2歳の子どもは集団行動が苦手?集団行動ができるための解決策
2歳児が集団行動ができるようになる解決策
子どもを信じて気長に見守ろう
けれども1人1人が必要な体験を経て、その子なりの成長をしていきます。ママは「みんなと楽しく遊んでほしい」と願うものですが、子どもは1人で好きなことを思う存分したいと思っていることもあります。
もちろん、集団に慣れるために児童館などに行くことは必要ですが、嫌がっている子を無理に集団に入れると、よけいに苦手意識を持ってしまうかもしれません。子どもは1人で遊んでいても、ほかの子のやっていることを観察しているものです。
ママは焦らず、子どもの気持ちを尊重していれば、やがて自然にみんなの輪の中に入っていけるときがくるでしょう。
相手の顔を見て話を聞くようにしよう
誰かが話しているときは「先生のお顔を見ようね」と、相手の顔を見るように声かけをしましょう。「話を聞こうね」よりも「顔を見ようね」の方が具体的で行動しやすく、聞きやすいかもしれません。
もちろん、ママも一緒に顔を見て子どもにお手本を示します。子どもの話を、きちんと目を見て聞く姿勢も大切ですね。
長い話を聞くのは、まだ難しいことが多いですが、いつもより少しでも長く話が聞けたら「お話聞けてえらかったね!」と褒めましょう。すると子どもは、話を聞くのは大切なことだと理解していきます。
不安な気持ちを取り除いて安心させる
次に、可能であればママと一緒に参加し、「見ているからやっておいで」と声をかけながら、少しずつママが離れていき、最終的に1人で参加できるようになるとよいですね。ただし子どものペースを尊重して、無理はしないようにしましょう。
幼稚園や保育園に入園すれば、子どもはママと離れなければなりません。しっかり集団行動することは、まだ難しい年代ですが、入園準備も兼ねて、少しでも集団に慣れることができればよいですね。
まとめ
私たちも、学校生活や友人関係を体験する中で、長い時間をかけて人と一緒に楽しむ術を学んだと思います。まだ2歳です。焦らずゆっくりと子どもの成長を見ながら、集団で遊ぶ楽しさに触れることができたらよいですね。