子どもは1人でよいというママ集合!子育てのメリットやママの心得
夫婦と子ども1人という3人世帯が増えてきています。国立社会保障・人口問題研究所2015年の調査によれば、2割弱が子ども1人の世帯となっています。子どもは1人と決めたママはどのような事情で1人と選択したのでしょうか。ひとりっ子のメリットやデメリット、育てる上で気をつけていることを共有していきましょう。
目次
- ママが子どもを1人に決めた理由とは?
- 経済的な理由から1人がよいと判断した
- 子育ての大変さに気づいたため
- 本当はもっと欲しいがやむを得ず
- 子ども1人のママが周囲に言われやすいこと
- 2人目はまだなのと頻繁に聞かれる
- 子ども1人だけでは可哀想という言葉
- ひとりっ子は楽でよいわねと言われる
- ママに聞く子ども1人のメリット三つ
- 教育費にお金をかけることができる
- 子どもに愛情をたっぷりと注ぐことができる
- 心に余裕を持って子育てをすることができる
- ママに聞く子ども1人のデメリット三つ
- 常に子どもの遊び相手になるのは大変
- 兄弟姉妹との関わりから学ぶ機会がない
- わがままや甘えん坊になってしまいがち
- 子ども1人を持つママが気をつけていること
- 同世代の子どもと遊ぶ機会をたくさん作る
- ひとりっ子だからと甘やかしすぎない
- 子どもに過度な期待をかけない
- まとめ
ママが子どもを1人に決めた理由とは?
経済的な理由から1人がよいと判断した
1人の子どもにこれだけかかると考えると、2人目、3人目となればさらに経済的な負担は大きなものになるでしょう。経済力がある程度備わっていないと、複数の子どもを養育することは難しいように感じますね。
複数の子どもを持つよりも「1人の子どもに十分な経済的支援をしたほうがよいのでは」と子どもは1人に決めたママもいると考えられます。
子育ての大変さに気づいたため
パパが子育てにあまり参加してくれない、社会や経済の先行が不安、子育て中のママに対する世間の冷たさなどを感じたときに、2人目を生むことは無理と考えるかもしれませんね。
ママを取り巻く社会や、家庭環境により「ワンオペ育児」として社会問題化している現在において、ママが感じる子育ての大変さは大きなものです。1人でも大変なのに2人目、3人目の子育ての大変さを考えると、1人でよいと決めるママの気持ちも分かります。
本当はもっと欲しいがやむを得ず
1人目の子どもを産んだときのママの年齢によっては、本当はもっと子どもが欲しいと思っていたけれど、年齢的に難しいと感じることがあるでしょう。また年齢的には問題がないものの1人目の妊娠中に切迫気味で苦労した、出産時の痛みが強かったといった理由で、次の妊娠や出産への不安感から断念するママもいます。
仕事を持つママの中には、これ以上仕事を休むわけにいかないという理由で1人と決めたママもいるでしょう。
子ども1人のママが周囲に言われやすいこと
2人目はまだなのと頻繁に聞かれる
兄弟姉妹がいる世帯が多いことから、子どもが1人だと周りからは「2人目はまだなの?」と聞かれる機会は多くあります。特に実家や義実家の両親、親戚から「2人目」について聞かれる機会は多いようです。
様々な理由からママが子どもは1人と決めているのに、周りから頻繁に聞かれるとうんざりする、嫌になるとネガティブな感情を持ってしまいますね。
子ども1人だけでは可哀想という言葉
子どもが幼いころは遊び相手として兄弟姉妹がいたほうが楽しいと感じるのでしょう。将来パパやママが年老い、介護といった問題が起こったときに、1人ですべて引き受けなければならないという考え方もあります。
兄弟姉妹がいるからこそのよいことはありますが、子どもが1人だからこそ起こりにくい問題もあります。世間が思うほど、子ども1人は可哀想ではありませんよ。もしこのようなことを言われたら「あら1人だからこその楽しさがあるわ」とポジティブに返すとよいでしょう。
ひとりっ子は楽でよいわねと言われる
幼い兄弟姉妹は家庭内に友だちがいる状態なので、子どもだけで遊ぶことも多いでしょうが、1人だとママやパパが常に遊び相手を務める必要が出てきます。手をかけられる反面、かけすぎないよう自制することが苦しいと感じるママもいるでしょう。
子育てはどの家庭でも同じではありませんよね。子どもが複数人いるママの苦労、子どもが1人のママの苦労は比較することはできないのです。
ママに聞く子ども1人のメリット三つ
教育費にお金をかけることができる
兄弟姉妹が多ければ、それだけ教育費も生活費もかかります。子どもが興味を持つことがあっても、ほかの子どもにも同じようにお金がかけられないと感じれば、不公平を感じさせないためにも諦めてもらうことがあるでしょう。分け隔てなく習いごとや、十分な教育を受ける機会を与えるためにはどうしてもお金がかかるのです。
子どもが1人なら、兄弟姉妹間の不平等を考えずに、1人の子どもに精一杯お金をかけることができるのです。