赤ちゃんの乾燥が始まる秋到来!デリケートな肌をしっかり守ろう
乾燥しやすい赤ちゃんの服選びのポイント
肌に優しいオーガニックコットン
赤ちゃんの服に多い素材といえばコットン100%ではないでしょうか。通気性や保温性に優れており、肌触りも抜群です。また、洗濯にも強いので、食べこぼしや吐き戻し、よだれなどで毎日たくさんの汚れがつく赤ちゃんの服にぴったりの素材といえます。
中でも、オーガニックコットンの服は農薬を使わずに育てられた綿花から作られているため、より素材への安心感が高いです。
また、同じオーガニックコットンでも編み方によって生地が分かれています。秋はフライスやスムース、ニットガーゼなど、保温性の高い生地がよいでしょう。
肌当たりがソフトなダブルガーゼスタイ
スタイは赤ちゃんの首や顔に直接触れることが多いので、肌を刺激しないよう優しい素材のものを選びたいですね。また、よだれや飲みこぼしをしっかりと吸収してくれるような素材が適しています。
そこでおすすめの生地がダブルガーゼです。軽くて柔らかいので赤ちゃんの肌に刺激が少なく、首に負担をかけません。もちろん通気性、吸水性も抜群ですよ。
スタイは簡単に手作りできるので、好きな柄を選んでたくさん作るのもよいでしょう。
シームレスやタグの位置に注目
素材や生地にこだわっても、服の縫い目やタグが赤ちゃんの肌に触れる位置にあると、赤くなったり痒くなったりするので、買う前に注意して見てみましょう。えり元に装飾のあるものも避けたほうがよいかもしれません。
スタイも同じように、縫い目やタグが赤ちゃんの首に当たらないか確認してくださいね。また、スタイの場合、マジックテープで留めるタイプだと、首に当たってチクチクする場合もあります。赤ちゃんの首が赤くなっていたり、よく触って気にしたりしているようなら、スナップボタンや紐タイプを試してみましょう。
内から外から!肌トラブルを未然に防ごう
内側からの予防は母乳と離乳食で!
離乳食期の前の赤ちゃんは母乳で栄養を摂取するため、母乳を作るママの栄養バランスが健やかな肌を保つために重要となります。
ママが乳製品や糖分、油脂などを摂りすぎると、母乳に含まれるたんぱく質や脂質なども増えるので、消化機能が未熟な赤ちゃんには消化しきれません。その結果、アレルギー反応を起こし肌荒れにつながることがあります。
また、水分不足も乾燥の原因になるので、意識して母乳を飲ませ、水分補給するようにしてくださいね。ミルク栄養の赤ちゃんも同じです。
離乳食期の赤ちゃんにも、栄養バランスのよい食事は欠かせません。野菜などがたっぷり入った具だくさんのスープは、水分も補給できて肌の乾燥対策におすすめです。
保湿剤を選ぶときの注意点
乾燥が軽ければローションで十分ですし、カサつきがひどいときはローションにクリームを追加するなどして調整しましょう。ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿力の高い成分がプラスされているかどうかもチェックポイントですね。
保湿剤を選ぶ際に気をつけたいのは、赤ちゃんの肌に安心な成分でできているかどうか。保湿剤は肌に直接つけるものですし、赤ちゃんの肌はとても敏感だからです。赤ちゃんが舐めてしまうことを考えて安全性の高いものを選びましょう。
毎日のように使うので、ママが扱いやすいものを選ぶのもポイントになります。ポンプ式など容器の使いやすさもチェックしたいですね。
洗剤、柔軟剤選びは慎重に!
洗剤を赤ちゃんの肌に直接的につけることはありませんが、洗剤で洗った衣類は肌に触れますよね。そのため、洗剤による肌への刺激も考えたいものなのです。
一般的な洗濯洗剤には、蛍光増白剤や界面活性剤といった成分が入ることで汚れ落ちがよくなっています。ですが、これらの成分は赤ちゃんの肌には刺激となってしまうのです。香りが長く楽しめる柔軟剤も注意しましょう。人工的な香料は赤ちゃんにとっては刺激が強いので、避けた方がよいですね。
赤ちゃんの衣類は、敏感な肌にも優しい赤ちゃん用の洗濯洗剤を使って洗うことをおすすめします。
まとめ
赤ちゃんの敏感なお肌を守るには、保湿剤や加湿器などのアイテムを上手に使うことが大切です。また、母乳や離乳食による、内側からの予防も効果的なのでしっかりと意識していきたいですね。
毎日のケアで、赤ちゃんのデリケートなお肌を乾燥による刺激から守れるよう工夫しましょう。