オイルで保湿して妊娠線を予防!ポイントをおさえて上手にケアしよう
妊娠線を予防できる化粧品はたくさん売られていますが、どのようなものを使うとお肌によいのか迷うママは多いのではないでしょうか。ここでは、妊娠線はどうやってできてしまうのかや、どんな化粧品がよいのか、クリームやオイルを塗るときの方法などをご紹介します。
妊娠線の原因や予防する方法とは
妊娠線って何?気になる原因も
人間のお肌は、表皮・真皮・皮下組織からできており、真皮や皮下組織は急に体重が増えて体型に変化が起こると対応できずに亀裂が入ることがあります。亀裂に表皮が引っ張られて、線のようにお肌の表面に出てくるのが妊娠線です。
妊娠中はホルモンバランスの乱れなどによりお肌が乾燥しやすく、弾力も失われがちなため、急に体重が増えるとお肌が対応できません。妊娠線はできてしまうと消すのが難しいので気をつけたいですね。
クリームやオイルで予防しよう
クリームやオイルは、毎日お風呂上がりに全身に塗るとよいですよ。妊娠線はお腹やお尻にできると思っている方も多いですが、太ももや二の腕、おっぱいなど、様々な部分にできる可能性があります。
妊娠中はお肌が乾燥しやすいため、お風呂上がりにたっぷり塗ってケアをしましょう。とくに、冬場はお肌が乾燥しやすいので、乾燥が気になったときにこまめに塗っておくと効果的ですよ。
妊娠初期から保湿を心がけて
先輩ママに聞くと、人によっては「お腹が大きくなってきてからマタニティ用のクリームを塗り始めたけれど、妊娠線ができてしまった」「安定期に入ってからお風呂上がりに保湿をし始めたけれど、なかなか乾燥肌が改善しなかった」など、焦りを感じてからケアを始めても、お肌の悩みがすぐには改善しなかった方は多いようです。
妊娠初期から毎日コツコツと全身を保湿することでお肌の水分と油分のバランスが整えられるので、体型の変化があってもトラブルなく過ごせそうですね。
オイルの選び方や塗るときのポイント
低刺激で好きな香りのオイルを選ぼう
また、独特の匂いが気になる方には、精油がブレンドされているものを選んでみてはいかがでしょうか。自分の好きな香りのオイルをお肌に塗ることでお肌のケアができるだけでなく、心までリラックスできるのも嬉しいですよね。
最近では保湿効果が高いオイルでも、つけた後にベタつかずサラッとした肌触りになるものもあります。ベタつきが気になる方は、使用感で選ぶのもおすすめですよ。
塗る回数は妊娠時期に合わせて調整を
妊娠初期は体型にあまり変化が見られない時期なので、お風呂上がりに保湿をしておくだけでも問題がないようです。安定期に入ってお腹が少しずつ大きくなってきたころからは、お風呂上がりだけでなく、朝起きてからもケアをしておくとお肌の乾燥を防ぐことができますよ。
妊娠経過だけでなく、季節やママのお肌の状態によってもケアをする回数に変化をつけましょう。冬場や乾燥が気になる方は、こまめに塗り直すことが大切です。
手で温めたオイルでマッサージしながら塗る
オイルが冷たい状態では、お肌になかなか浸透してくれません。お肌と同じくらいの温度にすることでなじみやすくなるので、手の平でオイルを温めてからマッサージを始めてくださいね。
お腹やお尻、おっぱい、太もも、二の腕など、オイルをつけ足しながらゆっくりマッサージをしましょう。お風呂上がりは血液循環がよく毛穴が広がっている状態なので、体が冷めないうちにマッサージをするとオイルが浸透しやすいですよ。妊娠中のお肌は刺激に弱いため、マッサージをするときは優しくなでるようにしましょう。
より効果的な予防策と産後の妊娠線ケア
クリームとオイルを両方使う
クリームは油分と水分がバランスよく混ざっているので、伸びがよくお肌になじみやすいといわれています。オイルは油分が多いので、クリームよりも保湿効果に優れているのが特徴です。
水分の多いクリームをお肌になじませてから保湿効果が高いオイルを塗ることで、よりお肌をしっかりケアできますよ。ベタつきが気になる方は、朝はクリームだけを塗って夜にクリームとオイルを活用するなど、使い方を工夫してみてくださいね。