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子どもは1人でよいというママ集合!子育てのメリットやママの心得

子どもは1人でよいというママ集合!子育てのメリットやママの心得

子どもに愛情をたっぷりと注ぐことができる

兄弟姉妹が多ければ、それだけママは世話をする相手が増えるため1人の子どもと接する時間は少なくなります。愛情の量が減るということはないでしょうが、子どもから見れば愛情が分配されているように感じるかもしれませんね。

子どもが1人の場合には、子どもに対するママの愛情は1人にたっぷりと注がれ、子どもも自分に多くの関心が集まることを感じやすいでしょう。結果として子どもが1人のほうが、たくさんの愛情を受けているように感じます。

パパやママだけではなく祖父母からの愛情も一身に受けることで、自己肯定感の高まりや、精神的な安定を得られやすいのです。気をつけたいのはママからは子どもの粗も見えやすくなるため、つい余計な一言を言いやすい点でしょう。

心に余裕を持って子育てをすることができる

複数の子どもを育てるママのなかには、スーパーに買い物に行くと子どもが左右にパッと走り出し手に負えないと感じる人がいます。出かけることを考えるだけで疲れてしまうママもいるようです。ですが、子どもが1人ならこのような苦労がなく、外出を楽しめる心の余裕が持てますね。

兄弟が同時にぐずり出すことや、1人が寝たタイミングで別の子どもが起きだしてしまい、ママの時間が取れないという悩みも、子どもが1人なら持たずに済みます。

ママは子どもがお昼寝をしたタイミングや夜ぐっすりと寝たタイミングで自分だけの時間が持ちやすく、ママの精神的な安定を得られやすいでしょう。それにより、心に余裕を持って子育てができるのです。

ママに聞く子ども1人のデメリット三つ

常に子どもの遊び相手になるのは大変

年の近い兄弟がいれば、家庭内でも自然と子どもだけで遊ぶ機会が増えます。喧嘩をすることもあるでしょうが、気がつくとまた一緒に楽しそうに遊んでいることは多くあります。ですが、子ども1人の場合は家の中に遊び相手となるのはママやパパだけになるため、常に子どもの遊び相手にならなければなりません。

子どもと一緒に遊ぶ時間は楽しいと感じる反面、家事や仕事などで忙しいときに遊びたいと言われてしまうと大変です。日中パパは仕事でママだけが家にいる環境だと、逃げ場がないだけに育児ノイローゼの状態に陥るママもいるのです。

ママが忙しいときに、子どもに「後でね」と断った後、ひとり遊びをする我が子を見ると切ない気持ちになることがありますよね。

兄弟姉妹との関わりから学ぶ機会がない

複数の子どもを持つママからは「兄弟喧嘩が多くて困る」という悩みを聞く機会があるでしょう。子どもが1人だとこのような悩みとは無縁ですが、一方で兄弟がいることで得られる社会性が育ちにくいかもという心配があります。

何となく無我夢中に争っているように見える兄弟喧嘩も、実際には微妙な駆け引きの中で行われます。上の子の相手を思いやる気持ちや、下の子の負けて悔しい思いなど、ひとりっ子では経験できないことが多くあります。

このような兄弟姉妹との関わりから学ぶ機会がないと感じるときは、幼稚園や保育園選びのときに、縦割り保育を実施する園を選ぶとよいでしょう。兄弟姉妹を疑似的に体験でき、社会性も育まれるでしょう。

わがままや甘えん坊になってしまいがち

パパやママからみれば、1人きりの子どもは可愛いですし、苦労をさせたくないと感じます。欲しいと言われればつい買い与え、乗り越えるべき高い壁もせっせと乗り越えやすいようにしてしまいがちです。その結果として、子どもは自分の希望はすべて叶うものだと思い、我慢をする必要はないと感じることで、わがままや甘えん坊へとなるのです。

子どもが1人の家庭は、どうしても子どもが中心となりやすいですよね。ママの中には「ひとりっ子は可哀想」というイメージを強く持ち、子どもに手をかけ過ぎていることもありますよね。

わがままや甘えん坊になりやすいだけではなく、競争心がなくおおらかでゆったりとした子どもにもなりやすいですよ。

子ども1人を持つママが気をつけていること

同世代の子どもと遊ぶ機会をたくさん作る

保育園や幼稚園に通いだせば、周りには常に同世代の子どもがいる環境となり、自然と社会性が芽生え、同世代との関わり合い方も身についていくでしょう。ですが、それ以前はママが積極的に同世代の子どもと遊ぶ機会を作らなければ、接する機会はあまり多くはないのです。

近所の公園や子育て支援センターなど同世代の子どもが集まりやすい場所に出かけていくとよいでしょう。もし、すでにグループができあがっており入り込みにくいと感じるときには、保育園や幼稚園の子育て支援のイベントや、地域にある幼児教室に行ってみるのもよいですね。

同じような悩みを持つひとりっ子のママに出会うこともあるでしょう。悩みの共有ができ、ママの気持ちも楽になるかもしれませんね。

ひとりっ子だからと甘やかしすぎない

子どもが欲しいと言ったものをなんでも買い与えたり、子どもが体験すべき苦労を先回りしてやってしまったりすることは「甘やかし」です。家庭内に子どもが1人だとついやってしまいがちですが、ここはぐっとこらえて甘やかさないことが必要です。

なんでも子どもを中心に考えた生活を続ければ、子どもは自分が中心であることが当たり前となり自己中心的な性格に育ってしまうでしょう。また、やりたいことができない場面に遭遇したときに、できないことが耐えられない子どもになってしまう可能性があります。

子どもが心の安定のために求める要求は「甘え」で、これは受け止めます。ですが、甘やかしについては少しずつでも減らしていきましょう。

子どもに過度な期待をかけない

1人きりの子どもに惜しみない愛情を注げるメリットがある反面、パパやママの関心は1人に集中し、それが子どもにとって大きなプレッシャーとなることがあります。兄弟がいれば、ある程度分散する関心も、ひとりっ子は一身に受け続けることで気が詰まるのです。

パパやママからすれば、多くの期待をかけたくなる気持ちは分かります。とくにママはお腹を痛めて生んだ最愛の子どもなので、過度な期待をかけたり過干渉になったりすることが少なくないのです。

我が子でも子どもはパパやママとは別の人間です。子どもの個性や生き方を尊重することが大切です。子どもが幼いころは難しいかもしれませんが、子どもが1人で過ごす時間を作りましょう。ママも1人の時間が持てますよ。
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