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甘えてくる上の子にどう対応する?気持ちを受け止めて愛情を伝えよう

甘えてくる上の子にどう対応する?気持ちを受け止めて愛情を伝えよう

下の子が生まれてから、上の子が甘えてくるようになったという経験をしたことがあるママは少なくありません。急に甘えるようになった子どもには、どのように対応すればよいのでしょうか。子どもからの大切なサインを見逃さないよう、甘える理由とその対処法について一緒に考えてみましょう。

上の子の「甘え」の種類とその気持ちとは

安心感が欲しいからスキンシップを求める

子どもがママやパパに甘えるのは、あたりまえのことではありますが、甘えすぎだと心配になったり困ったりしますね。では、子どもが甘えすぎる原因として、どのようなことが考えられるのでしょうか。

たとえば、すぐに抱っこをしたがるといったスキンシップを求める甘えの場合は、安心感を得たいという子どもの心理が考えられます。弟や妹ができたり、ママが仕事を始めたりというように、ママを独占する時間が減ってしまった場合などに、スキンシップをとることで安心感を得ようとしているわけです。

忙しくて、なかなか余裕がないママもいるかもしれませんが、子どもがこのように甘えてきたときには、できるだけ甘えさせてあげることが大切です。

愛情を確認したくてワガママやお願いを言う

下の子におっぱいをあげているときなど、手がはなせないときにかぎって抱っこをせがんだり、普段はひとりでできる着替えや幼稚園の準備などを「手伝って!」と言ってみたり、というようなワガママやお願いを言う行為も甘えの種類の一つです。

これは、自分のワガママやお願いを、ママがどこまで受け入れてくれるか、愛情を確認したいという子どもの気持ちの表れです。このようなときにも、できるかぎり甘えさせてあげましょう。

短い時間であっても、家事や下の子のお世話をする手を止めて、上の子と視線を合わせ、上の子とママだけの時間を作ることで、愛情を伝えることができます。「ひとりでできるでしょ!」などと、突き放すことは逆効果になるので、注意が必要ですよ。

ヤキモチをやいて弟や妹をいじめてしまう

これまでは自分だけを見ていてくれたママが、下の子のお世話をしていることにヤキモチをやき、弟や妹をいじめてしまう子も少なくありません。どんなに上の子を優先していたとしても、ママが下の子をかまっている姿を見ると、不安になるというのが上の子の心理です。

下の子をいじめることは、「ママを取り戻したい」とか「ママの注意をひきたい」という気持ちの表れです。上の子が下の子をいじめていると、ついつい下の子をかばって、上の子を叱ってしまいがちですが、これは逆効果。

叱られると、自分よりも下の子のほうが可愛いのかもしれない…という不安がさらに大きくなり、いじめる行為がおさまるどころか、よけいに激しくなることも考えられるのです。

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甘えてくる上の子へは愛情をこめた対応を

下の子が泣いてもまず上の子を抱っこしよう

上の子の甘えたいというサインを見つけたら、たとえ下の子が泣いていたとしても、まずは上の子を抱っこしましょう。おっぱいやおむつ交換で手がはなせないのであれば、上の子とお歌を歌ったり、おしゃべりをしたりして待っていてもらうとよいかもしれません。

上の子が赤ちゃんだったときの話をするのも、おすすめですよ。下の子のお世話のお手伝いをしてもらうという方法もあります。下の子のお世話をしているときも、ママが自分に興味を示していることがわかれば、上の子は安心するものです。

できるかぎり上の子を優先することで、子どもはママの愛情を感じ、安心感を得ることができます。不安な気持ちが解消されれば、過度な甘えも少しずつ落ち着いてくるでしょう。

やってほしがることにはできるだけ応えて

子どもは、甘えと自立を繰り返して成長するといわれています。上の子には、早く自立してほしい、しっかりしてほしいと願うのが親心ではありますが、子どもが「やってほしい」と言うことには、できるだけ応えるとよいでしょう。

もちろん、身の回りのことや、ひとりでできることを自分でやることは、子どもが成長する上で大切なことです。しかし、「今は精神的にできない」とか「ママに甘えたい」というときには、その気持ちに応えるほうが精神的安定につながるのではないでしょうか。

ただし、お菓子やおもちゃが欲しいというような欲求に過度に応えるのは、あまりよくない甘やかし方です。物で気持ちを満たすのではなく、ママの愛情で満たす方法を考えることが大切なのです。

上の子を責めたり叩いたりせず言い聞かせを

下の子のお世話が大変なときに、上の子がワガママを言ったり、下の子をいじめたりすると、ママのほうがイライラしてしまうこともありますよね。「お兄ちゃんなんだから!」とか「もう◯歳なんだから!」と責めてしまったり、下の子をいじめている姿を見て上の子を叩いてしまいそうになったりすることもあるかもしれません。

しかし、責めたり叩いたりすることで、上の子にママの気持ちや愛情を伝えることはできません。それどころか「ママは下の子のほうが可愛いんだ」とか「いつも下の子ばかり守られている」という誤解を招きかねないのです。

感情的にならず、ワガママに応えられない理由や、下の子をいじめるのはなぜいけないかなどを、優しく言い聞かせるようにしましょう。

日常的な関わりから上の子に愛情を伝えよう

パパがいいと言われてもママとの時間も作る

これまでは何をするにも「ママがいい!」と言っていた子どもが、下の子が生まれてからは「パパがいい!」と言いだすことがあります。これは愛情の裏返しで、本当はママにしてもらいたいのに、「パパがいい!」と言うことでママの愛情を試していることが考えられます。

もし、上の子がこのように急にパパがよいと言いだした場合は、その言葉をうのみにしてパパにすべて任せるのではなく、子どもが嫌がったとしてもママとの時間も作るようにしましょう。可能であれば、下の子をパパに預け、上の子とママ2人だけの時間を作るとよいでしょう。

2人だけの時間のときには、「ママはあなたと一緒にいたい」という気持ちを伝え、たくさんスキンシップをとることを心がけるとよいですね。
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