赤ちゃんが動きやすいスペースを確保したいですね。赤ちゃんに触られたら困るもの、赤ちゃんが触ったり口に入れたりしたら危険なものは手が届かないところに片付けましょう。
床の上に肌障りのよい畳タイプのマットやジョイントマットなどを敷くのも名案です。ジョイントマットは子ども向けのカラフルなものもあるので、赤ちゃんが気になってハイハイしたくなるかもしれません。
赤ちゃんの目線になって環境を整えてくださいね。
移動しやすいおもちゃ収納を考える
その度におもちゃを運ぶのは面倒です。少しでも手間を省くために、家の中で移動しやすいおもちゃ収納を考えるのもポイントです。
たとえば持ち手がついた大きめのカゴを用意し、その中に赤ちゃんのおもちゃをざっくりと入れてもよいですね。カゴであればリビングに置いていてもインテリアに馴染みやすいですし、持ち運びも楽です。
赤ちゃんがいる場所からあえて少し離れた場所にカゴを置けば、カゴの中身が気になって赤ちゃんがハイハイしたくなるかもしれません。
つかまり立ちがしやすい環境にする
つかまり立ちしながら、腕を使って遊べるようテーブルタイプのおもちゃを購入するのもよいですね。立ってバランスを取りながら、手を使って気になる部分を触って遊べるおもちゃなら上半身が鍛えられます。
つかまり立ちができるようになると、赤ちゃんはあちらこちらによじ登りたがるようになります。赤ちゃんがよじ登ると倒れるような家具や収納は見直すようにしましょう。リビングや子ども部屋、寝室に置く家具は安定感のあるものを選びたいですね。
過去に、大手家具メーカーのタンスに子どもがよじ登ろうとしてケガをしたというトラブルも起きています。家具選びの際にも、もしもの時を考えたいですね。
まとめ
しかしこれまでしっかり成長してきた赤ちゃんなのですから、ハイハイを「する」「しない」で一喜一憂せずに、全身の動きをよくみて必要なサポートしてあげましょう。
自分の力で動けるようになると赤ちゃんの自信も増し、今まで以上に笑顔をたくさん見せてくれるようになりますよ。あまり心配せず、赤ちゃんとの時間を楽しんでくださいね。