生後1カ月の沐浴後の白湯は必要？飲めるものや白湯の作り方について

2019,11,5 更新

ミネラルウォーターは軟水を使う

赤ちゃんが飲む白湯を、水道水ではなくミネラルウォーターで作ればより安全です。水道水と違って塩素やトリハロメタンが残留する心配がないため、安心して利用することができます。

ただし、ミネラルウォーターに含まれているミネラルの含有量には注意が必要です。ミネラルの含有量が多い水は赤ちゃんの内臓に負担をかける恐れがあります。

ミネラルの含有量は硬度で表されていて、硬度の高い水を硬水、低いものを軟水と呼びます。硬度はパッケージに記載されているので、赤ちゃんに使うミネラルウォーターを購入するときは確認してください。

赤ちゃんに適しているのは軟水で、さらに硬度が100以下のできるだけ低いものを選ぶようにするすると安心ですよ。

ウォーターサーバーの水はそのまま使える

白湯作りは時間がかかります。また長時間の保存ができません。そのため「毎回作るのが大変…」と感じるママもいるのではないでしょうか。とくに共働きのママなら、こうした手間を惜しみたくなるかもしれませんね。

白湯は必ず必要なものではありませんが、やはり欲しいときにあると嬉しいもの。そこでウォーターサーバーも選択肢の一つとしておすすめします。

ウォーターサーバーの水は、すでに工場で殺菌されているのでそのまま使用できます。使用されている水はメーカーにより様々で、できれば天然水の軟水を選ぶことをおすすめします。

コックをひねるだけで水やお湯が出るので、白湯だけでなくミルクの調乳にも便利です。出産を機に契約するママも少なくないようですよ。

まとめ

生後1カ月の赤ちゃんが沐浴後に水分補給するとき、基本的に白湯は必要ありません。授乳で十分ですが、どうしても脱水が心配なら親が判断して水分補給をおこなってください。

沐浴後に授乳以外で水分補給が必要と判断したときは、白湯やベビー麦茶を利用しましょう。水道水やお茶は赤ちゃんの身体に負担がかかるため避けてくださいね。

水道水で白湯を作るときは安全のため15分以上沸騰させてから冷まします。忙しいママはウォーターサーバーを利用してもよいですね。赤ちゃんの大切な水分補給を安全におこないましょう。