ベビーローションの使用期間はいつ?保湿の重要性や選ぶポイントなど
保湿効果の高いベビーローションは、赤ちゃんのすべすべな肌を乾燥から守ってくれます。様々な種類のベビーローションの中からどれを選べばよいのか、使う期間などに悩むママもいるでしょう。今回は、ベビーローションの使い方や選ぶポイントなど、よくある疑問にお答えします。
ベビーローションを使う期間と塗り方
期間を問わず生まれてすぐに使える
ベビーローションを使うことで、肌を保湿しバリア機能を高める効果が期待できます。ほとんどのベビーローションは肌に優しい成分で作られ、生まれてすぐの赤ちゃんでも使えます。
また、ベビーローションは赤ちゃん用というイメージがありますが、年齢的な制限はありません。赤ちゃんが使うことを想定し低刺激で無香料なものが多いので、乳幼児期を過ぎた子どもや敏感肌の大人にも使えます。
家にベビーローションが1本あれば、保湿アイテムとして家族全員で使うことができますよ。
肌が乾燥しやすくなるのは生後3カ月ごろ
胎脂がなくなった皮膚は無防備で刺激を受けやすい状態です。生後1~2カ月は皮脂の分泌が盛んで肌を守ってくれますが、生後3カ月ごろには皮脂が減っていき肌が乾燥しやすくなります。
赤ちゃんは皮下脂肪が多いので肌がモチモチし潤っているように見えますが、肌の水分量が大きく減っていることも。普段から赤ちゃんの肌の状態に注意し、カサカサにならないようベビーローションでしっかり保湿しましょう。
乾燥時期以外でも保湿は大切
また、花粉やほこり、紫外線など乾燥の原因はたくさんあるため、1年を通して保湿ケアが大切になります。とくに、肌の乾燥に大きく関係する紫外線は1年中降り注いでいます。しっかりとした保湿は紫外線から受けた肌のダメージにも効果がありますよ。
赤ちゃんのころから保湿ケアを続けることで、ほこりや雑菌などから肌を守るバリア機能が高くなり肌トラブルが起こりづらくなるといわれています。
ベビーローションは赤ちゃんの肌を保湿する
皮ふ保護のベビーオイルと上手に使い分け
ローションは水分を補い、オイルは水分を閉じ込める効果があると覚えておくとよいでしょう。肌の乾燥が気になるときは、ローションを塗った上にオイルを薄く重ねて塗ると水分を逃がしません。
また、ベビーオイルは肌の汚れを拭き取ることにも使えます。濡れたタオルを使うより、肌への普段が少なく肌の油分を取らずに済みます。綿棒にオイルを含ませれば、おへそや鼻のお手入れにも使えますよ。
幅広く使えるベビーオイルもローションと一緒に用意し、必要に応じて上手に使い分けましょう。
ベビーローションは身体以外にも使ってOK
拭くことが多い口周りや刺激を受けやすい頬は、乾燥やかぶれ、湿疹が起こりやすい部分です。拭いた後やお風呂あがりは、顔にもローションを塗り肌を保護しましょう。
ただし、くちびるや目のまわりなど皮膚が薄くデリケートな部分は避けた方が無難です。また顔にローションを塗る際は、目や口の中に入らないよう注意してくださいね。
指しゃぶりの好きな赤ちゃんの手の指も、乾燥しかぶれやすい部分です。ローションは指荒れにも効果的ですよ。
お風呂あがりの使用がおすすめ
そのためベビーローションは、お風呂あがりの使用がおすすめです。ローションは赤ちゃんの肌がテカテカになるくらいの量を目安にしましょう。
全身を指で優しく撫でるようにローションをつけていくと、ベビーマッサージになります。「次は背中だよ」「気持ちいい?」と声をかけながら行えば、赤ちゃんとのよいコミュニケーションにもなります。ベビーマッサージをするときは、指がスムーズに滑るくらいローションをたっぷり使いましょう。
ベビーローションを選ぶポイント
まずは少量サイズで肌に合うかを確認
ベビーローションはリーズナブルな価格で品質のよいものがたくさん発売されています。赤ちゃん用品は揃えるものがたくさんあるので、ローションはお財布に優しい価格だと嬉しいですね。
内容量の多いものはお得感があり、ついつい大きなボトルを買ってしまいがちです。しかし、赤ちゃんの肌に合わず無駄になってしまうこともありえます。よさそうなローションを見つけたら量の一番少ないものを購入し、試しに使ってみましょう。
産院やドラッグストアで無料サンプルがもらえることもあるので、聞いてみるとよいですよ。