赤ちゃんの髪の毛の乾かし方とは?ドライヤー使用時の注意点も紹介
お風呂上がり、赤ちゃんの髪が濡れたままでいると風邪をひいてしまわないか気になりますよね。しかし、その乾かし方に悩むママもいるかもしれません。そこで今回は、赤ちゃんの髪をタオルで乾かす方法やドライヤーの使い方、ドライヤーを使うときの注意点などについてお話しします。
赤ちゃんの髪を乾かす方法はタオルで吸水
タオルドライが基本中の基本
まだ髪の毛の少ない新生児期の赤ちゃんの髪を乾かすときは、タオルドライが基本中の基本です。外気が氷点下になる地域に住んでいない限り、ドライヤーは特に必要ありません。
ドライヤーを使うと頭皮が熱くなりやすいですし、むんとした熱気で赤ちゃんの気分が悪くなる可能性もあります。新生児期はドライヤーを使わずに、さっとタオルで水分を吸収してあげるようにしたいですね。
その後は少し髪が湿っていても、自然乾燥で十分に乾きますよ。髪を乾かすことにあまり神経質になりすぎないように注意しましょう。
赤ちゃんの髪は少量で細いから乾きやすい
生まれたときの髪の毛の量や生え方は個人差が大きいので、ほかの赤ちゃんと比べすぎないようにしましょう。たとえ、生まれたときに毛が薄くても成長とともに改善されますよ。
一般的に赤ちゃんの髪の毛は、大人の髪の毛に比べ少量で密度が薄く、さらに1本が細いので乾きやすいという特徴があります。ドライヤーで乾かそうとすると、熱風が直接頭皮に当たってしまいがちなので注意しましょう。
先ほどもお話ししたように、髪の毛の量が少ないうちはタオルドライで十分ですよ。無理にドライヤーを使うと、赤ちゃんが音に驚いて嫌がることもあります。
ドライキャップを使うとより速く乾かせる
ドライキャップなら、タオルで頭を拭かなくとも、そのままかぶせるだけで髪の毛の水分を吸収してくれるのでママの手間が省けて楽ですよ。大人用のドライキャップでは大きすぎるので、ベビー用のドライキャップを探してみましょう。
ウサギやクマなど動物の耳が付いたドライキャップなら、ちょっとした仮装気分で楽しくかぶることができます。子どものお気に入りの動物なら、喜んで積極的にかぶってくれるかもしれません。
ネット通販でも見つけることができるので、探してみてくださいね。
状況によってはドライヤーを使ってみよう
タオルで乾くようならドライヤーはいらない
室内の温度がよほど寒くない限り、自然乾燥に任せるようにしたいですね。タオルで乾かし、寝る前に髪を触ったときに内側が湿っているようなら、ドライヤーを使い始めるのがよいでしょう。
お風呂上がりにすぐ寝てしまう場合は、髪が湿った状態で寝ることになるので、お風呂の時間を少し早めてみるのも一案ですよ。寝るときには髪が乾いているように心がけましょう。
月齢ではなく髪の量で必要か判断する
特に赤ちゃんの髪の毛の量は個人差が大きいので、同じ月齢のほかの赤ちゃんがドライヤーを使っているからといって無理に使う必要はありませんよ。わが子の髪の毛の量を見て、ドライヤーが必要かどうかを判断するようにしたいですね。
先ほどもお話ししたように、寝る前に赤ちゃんの髪の内側がまだ湿っていたら、そろそろドライヤーの出番ですよ。
冬の寒い時期など必要に応じての使用が最適
ただ、室温が暖房で適度な温度に保たれ、体が冷えていないようなら急いでドライヤーで乾かさなくても大丈夫です。季節や室温などによってドライヤーを使うタイミングを見極めるようにしたいですね。
赤ちゃんは自分からママに、「寒いから、髪を乾かして」というように言葉で伝えることができないので、ママが赤ちゃんの様子を見て判断することが大切ですよ。冬はこまめに室温と赤ちゃんの様子をチェックして、ドライヤーが必要かどうかを判断するようにしましょう。