子どもの冬靴のおすすめは?スノーブーツの選び方とブランド
寒い地域に住んでいたり降雪地域へ旅行したりする場合は、子どもにスノーブーツを履かせたいと考えるママもいますよね。長靴やスニーカーとは異なり防水性や保温性が高く、雪の上で歩いてもすべりづらいので寒い冬におすすめのアイテムです。スノーブーツを活用して寒い冬を乗り越えましょう。
子ども用ブーツを買う前に知っておこう
ブーツはあんよが上手になったら
冬の必須アイテムの一つともいえるスノーブーツは、一般的に何歳ごろから履き始めるのでしょうか。履き始める年齢について明確な決まりはありませんが、たいていは上手に歩けるようになってからが多いようです。
「歩き始めたらすぐに履かせてもよいのでは?」と考えるママもいますよね。しかし歩き始めたばかりの子どもは、かかとの骨や土踏まずが未熟な状態です。靴底が柔らか過ぎたり硬過ぎたりするとつまずいてしまう恐れがありますので、安全に設計されたファーストシューズがおすすめですよ。
足のサイズより5~10mm余裕を持って
一般的には実際の足のサイズよりも5~10mm大きいものを選ぶとよいそうです。子どもは着地時に足全体が地面につく歩き方なので、あまりにも大きいサイズだとブーツの中で足が泳いでしまいます。サイズが合っていない靴を履き続けると、腰や膝の病気や内臓に影響を与えることもあるようですよ。
またスノーブーツの多くはニットなどの厚手素材が内側に施されています。ジャストサイズだと窮屈で厚手の靴下を履かせることが難しくなりますので、少し余裕のあるものを選ぶとよいでしょう。
動きやすくて軽いものを
スニーカーと比べてスノーブーツはどうしても重くなりがちですが、できるだけ片足500g程度までのものを選びましょう。この程度の重さであれば、子どもの動きに制限がかかりにくいですよ。商品によっては200g程度のものもあるそうです。
また子どもの足には個人差があり、同じ靴のサイズであっても痩せ型であれば緩くて脱げやすかったり、肉づきがよい子であればきつくて履きづらかったりする場合があります。できるだけ店頭で試し履きをしてくださいね。
子どもの冬靴の定番!スノーブーツの選び方
防水加工やすべり止めがついている
子ども用スノーブーツは完全防水のものは少ないです。完全防水だと雨や雪を通しにくいという長所がありますが、重量が重くなったり蒸れやすくなったりするという短所も持ち合わせています。そのため基本的には靴底からくるぶしあたりまで完全防水加工、そこから上は強力な撥水加工を施しているようです。
またすべり止めがついているものであれば、雪道を歩いていてふいにツルンとすべる心配もありません。思わぬトラブルや怪我を避けるためにも、すべり止めつきかどうかをチェックしてくださいね。
中はボアやニット素材で暖かく
スノーブーツの多くは内側がボアやニット素材になっています。これらの素材は見た目が可愛いだけではなく、ボリュームがあるのに軽く保温性が高いです。そのため足を入れた瞬間から暖かく感じ、お出かけしていても暖かいままの状態を保つことができるでしょう。
最近では機能性の高い新素材が増えているのをご存知でしょうか。スノーブーツを履くだけで体から出てくる水分を吸収して熱に変えたり、熱反射を利用していたりする素材などが用いられているそうですよ。
脱ぎ履きしやすいもの
そのため小さな子どもの場合は、できるだけ脱ぎ履きしやすいものを選びましょう。履き口が大きく開くものであれば、小さな子どもであっても簡単に足を入れることができますよ。
また雨用の長靴とは異なり、スノーブーツの大半には履き口にドローコードやベルトがついています。これらの紐をしっかり締めることで、雪が靴の中に入りにくくなるそうですよ。留め具ボタンが硬くないかや簡単に調節できるかなどを、購入前に確認しておくとよいでしょう。
子どもにおすすめのスノーブーツブランド
豊富なデザイン「ノースフェイス」
ノースフェイスのスノーブーツはほかのブランドと比べると少しタイトに作られていて、慣れるまでは脱ぎ履きしづらいと感じることがあるかもしれません。タイトな作りだからこそしっかりと足をホールドすることができ、歩きづらい雪の中でも気にせず歩くことができるそうですよ。
またデザインが豊富で、キッズサイズと大人用サイズで同じデザインのスノーブーツも販売されています。親子で同じものを選んで、お揃いコーデに挑戦してみてはいかがでしょうか。