第一反抗期がやってきた!年齢別子どもの反抗期の理由と対処のコツ
年齢別!イヤイヤの原因と対処法
2歳は納得するまで体験させる
しかし、前述のように、まだ危ないからと子どもの行動を止めてしまうママもいますよね。子どもが癇癪をおこすと、ついママも感情的になってしまうかもしれません。
急いでいるときは難しいかもしれませんが、まずはできないと決めつけるのではなく、子どもが納得いくまで挑戦させましょう。そして思いどおりにいかないときは、ママがそっとフォローを入れて、自分でできたという達成感を味わえるようにしてください。
3歳は子どもの気持ちを代弁する
3歳は2歳のころに比べて、体力も語彙力もアップします。そのため、2歳のころより手がかかるようになったと感じることもありますが、イヤイヤの根本的な原因は2歳のときとあまり変わりません。
この時期は、子どもの気持ちを代弁することが大切です。「ママが勝手にしてごめんね」「うまくできなくて悔しいんだね」などと、気持ちを代弁すると、子どもも自分を理解してくれていると安心します。
また、家庭内でイヤイヤになったときの対応を決めておくと、子どもも混乱することがないでしょう。
4歳は子どもに理由を聞いてみよう
そのため、突然起こったり、泣いたりしたかと思えば、甘えてくるなど、一貫性のない行動にママも疲れてしまうでしょう。なかには、「自分のしつけがなっていないせい?」と思い悩むママもいるようですが、これは子どもの心の成長の過程で必然的におきることなので、あまり思い詰めないようにしてくださいね。
4歳は自分の言葉である程度説明できます。まずは何がイヤなのか理由を聞いてみましょう。そして、うまく気持ちの整理ができない場合は、ママがサポートしてくださいね。
子どもの反抗期とうまく付き合うコツ
落ち着いて子どもへの言い回しを変えてみる
自宅にいる場合は、一度ママが部屋を離れほかのことをして気を紛らわせたり、水やお茶などを飲んだりするのもよいでしょう。ほかのことをすると、ママの気持ちが鎮まるかもしれません。
ママの気持ちが落ち着いたら、子どもが納得できるような言い回しへ変えてみるのも一案ですよ。
たとえば「お風呂入らない」と反抗する場合は、「今日のお風呂はどのおもちゃで遊ぼうか」と声を掛けると、子どもが自らお風呂場に来ておもちゃを選び始めるかもしれません。
叱るときは具体的に理由を説明しよう
子どもに理由を説明せずに頭ごなしに叱ると、その場ではやめても、また時間を空けると同じいたずらや間違いをしてしまいます。
ママがどうして怒っているのか、どうしてそれをしてはいけないのか、ということを子どもが理解しやすい言葉を使って説明するようにしたいですね。
なお、叱るときはできるだけ時間を空けずにその場で叱るようにしましょう。時間が空いてしまうと、子どもはどうしてママに叱られたのかがわからなくなってしまいます。叱るときはタイミングも大切です。
ママひとりで悩まずに周りに相談してみよう
ひとりで悶々と悩んでいると解決策が見つからず、イライラして子どもについ手を上げてしまうということにもなりかねません。ママ、そして子どものためにも悩んだら周りに相談してみることも大切ですよ。
年齢が上の子どもを持つママ友に相談するのもよいですし、実家の親に聞いてもらうのもよいでしょう。もしくは子育て支援センターへ行って、専門家に相談してみるのも一案です。
第三者に相談することによってママの気持ちも落ち着くかもしれません。悩んだときは積極的に周りを頼ってみてくださいね。
まとめ
子どもの人生初の反抗期である第一次反抗期、ママはその対処に困り果てているかもしれません。しかし、これはあくまで一過性のものですし、子どもの精神成長には欠かせないステップの一つです。
叱るときは少し気持ちを落ち着かせてから、子どもが納得できるような理由を考えてみてくださいね。寛容な気持ちで子どもの反抗期を見守れるとよいですね。