新生児のへその緒の消毒について知りたい!ケアや消毒の仕方について
へその緒がとれない場合はどうするの?
とれる日数には個人差がある
早い子は出産した病院で退院する前にとれるということもあるでしょうし、1カ月健診を受けるときでもまだへその緒がついているという子もいるでしょう。個人差があって当然ですので、ママも焦る必要はありませんよ。
1カ月健診で医師が必ずへその緒の状態も見てくれますから、そのときママはどうしたらよいのか確認してみましょう。自然にとれますので、沐浴しているときや、おむつを替えているときにとれて、そのまま気がつかずなくしてしまった、ということのないようにしてくださいね。へその緒は大切ですから。
無理にとろうとするのはNG
不用意にとってしまうとそこが傷口になって、出血しやすくなりますし、細菌に感染して病気になる可能性も高くなります。へその緒がとれても消毒はしばらく続けなくてはいけませんし、早くとれたからといってよいものでもありません。
自然に任せるのが一番なのです。自然に任せるのは、ママの忍耐力が必要になることもありますが、流れに任せると楽なこともあります。
子育ては待つことを課せられることが多いですね。ママもこうして忍耐力をつけてもらっているのです。
1カ月健診のときに医師に相談してみよう
このときにへその緒がどのような状態になっているのか、必ず確認してくれます。へその緒がとれていなかったら、へその緒の周辺が清潔な状態なのか、うんだり、病気になっていないのかを診てくれるでしょう。
そのときの赤ちゃんの状態に合わせて、ママはどうするのがよいのかをアドバイスしてくれます。ママが心配になることはすべて相談してみましょうね。先生や助産師を目の前にしたら、聞きたいことが出てこないといけませんから、聞きたいことはメモして行きましょう。
とれたあとのへその緒を保管しよう
へその緒を保管するのはなぜ?
昔は、「子どもが大病をしたらへその緒を煎じて飲ませると治る」や「けがをしたときに、へその緒でさすると治る」などといわれ、へその緒を大切に残していたという説もあります。
現在では、そのような意味で保管しているママはいないと思いますが、昔から子どもにとって大事なものというのは共通しているのかもしれませんね。自分のへその緒をママから見せてもらったときに、「私はママから生まれたんだ」と確信できるものでもあるかもしれませんね。
へその緒はよく乾燥させてから保管しよう
きれいな状態で保存させるためにも、しっかりと乾燥させることは大切なことです。保管するケースに、へその緒を乾燥させるように、乾燥剤を入れることもあります。乾燥剤は、お菓子を乾燥させて保管するためにも使われているもので大丈夫です。
子どもが大きくなってへその緒を見ようとケースをあけたら、中でカビていたとなったら、子どももママもかなりショックなことでしょう。そうならないように、よく乾燥させましょうね。
保管するケースの選び方について
桐や白樺でできたケースが通気性もよく、軽くて、防虫や防カビ効果もあっておすすめです。形は四角い物が一般的でしたが、今では卵型やハート型など多くの形があります。
ケースに名前を入れてもらったり、生年月日、生まれた病院などを書ける欄があるのもありますので、好きなものを選びましょう。どのケースに入れても、ママの愛情が込められているのには変わりありませんね。出産後しばらくして買っても十分間に合います。
まとめ
へその緒がとれてからも消毒は続けて、病気にならないように注意しましょうね。赤ちゃんが痛い思いをするのはかわいそうですから。
へその緒は無理にとらず、自然にとれたら、しっかりと乾燥させて、ケースに保管しておきましょう。子どもが大きくなったときに、へその緒を見せてあげると、ママとの絆を感じてくれそうです。