赤ちゃんの貴重なクーイング!時期や特徴と赤ちゃんが喜ぶ接し方
クーイングをしない赤ちゃんもいる
個人差の範囲内であることがほとんど
しかし、赤ちゃんが成長するスピードがそれぞれ違うように、クーイングをしない赤ちゃんもいます。赤ちゃんの発達や体の成長などに問題があるというわけではなく、個人差の範囲内であることがほとんどですよ。
楽しみにしているママにとっては、残念かもしれませんね。しかし、クーイングの期間は短く、気づかないママもいるほどです。クーイングをしない場合も赤ちゃんの個性と捉えて見守りましょう。
クーイングをしない赤ちゃんへの対処法
クーイングをしない場合は、赤ちゃんへのスキンシップを大切にしながら、ママが優しく語り掛けるようにしましょう。赤ちゃんの体をマッサージしたり抱っこして揺らしたりしながら、ママが楽しそうに話し掛けることが、クーイングを始めるきっかけになるかもしれませんよ。
赤ちゃんからの反応がなくても、話し掛けるママの表情を見たり声を聞いたりして安心している場合もあります。ママが話し掛け続けることで、次第に赤ちゃんが発する声につながるとよいですね。
焦らずに赤ちゃんのペースを見守ろう
クーイングをたくさんしたからといって、よく話すようになったり活発な子どもに育ったりするとは限りません。その後の発達や性格などには、あまり関係ないといわれていますよ。
もしかすると、赤ちゃんは自分が声を発するよりも、ママが話し掛ける表情や声が好きで楽しんでいるのかもしれません。赤ちゃん自身が声を発して、ママとコミュニケーションを取れることが分かると、積極的に声を発し始めるでしょう。
育児本や同じ月齢の赤ちゃんの成長は参考程度にしつつ、今しかない我が子との時間を楽しみたいですね。
コミュニケーションをより楽しむには
赤ちゃんが出す声をオウム返ししてみよう
笑顔で「うー」「えー」などといっているときは、パパやママも笑顔で「うー」「えー」と返してみるとよいですよ。どのような表情になるかは赤ちゃんによりますが、きっと笑顔になったり「うーえー」と何回も声を出したりして、可愛い反応を見ることができるでしょう。
喃語に成長してからも、赤ちゃんの出している声を真似して遊ぶと楽しいですよ。パパやママが反応すると、赤ちゃんは声を出すことに対してさらに興味を持つようになるでしょう。
喜んだり褒めたりとポジティブに反応しよう
赤ちゃんが成長すると、少しずつ発する声が大きくなり、叫ぶような声を出すときがあるかもしれません。そのようなときも「うるさい。静かにして」と叱るのではなく、「大きい声だね。すごいね」と、ポジティブな反応をしましょう。
パパやママが叱ると、赤ちゃんは不安な気持ちになってしまいます。叫ぶことも成長の一つと捉えておおらかな気持ちで触れ合いましょう。
話し掛けるときは高めの声を意識しよう
「赤ちゃんに話し掛けるときだけ高い声を出すなんて恥ずかしい」と思うパパがいるかもしれませんが、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しむためにも、恥ずかしがらずに高めの声を意識しましょう。
また、赤ちゃんに話し掛けるときは、ゆっくり話すこともポイントです。早口だと聞き取れないことがあるので、なるべくゆっくりお話しするようにしましょう。
まとめ
日ごろから、パパとママが積極的に赤ちゃんに話しかけましょう。毎日楽しそうに話し掛けていると、赤ちゃんも「話したい」「パパとママに声を聞いて欲しいな」と思い、次第に声が出るようになるでしょう。