姑からの嫁いびりをやめさせたい!姑の心理と上手な対処法を知ろう
会うたびにチクチクと嫌味を言われたり、何となく引っ掛かりを感じる言動をされたり、姑からの嫁いびりに悩んでいるママは少なくないでしょう。なんとか止めて欲しいところですが、相手は夫の親ですから、できれば穏便に済ませたいですね。今回は、姑の心理を探りながら、嫁いびりを上手に対処する方法をご紹介します。
そもそも嫁いびりをする理由とは?
息子が好きすぎて子離れできていない
特に、息子が幼いころは「小さい恋人」と例えられるなど、母親にとって息子は大好きな存在なのです。しかし、息子が成長すると、息子と自分との関係性が変わり寂しさを感じることが増えてきます。
そんな中に「嫁」が登場すると、なおさら息子を自分の側に置いておきたい感情が強くなるのでしょう。姑からすると「嫁」は、自分の可愛い息子を奪った存在といえるため、なかなか優しい態度で接することができないというのが本音なのではないでしょうか?
女としてライバル心を抱いている
これは、家の中における家事などの面でも同様です。姑は姑なりに、自分で培ってきた料理や掃除、洗濯のやり方というものがあります。
もちろん、嫁としても嫁なりのやり方がありますから、お互いの手順や仕上がりが違ってくることは当然のことです。しかし、ライバルである嫁が自分とは違うやり方で、なおかつ段取りよく作業し、完璧に仕上げていると面白くないのです。
「嫁姑」という関係ではなく、女同士の家事対決と認識してしまうと嫁のすることなすこと、すべてが気に入らないということになります。
自分も同じことをされたから誰かにしたい
そしていつからか、自分がされたことを誰かにしたいという感情が芽生えます。その対象となるのが、自分よりも立場の弱い「息子の嫁」ということになるのですね。
自分が「姑」になった今、昔の自分も我慢していたのだから、息子の嫁も同じように我慢するのが当たり前だと考えるのです。嫁姑問題で苦労をした自身の経験からそういった考えに至るため、負の連鎖が続いてしまうということになります。
嫁いびりに対して上手に対処する方法
いじわるされても華麗にスルーする
どんな挑発にも嫁が乗ってこず、何を言っても思うような反応がなければ、姑としても面白くなくなり、やがて嫁いびりも終わるでしょう。
もちろん、中には腹が立って言い返したくなるママもいるでしょう。しかし、そこはグッと堪えて徹底的に反応しないようにするのです。
ときと場合によっては、姑の挑発に対して、不敵な笑みを浮かべるのも効果的かもしれません。仕掛けた側の姑が嫁に微笑みかけられたら、不気味に感じてかえって敵対心がなくなるはずです。
夫をなんとかして味方につける
夫を味方につけるには、日ごろから夫を褒めたり、感謝の気持ちを伝えたりすることが大切です。夫の話をよく聞いて、信頼関係を築いておくことも欠かせません。
妻から愛されているということが実感できれば、夫もまた妻を大切に思うようになります。いざというときには、しっかりとあなたの味方についてくれるようになるでしょう。
ただし、家族の悪口を言われて喜ぶ人はいません。夫婦の信頼関係にヒビが入りかねないので、姑との関係がうまくいってなくても、夫へ姑の悪口をストレートに言うのは止めましょう。
我が子を味方につける
姑にとって息子は可愛い存在ですが、それ以上に可愛いのはやはり「孫」です。そこで、我が子と姑が会う機会をできるだけ作らないようにして、妻側の両親に懐くように育ててしまいましょう。
愛しい孫に会えないということは、姑にとってつらいことです。孫と遊びにおいでと誘われても、何かと口実を作ってできるだけ遊びには行かないようにします。
これは、嫁を敵に回した姑への一種の報いです。表立って姑に対抗するわけではないこの方法は、姑からのいじわるに悩むママにぴったりな仕返しとなるのではないでしょうか?
どうしてもつらいときは会わない作戦を
仮病や仕事を言い訳にするのが基本!
一旦は会う約束をして日程を決めても、前日か当日に「具合が悪くて行けない」と断りましょう。何度も病気を理由にドタキャンをすると「仮病なのでは?」と疑われるかもしれません。しかし、姑に会わずに済むという結果の方が大切です。
また、外で働いているなら仕事を理由に断るのも有効です。「仕事が立て込んでいる」「シフトを代わってもらえなかった」など、例え嘘であっても、姑にそれを確かめる術はありません。同様に「幼稚園のPTAの仕事」なども言い訳にしやすいですね。