ママが気になる今後のお金事情!育児にかかる費用の内容とは
習い事などの教育にかかるお金
今の子どもも習い事をしているケースが多く、50%近くの子どもが1~2種類の習い事に通っているというデータがあります。習い事の費用は1,000~10,000円が多く、およそ2/3が10,000円未満の金額となっています。
1家庭当たりの子どもの数が少ない昨今では、子どもに教育費や習い事の費用を多く費やしたいのがパパやママの心情でしょう。習い事の種類では水泳が一番人気で、ピアノや英語教室も上位人気を占めます。英語教室が習い事の上位に入ってくるのは、グローバル時代ならではのことといえますね。
消耗品や文房具などの日用生活品
さらに、幼稚園で過ごす時間が増えることにより、家で必要としたものが幼稚園で賄えるということも一因と考えられそうですね。
ただし、年間でみた生活用品費は減少している反面、文房具や画用紙、色鉛筆などの画材や工作用品の購入が増えてくるでしょう。子どももこの頃には手先が器用になり、興味の幅も広がってきます。
この購入費は、才能を伸ばすには必要な出費といえるのではないでしょうか。子どもの成長に必要なものにお金をかけられるように、無駄な出費を省いてうまく節約したいものですね。
成長に合わせた衣類の購入や雑費が必要に
体が大きくなるので衣類や靴の購入が必要
ママも子どもの成長に合わせて、可愛い靴やブランド物の服などを買ってあげたいことでしょう。おじいちゃんたちが毎回買ってくれるのなら別ですが、そのようになるとは限らないので少しでも節約したいものですね。
インターネットオークションやフリーマーケットを利用して、気に入ったものを安く購入しているママが多いのもそのためです。子どもはどんどん大きくなりますので、洋服や靴などを提供してくれる親せきなどからの申し出はありがたく受けましょう。
子ども向きのおもちゃや日用品
子どもが大きくなってくれば、テレビゲームなどおもちゃも高い金額になってきます。ママ友の子どもは、4歳からインターネットでホームページを作成したそうです。そのときは、パパのパソコンを借用していたようですが。
このように将来遊ぶおもちゃが高い金額になってくるため、2~3歳頃のおもちゃの費用は安く抑えたいものです。金額面ばかりではなく、小さい頃からおもちゃを買い与えすぎると、ものを大切にする心が育たなくなると考える家庭も多いようですよ。
3歳からレジャー料金が発生することも
たとえば、職業体験のできる「キッザニア甲子園」は、3歳以上から2,750円の入場料がかかります。また「レゴランド・ディスカバリーセンター」は、東京、大阪ともに3歳以上2,300円以上の入場料がかかります。
3歳以下の入場料が必要のないレジャー施設もあります。子どもに限らず大人にも人気の「東京ディズニーランド」が代表格でしょう。アトラクションやパレードなど1日たっぷり遊べるので、休日に子どもと一緒に楽しむにはぴったりですね。
将来に向けて少しずつ節約や貯金を心がける
お金をかけずに遊べる場所で遊ぼう
まずは、子どもが遊ぶ遊具がたくさんあると評判の、関東を中心に名古屋や福岡にも店舗を展開している「ファンタジーキッズリゾート」です。「ふわふわエリア」では赤ちゃんでも遊べて、0歳児は入場無料です。さらに誕生月の子どもは入場無料のうえ、帰りにおもちゃのお土産までもらえますよ!
また、千葉県・船橋市の「ふなばしアンデルセン公園」もおすすめです。トランポリンのように跳ねて遊べる「ワンパクボール島」や一年中遊べる「じゃぶじゃぶ池」で楽しめます。4歳未満は入場無料なのもうれしいですね。
児童手当などをできるだけ貯める
児童手当の毎月の支給額は次のとおりです。
・3歳未満 一律15,000円
・3歳以上小学校修了前 10,000円(第3子以降は15,000円)
・中学生 一律10,000円
・特例給付 一律5,000円
多くの自治体が、4カ月分をまとめて年に3回に分けて支給しているようです。幼稚園の月謝や生活費もかかりますが、子どもの将来に備えてできる限り貯めておきたいものですね。
無理しすぎないようコツコツと貯めていく
出産育児一時金は42万円支給されますので、分娩費用の大半が賄えることになります。この国からの二つの制度だけで、子ども1人につき最低132万円もらえるのです。
ほかにもパパとママの親や親せきなど、身内からお祝い金をもらうこともあるでしょう。それらの中からなるべく多く貯金に回せるとよいですね。
ただし子どもが成長するにつれ、被服費や教育費、交際費などが家計に大きくのしかかってきます。子どもの将来にお金がかかるからといって、あまり無理をせずコツコツと貯めていきましょう。