赤ちゃんのイタズラにイライラ!思い詰める前に試してほしい考え方
赤ちゃんがハイハイや、つたい歩きなどで動き回るようになると、ママがイタズラに困らせられる場面も増えてきますよね。赤ちゃんに対してイライラしてしまうことを思い悩んでいるママも少なくないでしょう。今回は赤ちゃんにイライラしたときの気持ちの切り替え方や、イタズラにイライラしないための方法などを紹介します。
ママがイライラする赤ちゃんのイタズラとは
無限に出ると思ってる?ティッシュが散乱
例えば、ママがほんの少し赤ちゃんから目を離した隙に、床一面にティッシュを散乱させていたり、引っ張り出したティッシュを丸めて遊んでいたり、あるいは食べてしまったり…。
赤ちゃんには、箱の中からティッシュが無限に出てくるかのように思えているのでしょう。一度イタズラを覚えると、ママが見ていない隙をついてティッシュで遊ぼうとするようになります。
一度や二度なら、かわいいイタズラだとも思えますが、ティッシュを大量に出されたり、何度も続いたりすると、さすがにママもイライラしますよね。
ガサゴソと引き出しを勝手に開けてる!
赤ちゃんは常にママの行動を見て学習していますから、引き出しの開け方も自然と覚えてしまうのでしょう。特に、力を入れなくても楽に引き出せるタイプのものだと、イタズラをされる頻度も高くなるようです。
せっかく整理整頓しているのに、引き出しの中をぐちゃぐちゃにされると、ママもげんなりしてしまいますね。
また、引き出しの中に、赤ちゃんに触ってほしくないものをしまっていることもありますよね。イタズラのたびにヒヤヒヤさせられるという点も、ママのイライラに繋がってしまうのかもしれません。
赤ちゃんはリモコンをベロベロするのが好き
ただ、赤ちゃんが歯でかじったり、よだれがボタンの隙間に入ったりすることで、リモコンが壊れてしまうケースもあります。
リモコンが好きな赤ちゃんのために、リモコンに似せたおもちゃを買い与えるママもいるでしょう。でも、しばらくすると赤ちゃんも飽きて、また本物のリモコンで遊びたがるようになるものです。
ママが赤ちゃんに何度注意をしても、隙あらばリモコンを狙おうとしてきますから、本当に困ってしまいますよね。
イラッとしたら一度立ち止まって考えてみて
そもそも赤ちゃんに悪気はない
ただ、赤ちゃんは自分の目に入ってくるものすべてを興味対象にしますから、よい・悪い、危ない・危なくないなどにかかわらず、興味のあるものを触ったり、口に入れたりしてしまいます。
ママからしてみればイタズラだと思える行為も、赤ちゃんは好奇心から行っているだけなのです。赤ちゃんに悪気がないということを、まずはママが理解してあげましょう。
イタズラを繰り返す赤ちゃんを、冷静に諭すのは難しいかもしれません。でも、イラッとしたときは、赤ちゃんが好奇心からイタズラをしているのだということを思い出してみてくださいね。
イタズラは成長の証「大きくなったね」
生まれてすぐの頃は寝てばかりだった子が、体の移動ができるようになり、今度は自分の意思で何かを学ぼうとしているなんて、よく考えたらすごいことですよね。
イタズラは成長の証ともいわれています。赤ちゃんが何にでも触ろうとするのは、それだけ多くのものに興味を持つようになったということですから、イタズラをされたときには「すごいね、大きくなったね」というふうに思ってみてください。きっと、イライラした気持ちもどこかへいってしまいますよ。
赤ちゃんはまだ生まれたばかりだと意識して
考えてみてください。イタズラをするのは赤ちゃんや、幼い子どもだけではありませんよね。小学生や、中学生、ときには大人だってイタズラをすることがあります。
赤ちゃんの場合は、本能的に動いていることがほとんどです。イタズラをするのはごくごく自然なことなので、ママも多少は目をつむってあげる必要があるのではないでしょうか。
赤ちゃんが生まれたばかりだということを日頃から意識していれば、ママの心にもゆとりが出やすくなるかもしれません。赤ちゃんのことを叱るときには、一呼吸置くなどして、感情的にならないように気をつけておきましょうね。
環境を整えて大人が考え方を変えてみよう
イライラしなくていい住環境づくりを
例えば…
・危ない場所にはベビーゲートを設置する
・引き出しや引き戸などにストッパーをつけておく
・危険なものや触られたくないものは、赤ちゃんの手の届かない場所に移しておく
など
また、赤ちゃんや幼い子どもは、昨日までできなかったことが、突然できるようになることも結構多いですよね。「イタズラ対策はしてあるから大丈夫」などと油断をせず、日頃から赤ちゃんの様子をよく観察して、赤ちゃんの成長に合わせた環境づくりを心がけていくことが大切ですね。