兼業主婦はストレスが溜まる?兼業ママのプチストレス解消法をご紹介
兼業主婦のママは仕事に家事、育児と毎日忙しく、ストレスも溜まりやすいことでしょう。そこで今回は、最近の兼業主婦の現状と兼業主婦のメリットとデメリット、兼業主婦のママのストレスを解消するためのアイデアなどについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは最近の兼業主婦の現状を知ろう
兼業主婦の世帯は増え続けている
今の時代では、結婚をしたから会社を辞めるというママの方が少数派かもしれません。実際に、1980年ごろには約1,100万世帯あった専業主婦家庭も、どんどんその数が減っていき、2018年には約600万世帯となっています。
ママも仕事を持つ兼業主婦の家庭は1980年代からどんどん数が増えており、2018年には約1,219万世帯となっています。つまり1980年代に比べ、今では専業主婦がいる家庭と兼業主婦のいる家庭はその世帯数が逆転している状態となっているのです。
平日で一番忙しい時間は午前6時から9時
兼業主婦向けに行われたあるアンケートによると、一番忙しい時間帯を「午前7~8時」と答えたママは24.1%、「午前6~7時」と答えたママは23.2%、「午後6~7時」と答えたママは15.9%という結果になっています。
兼業主婦にとって最も忙しい時間帯は午前6~9時といわれていますが、アンケート調査の内容をみても、仕事をしているママにとって朝が一番大変なことがよく分かりますよね。
子どもの世話をしたり、家事をしたりしていると、自分自身の支度をする時間がないというママもいるようです。
意外にも兼業主婦の幸福度は高い
専業主婦のママは、一日中子どもと一緒に過ごし、その傍ら延々と続く家事もこなさなければなりません。専業主婦ということで、「家事も育児もできて当たり前」と思われてしまい、ストレスを感じることもあります。
それに対し、兼業主婦のママは働いている時間は育児から離れてひとりの社会人として仕事をこなし、給与という報酬を得て、達成感を覚えることができます。
仕事をしていると忙しくなるものの、家事や育児から離れる時間を持つことは幸福度を上げるのに役立っているのかもしれませんね。
兼業主婦のメリットとデメリットとは?
兼業主婦は経済的メリットが大きい
今の時代、パパという一本の大黒柱だけでは、子どもに十分な教育を施し、ゆとりのある日常生活を送り、さらに子どもの教育資金と夫婦の老後の資金を貯めるというのは難しいことでしょう。
しかしママがパートもしくはフルタイムで仕事をすれば、その分家計の足しにすることができますし、経済的に多少の安心感を持つことができます。
自分で働いて得たお金であれば、好きなものを買うこともできますし、子どもの習い事の数を増やしたり、私立校への進学を検討したりなど、子どもの可能性を広げることも可能です。
休暇に家族で出かけるときも、ちょっとした贅沢を楽しむこともできます。
デメリットはやはり時間がないこと
子どもと一緒に過ごす時間が大切なのはわかっていても、朝はもちろんのこと、帰宅後も食事の支度や子どものお風呂、家事などに追われて忙しく、子どもとゆっくり向き合う時間をとることも難しいでしょう。
「一日が24時間以上あればよいのに」と願う兼業主婦は珍しくないはずです。限られた時間の中で、何を優先にして行動するのか、兼業ママは時間の使い方についてよく検討する必要があります。手際よく時短で家事を済ませる工夫なども大切です。
兼業か専業かを選ぶのはママの方針に応じて
どちらが今の自分には合っているのか、よく検討するようにしましょう。ママが仕事を始めると、一番先に影響を受けるのは子どもなので、そのことについてもしっかりと考えたいですね。
ママが仕事を始めると、今までのように家事をこなすことは難しくなりますし、子どもと過ごす時間も減少します。しかし家事は工夫することによって手を抜いたり時短したりすることができますし、子どもと過ごす時間も「量より質」と考え、短い時間でも子どもと密度の高い時間を過ごすことは可能です。
ママの方針に応じて選びたいですね。
兼業ママのストレスを解消するアイデア
疲れたママを癒やすおやつタイムを作る
兼業主婦であるママの中には、おやつタイムで疲れた体を癒しているという人も多いようです。自分用に少量のお菓子を常備し、コーヒーと一緒に楽しむと癒されるというママもいます。
おやつタイムであれば、夜子どもが寝た後などわずかな時間でも楽しむことができるのでおすすめです。甘いものを食べると、一日のストレスも和らぐことでしょう。
仕事の帰りにお気に入りのスイーツを買って帰るのもよいですね。ストレスが溜まって仕方がないというときには、自分へのご褒美にちょっと贅沢なスイーツを買うのも一案です。