話を聞かない子どもにお手上げ!ママの言葉が伝わる向き合い方
伝え方を変えるなど具体的に話をする
子どもは、イメージできないことはうまく行動に移せません。例えば、「食事の前には、汚れた手を洗いましょう」というだけでは、子どもにはできないこともあります。
この場合、「汚れた手で食べると、バイキンさんもお口の中に入っちゃうと、お腹がいたくなるかもしれないよ。だから、手をきれいに洗ってバイキンさんを落としてから食べようね」などと具体的な言葉で伝えると、子どもが納得しやすく、行動しやすくなることでしょう。
「話を聞いてくれてありがとう」と伝えて
このとき意識してほしいのは、「親のいうことをしっかり守ってできた」という結果は関係ないということです。それよりも、「子どもが話を聞こうとした姿勢」に対して感謝して、子どもに成功体験を与えてあげてほしいのです。
例えば、「早く片付けられた」という結果だけに気をとられず、「大人の話を聞いて、早く片付けられるようチャレンジした姿勢」を認めてあげることが大切です。
「Aちゃんが早く片付けてくれて助かるよ」「Aがママの話をわかってくれて、嬉しいよ!」、こんな風に伝えてあげると、子どもは「よいことをしたんだな」という成功体験を得られるようです。
まとめ
公共の場や時間がないとき、何度注意しても直らないなど、子どもがいうことを聞いてくれないと、ママのストレスも高まることでしょう。しかし、そんなときでもグッと堪えて、怒るのではなく、冷静に伝えることができたらよいですね。
しかし、話を聞いてもらうには、子どもが集中して話を聞ける環境づくりや、子どもの話を聞くママの姿勢も必要だということがわかりました。子どもの性格も考慮して、上手に伝えていきましょう。