車内での赤ちゃんとの過ごし方とは?事前準備をして快適に過ごそう
赤ちゃんが車内を嫌がらないための習慣
チャイルドシートに慣れるような工夫を
まずは、チャイルドシートに慣れることから始めてみましょう。とはいっても車に乗る時間というのは限られていると思います。
乗る機会が少ない場合は部屋の中にチャイルドシートを持ち込んで、赤ちゃんの目や手に触れるようにするというのはいかがでしょうか。家の中で見慣れたチャイルドシートなら、車に乗るときにも不安が少なくなるかもしれません。
また、赤ちゃんをチャイルドシートに乗せた途端に泣き出した場合、すぐに抱っこして降ろすと泣くクセがつくので、すぐには降ろさないほうがよいという先輩ママも多いですよ。
体型に合わせてベルトの長さをこまめに調整
赤ちゃんの成長は早いので「今度調整すればよいか」と思っているとすぐにきつくなってしまいます。きつくなってくると、タングをバックルに差し込むのもやりづらくなってきます。ベルトの調整が難しそうと思っているママもいるかもしれませんが、一度やり方を覚えれば簡単ですよ。
また、肩ベルトの通し穴を変えてベルトの高さを調整できるタイプもありますので確認してみましょう。赤ちゃんの体型に調度よい長さにしておくと、装着もスムーズにできます。
長時間の移動では時々気分転換
長時間座ったままだと赤ちゃんの負担になりますよ。パパやママは車に乗っているときでも多少自由に腕や体を動か巣ことができますが、赤ちゃんは器用に体を動かして気持ちを切り替えることができません。また、会話を楽しむこともできないので退屈に感じることでしょう。
車での移動が長時間になりそうなら、時々休憩を挟んで気分転換することをおすすめします。赤ちゃんをチャイルドシートから降ろして、外の空気を吸いながら少しお散歩するだけでも十分です。赤ちゃんのストレスも和らぐのではないでしょうか。
もし車内でぐずりは始めてしまったときは
お気に入りのおもちゃを渡してみよう
お気に入りのおもちゃと、まだ見たことのないおもちゃの2パターンあると、機嫌が取りやすくておすすめです。
少しぐずってきたかな?と感じたら、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを渡してみてください。いつものおもちゃを手にすることで、赤ちゃんは安心することができます。
どうしてもぐずりがひかないときは、まだ見たことのないおもちゃを渡してみましょう。安いものや、手作りのものでよいです。「これなーんだ?」と声をかけて、隠しながら見せることで興味を引いてください。赤ちゃんが微笑微笑んだら大成功です。
音楽をかけたり歌をうたってみよう
赤ちゃんが好きな曲や、毎日聞いている曲をかけてみてください。ぐずっていても、音楽が耳に入ってくるとぐずりがピタッとやむ場合があります。
歌をうたうこともよいですよね。手遊びができる歌は、一緒に遊べるのでおすすめです。ぐずりを早めに解消するには、ママが赤ちゃんと一緒になって遊ぶことが大切です。
もちろん、赤ちゃんの好きな音楽が分からない場合がありますよね。そんなときはママが好きな音楽や、歌をうたってみてください。ママがリラックスした気持ちでぐずりと向き合うことも、ぐずり解消の近道になります。
泣きやまない場合は一度停車してみよう
おむつが濡れていたり、体が汗ばんだりしていると、不快感から泣き出すことがあります。赤ちゃんの状態をチェックして、泣いている理由を探してみましょう。
ミルクを飲むと落ち着くこともあるので、停車している間に済ませましょう。
ここで注意しておきたいのが「必ず停車する」という点です。赤ちゃんが泣きやまないと、すぐにでもチャイルドシートから降ろして抱っこしたくなりますよね。ですがこれによって思わぬ事故に遭遇した場合、赤ちゃんがけがをしたり、最悪の場合は死に至る危険があります。
停車した車内でゆっくりお世話をしてくださいね。
まとめ
車内でぐずり出しても、赤ちゃんは泣くのが仕事なんだと、割り切る気持ちも大切です。あれもこれもやらなきゃ…と思い詰めると、ママだって疲れてしまいますよね。
ママが快適に過ごせる車内は、赤ちゃんにとっても快適な車内です。パパの助けも借りながら、赤ちゃんと楽しくお出かけしてくださいね。