3歳でできることは多いの?言葉や生活、遊びの中でできること
生活習慣をスムーズに身につけるには?
ママやパパは根気よく声かけを
例えば、時間を決めて定期的に「トイレに行っておこうか?」と声かけをする、朝起きたら「まずは着替えをしよう」と習慣づける、お風呂や歯磨き、ごはんの時間を決めておくなど、声かけを頻繁にしたり時間を決めたりすることが大切です。
慣れるまでは、「今はやりたくない」「まだ遊びたい」などと嫌がるときがあるかもしれません。しかし、根気よく続けていくと子どもも慣れるので、ママやパパの声かけでスムーズに動くようになりますよ。
何をするにも時間に余裕を持つこと
また、「子どもがやるより私がやったほうが早い」と、なんでも先回りしてこなしてしまうママもいるでしょう。しかし、このような言動や行動で子どもの心は不安定になり、子どもの自立心の妨げにもなります。
子どもが自分で生活習慣をこなしていけるように、何をするにも時間に余裕を持ちましょう。時間に余裕があると着替えやトイレに時間がかかっても、「ゆっくりでいいよ」と優しく対応できますよね。
やる気がアップするような工夫を
例えば、おもちゃをお片づけする箱を種類によって色分けして分かりやすくする、自分で着替えを選べるように収納する、子どもの好きなキャラクターのパンツを買う、お片づけやトイレができたときはご褒美シールを貼るなど、子どもの「やりたい」という気持ちを上手に引き出すことが大切です。
遊びのように楽しく取り組める工夫を少しするだけで、親子で楽しく生活習慣を身につけていけるでしょう。
道具を使った3歳でできる遊びは?
はさみを使えるようになる
まず、はさみを使う前に切ってもよいものと切ってはいけないものを説明し、はさみを使う場所を必ず決めておきます。これらの約束がきちんと守れるか、子どもに確認しましょう。
はさみの練習には粘土を切るのがよいそうです。100円均一にも粘土用のはさみが売っているので、コスト的にも助かりますね。粘土をうまく切ることができるようになったら、紙を切る練習を始め、徐々にステップアップを目指します。
使い終わったら、必ず子どもの手が届かない場所に片づけましょう。
おおよそな四角が描けるようになる
まず、白い紙の四隅に子どもの好きなイラストを一つずつ描きます。そして、子どもと一緒に、その中の一つのイラストから、となりのイラストへ線を引きます。全部のイラストを線で結べば、四角の完成です。
角を曲がるときに「カクッ」と効果音をつけると、子どもに伝わりやすいかと思います。三角形が描きたい場合は、このイラストを三つにします。
3歳になると、お絵描きでたくさんの表現ができるようになってきますが、四角などの角のある形はまだ難しいのですね。
3歳児が楽しめるパズル
3歳には100ピース以上のジグソーパズルは難しいので、30ピースほどのパズルがおすすめです。また、パズルには子どもの好きなキャラクターや乗りものなどが描かれていることが多く、子どもに好きなものを選んでもらうとよいでしょう。
また、普通のジグソーパズルだけではなく、木製の積み木のような形をしたパズルや立体的なパズルなど、形も様々です。知育を目的にしたものも多く、ママやパパも気になるものが多いのではないでしょうか。
まとめ
子どもが新しく何かをできるようになったら、たくさん褒めましょう。できなくても叱らずに、次に向けてやる気の出る声かけをすることが大切です。
子どもと一緒に、ママやパパも親として成長していきます。周りと比べずに、自分たちのペースで子どもと関わっていきましょう。