間違った習慣がいちご鼻症状を招く!ママでも簡単にできる改善法とは
鼻の毛穴がいちごの種のように点々と目立っているのを見て、「どうやったらきれいになるの?」と悩んでいるママは多いのではないでしょうか。育児で忙しいと、スキンケアにあまり時間をかけられないのできれいを保つのが難しいですよね。ここでは、忙しいママでもできるいちご鼻の改善方法をご紹介します。
目次
- いちごの種のような通称「いちご鼻」の原因
- 皮膚の乾燥と皮脂の毛穴詰まり
- ターンオーバー周期の乱れ
- 過剰なスキンケアが逆効果になっている場合も
- いちご鼻を悪化させるスキンケア法
- スクラブ洗顔料などでしっかりと洗う
- 無理やり毛穴から角栓を取り除く
- ベースメイクが厚くなって毛穴汚れが残る
- いちご鼻を改善するスキンケアの基本
- クレンジング後に泡でやさしく洗顔
- 肌のバリア機能を高めるための保湿
- 毛穴トラブル対策に美容液や肌カバーも必要
- 忙しいママでも手軽にできるいちご鼻ケア
- 蒸しタオル後にオイルマッサージ
- 塩と蜂蜜を混ぜたものでパックやマッサージ
- 週1回のピーリングや泥パック
- 日頃の生活習慣の見直しで改善しよう
- ホルモンバランスなどを乱す睡眠不足
- 毛穴トラブルを引き起こす食生活
- セルフケアで改善がなければ専門家へ相談も
- まとめ
いちごの種のような通称「いちご鼻」の原因
皮膚の乾燥と皮脂の毛穴詰まり
鼻は顔の中でも皮脂が出やすい部位なので、乾燥とは無縁のように感じますよね。お肌はお手入れ不足で乾燥すると、潤いを保とうと皮脂をたくさん分泌します。そのため、鼻も乾燥すると皮脂が過剰に分泌され、毛穴に詰まりやすくなりますよ。
毛穴に詰まった皮脂は、酸素とふれると酸化して黒くなります。詰まった皮脂により鼻の毛穴が黒いブツブツのように見えて、いちご鼻になってしまうのですね。
ターンオーバー周期の乱れ
ターンオーバーとはお肌の生まれ変わりのことをいい、お肌の内部で作られた新しい細胞が表面に押し出される代わりに古い角質が剥がれ落ちていきます。ターンオーバーは一般的に28日周期ですが、ホルモンバランスや生活習慣の乱れ、お手入れ不足、ストレス、老化など、お肌に負荷がかかることでターンオーバーが正常に働かず遅れてしまうことがあります。
ターンオーバーが遅れるといらない古い細胞がいつまでもお肌に停滞するため、毛穴が詰まっていちご鼻になりやすいですよ。
過剰なスキンケアが逆効果になっている場合も
たとえば、「毛穴を詰まらせたくない」「古い角質を取り除きたい」などの理由から、1日に何回も洗顔で顔を洗う、毛穴パックやスクラブなどの毛穴対策を頻繁におこなっている方がいるかもしれませんね。先ほどご紹介したように、お肌の乾燥は逆に皮脂を過剰に分泌する原因になる可能性があります。
「きれいになりたい」という気持ちを持つことは素晴らしいですが、お肌の仕組みを学び自分の肌質に合ったスキンケアをすることが美肌への近道でしょう。
いちご鼻を悪化させるスキンケア法
スクラブ洗顔料などでしっかりと洗う
人のお肌は思っているよりもデリケートなので、頻繁にスクラブや洗顔料で顔を洗ったり、強くこすったりすると肌荒れの原因になる可能性があります。毛穴トラブルは汚れを落とすだけでなく潤いを与えることも大切なので、顔を洗うときは優しく洗ってくださいね。
また、スクラブもいちご鼻ができていても、1週間に1、2回するだけでよいでしょう。毛穴レスのお肌を作るためには、保湿をして皮膚のバリア機能を高めることが大切ですよ。
無理やり毛穴から角栓を取り除く
しかし、無理に角栓を引き抜くと毛穴に大きなダメージを与えます。大きなダメージを受けると「刺激からお肌を守らなくては」と防御反応が働くため、余計に角質が厚くなっていきますよ。角質が厚くなると毛穴が余計に詰まりやすくなって黒ずみが目立つため、いちご鼻がひどくなる可能性があります。
「早くいちご鼻をきれいにしたい」「一気に黒ずみを取りたい」という気持ちは分かりますが、時間をかけてお手入れを続けていきましょう。
ベースメイクが厚くなって毛穴汚れが残る
ベースメイクを厚くすると、メイクをしているときはいちご鼻を隠せるので嬉しいですよね。しかし、ベースメイクが厚いとクレンジングをしても1回できれいに落とすのが難しいため、ファンデーションが毛穴に残っていちご鼻を悪化させる可能性がありますよ。
メイクを薄くするといちご鼻をきれいに隠すのは難しいですが、毎日きれいにクレンジングで落とせるくらいのメイクを心がけましょう。
いちご鼻を改善するスキンケアの基本
クレンジング後に泡でやさしく洗顔
・しっかり泡立てて優しく洗う(泡が少ない、強くこするなどはお肌の刺激になる)
・洗顔をした後はきれいに流す
・顔を洗うときは水かぬるま湯で(熱いお湯は必要な油分まで落としてしまい逆効果)
・顔をタオルで拭くときもお肌をこすらない
洗顔の方法を見直すだけでも、お肌への負担をかなり軽減することができます。きれいに洗おうとゴシゴシこすりたくなる気持ちも分かりますが、刺激にならないように優しく丁寧に洗いましょう。乾燥が気になる方は保湿タイプの洗顔料を使ってくださいね。