育児に音楽を取り入れよう!成長が大きい乳幼児期に音楽を楽しもう
音楽が育児によいと聞いたことはありませんか?音楽といってもどんな音楽がよいのかな?具体的に子どもにどのような影響や効果があるのかな?また赤ちゃんのころから音楽を聞かせてよいのかな?育児疲れやストレスに音楽は効果があるのかな?などの疑問についてお話しします。
毎日の育児に音楽を取り入れよう
音楽は0歳から聴かせてもOK
日々成長する赤ちゃんの早期教育の中でも特に音楽がよいと聞きます。音楽といっても様々な音楽があります。できれば電子音の楽器ではなく、アコースティックな楽器の音をおすすめします。オーケストラの音楽や打楽器(太鼓・マリンバ・スチールパンなど)の元気な曲などから、耳に残る曲を選ぶとよりよいでしょう。
0歳から音楽を聞かせることは脳に刺激を与えます。とはいってもボリュームが大きすぎるのは耳によくないので調整には気を付けましょう。パパやママと一緒に音楽を聴いて、気持ち穏やかに、そして育脳ができるなんて最高ですね。
音楽は子どもの成長に効果がある
1.言語能力の発達
音楽を聴くことで音を聞き分ける能力が身につき、外国語などの処理能力が上がる。
2.コミュニケーション能力の向上
音楽を聴いて一緒に踊ったり楽器を使ったりすることで社会性が上がる。
3.精神の安定
交感神経から副交感神経に変わり気分が安定する。
4.感情表現や思いやりの心を作る
扁桃体などの血流が変化するため。
5.IQアップ
音楽の3要素を処理するために左脳右脳ともに関係。
音楽には気分や心を変える大きな力があります。脳の発達が著しい幼児期に積極的に取り入れてみましょう。
ママの育児疲れやストレスの解消にもなる
ストレスや心が不安定なときなどに行う音楽療法という言葉、聞いたことがありますか?音楽の持つ力は絶大です。リラックスできるゆっくりとした音楽を聴くことで体の免疫力を表す数値が高くなること、副交感神経に作用するので神経の高ぶりを落ち着かせ、疲れをいやすことができることなど、様々な効果が科学的に証明されています。
クラシックでなければならないということはありません。お気に入りの音楽を流すだけでもリラックスできますし、ポジティブになれます。ぜひお試しください。
乳児期の音楽はママと遊びながら楽しもう
乳児用のCDを聴かせてみよう
乳児用のCD、色々と出ています。赤ちゃんには短調(暗い音楽)ではなく、長調(明るい音楽)の穏やかな曲がおすすめといわれています。クラシック・オルゴール・童謡・J-POP…パパやママも一緒にリラックスできるような曲を選ぶとよいでしょう。
赤ちゃんにとって一番の音楽はママの子守歌です。おなかの中にいるときからずっとよい聞き続けています。ママの声はリラックス効果があるため喜んで聞きます。思いついたときに口ずさんであげるとよいですよ。
童謡や簡単な手遊び歌で遊ぼう
手遊び歌は、赤ちゃんの脳によい刺激を送り、パパやママの優しい笑顔と声で愛情を実感し情緒が安定し、メロディーに合わせて手を動かすことでリズム感が育ち、そして目や首や手を動かすことで身体の使い方を学べます。
手遊び歌はいつからでも始めることができます。最初はリアクションもないので「面白くないのかな」とあきらめてしまいがちですが、根気よく続けるうちに赤ちゃんはその歌を覚えていきます。そして次第にまねするようになってきますよ。
乳児から楽しめるコンサートに行ってみよう
こういったコンサートにいくと、ハイハイできるように床にシートを敷いてあったり、プログラムに「泣いてしまってもお互い様。寛容な心でお願いします」と書いてあったりと、赤ちゃんから大人までみんなで音楽を楽しみましょう、というコンセプトですので、気負わず行くことができます。
だからといって本格的な演奏が聴けないということではありません。ただ場の雰囲気がかしこまっていないというだけで、演奏者はその一瞬の音に集中していることには変わりないのです。
幼児期の音楽は動いたり演奏にも挑戦しよう
親子で体操やダンスをやってみよう
・「秘伝ラーメンたいそう」
独特な雰囲気が子ども心をくすぐります。
・「エビカニクス」
結構動きが活発なので大変です。
・「どうぶつたいそう1・2・3」
同じ動きを繰り返すので幼い子でもすぐにできるようになります。
・「たけのこ体操」
テンポもゆっくりめですので最初から合わせられます。
さまざまな体操がYoutube等で見られます。ご自身に合ったものを見つけてみてください。