5歳児に昼寝は必要?よくある悩みや考えかたと昼寝の見極めポイント
5歳になり、もうすぐ小学校に入学ですね。今までは当たり前のように昼寝をしていた子どもも、この時期になると子ども自身が昼寝をしたがらなかったり、昼寝はするけれど夜の寝つきが悪くなったりするなど、昼寝に対して疑問を抱くママも増えると思います。そこで今回は5歳児の昼寝問題についてお話しします。
5歳児によくある昼寝にまつわる問題
昼寝をすると夜寝つくまでに時間がかかる
子どもによっては、たっぷりと昼寝をしてしまうと夜11時ごろまで眠れないというケースもあるようですよ。昼寝をする場合はなるべく早い時間にさせ、夜の就寝に影響がないよう気をつけることが必要です。
保育園に通っている場合は、昼寝をしなくても大丈夫か、もしくは30分程度で起こしてもらえるかどうかなど相談してみてもよいですね。保育園によっては年長クラスになると昼寝が無い、あるいは個人的に調整をしてくれることもあるようです。
昼寝後に大泣きすることがある
原因としては、昼寝後目を覚ましたらそばにママや保育士がいないので、不安に感じて泣いてしまうことや、目を覚ましたら夢と現実がごちゃ混ぜになってしまい、軽いパニックを起こして泣いてしまうことなどがあげられます。
昼寝後に大泣きしてしまう場合は、優しく背中をとんとんしながら話しかけてあげるもしくは抱きしめると、子どもも次第に意識がはっきりして安心しますよ。昼寝後に大泣きしても子ども本人は覚えていないことが多いようです。
5歳児の昼寝は必要?昼寝に対する考え方
長時間の昼寝は夜に影響するので避ける
午後3時以降に2時間以上の昼寝をしてしまうと、夜寝る時間になってもなかなか寝つけることができずに、子どもだけでなくママも辛くなってしまいます。夜寝る時間が遅くなると、必然的に朝起きる時間も遅くなってしまい、生活リズムも乱れてしまいます。
午後に昼寝をする場合は、できるだけ午後3時までに終わらせるようにしましょう。
就学に備え昼寝はしないほうがよい
しかし昼寝をする習慣がついていると、学校のリズムに慣れるまでは、午後の授業中に眠たくなってしまったり、先生の話に集中することが難しくなってしまったりします。よって5歳になったら昼寝をさせないほうがよいという説もあります。
夜は早く寝かせるようにし、できるだけ深くぐっすりと眠れるように部屋を暗くし、居間のテレビの音が入ってこないように気をつけたいですね。子どもが寝る時間にパパが帰宅する場合は、協力してもらいましょう。
睡眠も個性!5歳でも昼寝が必要な子も
昼寝が必要なタイプの子どもが急に昼寝をしなくなってしまうと、夜寝るまでの間に疲れてぐずってしまい、お風呂や夕食を済ませるのが難しくなるかもしれません。また、普段昼寝が必要ない子どもでも日によっては昼寝が必要なときもあります。
無理に「昼寝はさせない」と決めるのではなく、子どもの成長具合と状況によって調整してあげるようにしたいですね。ママが子どもの生活リズムや体調を考慮し、昼寝をしたほうがよいのか見極めてあげる必要がありますよ。