母乳育児を頑張るママへ!外出先での授乳のやり方やマナーを解説
母乳育児派のママは、赤ちゃんとお出かけするときに心配に思うことが多いでしょう。ミルクと違って母乳は授乳する場所を探さなくてはいけないので、「どこで授乳すればよいの?」と気持ちが焦りますよね。ここでは、完全母乳の方がお出かけ前にする準備や、ほかの人がいる前で授乳するときの注意点をご紹介します。
外出先での授乳のやり方のポイントは?
授乳できる場所を下調べをしておこう
赤ちゃんが泣き出してから「お腹が空いているんだ。どうしよう?」と焦らなくて済むように、赤ちゃんのお世話ができる場所をチェックしておきましょう。商業施設やテーマパークなど、家族連れがたくさん利用する場所は授乳やおむつ交換など、赤ちゃんが休憩できる場所があるところも多いですよ。
授乳できるところがあるかを確認しておくと、「短時間だから授乳せずに帰ってこられるようにしよう」「授乳スペースがあるから、ゆっくり買い物しよう」など、スケジュールが立てやすいですよね。
授乳のタイミングに合わせて外出しよう
ママの気持ちに余裕が持てるまでは、授乳のタイミングに合わせるとよいでしょう。赤ちゃんの授乳の間隔が分かると、「◯時間くらいだと、赤ちゃんが起きるまでに帰れる」などと予定を立てやすいですよね。
赤ちゃんとのお出かけに慣れるまでは、出かける前に授乳するとよいですよ。ママが急いでいると赤ちゃんが飲むことに集中できないので、落ち着いて飲めるように時間に余裕を持ちましょう。
訪問先へ事前に授乳が必要なことを伝えよう
ママが安心してお出かけできるように、事前に訪問先に授乳が必要なことを伝えておくと安心です。友だちや親戚の家の場合は、家で授乳しても大丈夫かを聞いておくとよいですよね。
美容室などのお店の場合は授乳できるスペースがない場合が多いため、お店に確認する必要があります。お店によってはほかのお客様がいると授乳できないことがあるので、その場合はお店の利用を考える必要があるでしょう。
外出先での授乳がラクになるおすすめグッズ
授乳用インナーを使うと授乳もスムーズ
授乳用インナーの上に前開きタイプのシャツやパーカーなどを着ると、素早く授乳ができるでしょう。しかし、トレーナーやニット、ワンピースなど、めくらないといけないタイプのものは、服が赤ちゃんの顔にかかってしまい、飲みづらくて泣いてしまうことがありますよ。
ユニクロやGUではお手頃価格で授乳用インナーが売られているので、何枚か購入しておくとよいかもしれませんね。ユニクロやGUのものは卒乳してからも使えるため、長く活用できるでしょう。
授乳ケープがあると人目も安心
授乳ケープは種類が多く、タオル生地に紐がついているような簡単に胸元を隠せるものや、赤ちゃんの表情を見ながら授乳できるワイヤーが入っているものもあります。お出かけ好きのママは、ワイヤーの入ったしっかりした授乳ケープを買ってもよいかもしれません。
周りの視界を防げるため、赤ちゃんは気が散ることなく食事に集中できますよね。ママと2人きりの空間になると、赤ちゃんは心から安心できるでしょう。
スリングだと外出先でもラクに授乳できる
スリングがあると赤ちゃんを抱っこした状態で授乳ができるため、ママの両手が空き楽に授乳することができるでしょう。授乳時だけでなく抱っこ紐の代わりにもなるので、荷物が増えなくて済みますよね。
スリングは広げるとママの胸元を覆うことができるため、授乳ケープの代わりにもなります。しかし、授乳ケープに比べると覆う部分が少ないので、周りに見えないように注意しましょう。
外出先での授乳のマナーや注意点
授乳室が見つからない場合はトイレに行こう
授乳室が見つからない場合は、トイレに行くとよいでしょう。トイレの便座に座るか、トイレの床にかがむとトイレでも赤ちゃんに与えやすいですよ。
「どうしても授乳室であげたい」と思うママもいるかもしれませんが、赤ちゃんを長時間泣かせてしまうのは赤ちゃんがかわいそうですし、周りの人の迷惑になる可能性もありますよね。外出先ではなるべく赤ちゃんにストレスをかけないように、赤ちゃんがお腹を空かせたときは早めに授乳することが大切ですよ。