赤ちゃんと映画に行きたい!映画デビューの前に知っておきたいこと
子育て中のママはいつも赤ちゃんと一緒。赤ちゃん優先の生活で、行ける場所も限られています。行きにくくなった場所の一つに映画館があります。映画好きのママにとって、映画館に行けないのは辛いことですね。では、赤ちゃんと一緒に映画館に行くには、どのようにすればいいのでしょうか。
赤ちゃんの映画はいつから?映画デビューの目安
長時間のお出かけができるかどうか?
生後3カ月くらいになれば、授乳の間隔もあき、生活リズムができてくるので、長時間のお出かけができるようになります。
いきなり映画館ではレベルが高いので、お買い物などで、少しずつお出かけの時間を試してみるといいでしょう。お家以外の環境に慣れて、ママも赤ちゃんもお出かけがスムーズにできるようになれば、映画館にチャレンジです。
首がすわっているかどうか?
生後4カ月頃になり首がすわると、赤ちゃんはママの膝の上で支えられながらもお座りしたり、動きが安定してきます。2時間の上映中、ずっと膝の上でお座りしているのは難しいかもしれませんが、膝の上で少し立ってみたり、時々運動すれば、ママの膝に長くいられる子もいます。
生後7か月頃には、赤ちゃんは一人でお座りできるようになるので、ママの隣に席を取って、ママが疲れた時は一人で座ってもらうこともできますから、もっとママは楽になります。
ミルクやオムツ替えの間隔は?
オムツも、映画が始まる前にきれいなオムツに交換します。赤ちゃんが気持ちよく過ごせる環境を、映画が始まる前に作ってあげましょう。
毎日の生活で、赤ちゃんがだいたいいつ頃ウンチをするか分かっているなら、いつもウンチが出る時間より少し後の時間帯に上映される映画を選びます。映画の前にウンチを終わらせてしまえば、ママも安心して映画を見ることができます。
赤ちゃんが映画に行ったらどんな影響がある?
映画が赤ちゃんに与えるよい影響
映画館では、普段とは違う大きな音とスクリーンからの光に、赤ちゃんはとても興味を示します。赤ちゃんによい影響を与えるには、映画の音や光に赤ちゃんが驚かない、過剰な刺激を与えない映画を選びます。赤ちゃんによっては、映画館の薄暗い中で、映画の音を聞きながらスヤスヤ寝る子もいるくらいです。
また映画館も、適度に換気もされ清潔感があり、室内の温度も適切な映画館を選びます。
そして何よりも、映画を見ているママが楽しんで、その気持ちが一緒にいる赤ちゃんに通じることが、赤ちゃんによい影響を与えます。
映画が赤ちゃんに与える悪い影響
赤ちゃんは何も分かっていないと思いがちですが、赤ちゃんの頃に見た物は、無意識のうちに頭の中に残っています。なので、残虐なシーンのある映画や、性的な描写の激しい映画はやめましょう。
赤ちゃんによっては、動くのが好きで、ママの膝の上で2時間も過ごせない子もいます。そういう子を無理に映画館に連れて行くのは、赤ちゃんにもママにもストレスになりますので、映画はもっと先延ばしにしてもいいですね。
映画館が赤ちゃんに与える影響
また、インフルエンザなどの感染症が流行している時期は、映画館へ行くのは避けましょう。
赤ちゃんは、お家とまったく違う映画館の空間に、ストレスを感じるかもしれません。最初はママがしっかり赤ちゃんを抱き、慣れるまで待ってあげましょう。人見知りしない赤ちゃんなら、徐々に慣れて、初めての空間と大勢の人を見て興味を示します。
赤ちゃんと一緒に映画に行って楽しもう!
赤ちゃんと一緒に映画に行く時の注意点
映画館の中の温度は、いつも適温とはかぎりません。暑かったり寒かったりします。なので、赤ちゃんの服を、温度によって脱ぎ着できる服にしたり、軽く体にかけることができるブランケットなどを持参するとよいでしょう。
赤ちゃんが映画に飽きてしまったときのために、お気に入りのおもちゃなどを持って行くのも忘れません。音が鳴るおもちゃは迷惑になりますので、ぬいぐるみなど、柔らかくて音が鳴りにくいおもちゃがおすすめです。
ちょっと赤ちゃんが愚図ってきたかなと思ったときに、口に入れてあげるビスケットやボーロなどがあれば便利です。口においしいものが入ると気がまぎれるのは、大人も赤ちゃんも同じですので、あと少し我慢して欲しいときには、小さいお菓子をあげて乗り切ります。