マタニティストレッチの時期を知ろう!運動不足を解消し健康な体を!
ながらでできる骨盤体操や股関節ストレッチ
【股関節をのばすストレッチ】
1.足の裏を合わせてあぐらをかく
2.両足のかかとを自分の方へ引きよせる
3.両手を膝にのせ、息を吐きながら床に向かって力をかける
また、赤ちゃんがお産のときにスムーズに産道を進めるように、以下のストレッチで左右の骨盤のゆがみをなくし、正しい位置に整えるようにしておきましょう。
【骨盤体操】
1.仰向きに寝て、両膝をそろえて立てる
2.息を吐きながら両膝を片側にたおす
3.ゆっくりもどして反対側にも同様にたおす
産道を柔らかくするのに最適な昇降運動
そこでおすすめしたいのが、室内で手軽にできるトレーニングである「踏み台昇降運動」です。昇降運動をすることで骨盤やまわりの筋肉がゆるみ、子宮口が開いて産道がやわらかくなる効果があるとされています。ウォーキングと同様の有酸素運動ですので、基礎代謝量の向上や心肺機能の改善も期待できますよ。
ただし、段差や階段での昇降運動は転倒の危険性もありますので、手すりなどのつかまるものがある場所でおこなうようにしてくださいね。
安全で心地よいストレッチのコツ
体を締めつけない服装でおこなう
ただ、締めつけを気にしすぎてブカブカすぎると服の裾を踏んでしまったり、ずり落ちたりと快適ではないので、ストレッチ素材で身体に密着するのに締めつけないなど、着心地のよいものを選ぶようにしましょう。また、妊娠すると汗をかきやすくなるので、吸湿性がよく、べたつかない素材であることも気持ちよく身体を動かすためのポイントです。
服装でモチベーションもアップするので、お気に入りをみつけましょう。
無理せず時間をかけてリラックス
ストレッチは無理せず時間をかけておこなうのが正しい方法です。痛気持ちよいところで、深呼吸し、リラックスして伸ばし続けると徐々に柔軟性が増してきます。頑張って伸ばそうと思うと息が止まってしまう人がいますので、伸ばすところを感じながらゆっくり呼吸を続けるよう意識しましょう。
誰かに押してもらったり、引っ張ってもらったりというようなストレッチは妊娠、非妊娠時に関わらず筋肉を傷める可能性があるので避けるようにしてくださいね。
アロマや音楽で雰囲気作り
「なんだか元気がないな」「癒されたいな」と感じているなら、ぜひアロマや音楽の力を借りてストレッチの時間をヒーリングタイムにしてみましょう。ゆったりとした音楽、好きな香りやキャンドルの光など非日常の空間を演出した中でストレッチをすれば心の栄養にもなるはずです。
とくに香りは直接脳を刺激して心身をリラックスさせる効果があります。ただ、アロマテラピーに使われる精油には妊娠中禁忌のものもありますので、事前に調べて効用をチェックしておきましょう。
まとめ
ただし何事もやりすぎは禁物ですので、ストレッチをしている途中で体調が悪くなったりお腹が張ったりしたときにはすぐに中断して安静にするようにしましょう。無理のない範囲でマタニティストレッチを日常生活の中に取り入れ、お産に向けたカラダづくりをしていってくださいね。