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子どもは喧嘩をしつつ成長していく!謝ることを上手に覚えていくには

子どもは喧嘩をしつつ成長していく!謝ることを上手に覚えていくには

謝ることを強制しすぎてない?

子ども同士の喧嘩を見ていて、ついやってしまいがちなのが「ごめんなさいの強要」です。「早く謝りなさい!」としつこく怒っても、子ども自身に悪いことをした意識が無ければ、謝る理由が分からないでしょう。

訳も分からずただ「ごめんなさい」という言葉だけを定型句として使うようになってしまっては、逆に子どものコミュニケーション能力を低下させてしまうかもしれません。

本当の意味で申し訳ないと思ったときこそ謝るべきですよね。そして「ごめんなさい」だけでなく、「大丈夫?」「一緒に遊ぼう!」といった次につながる言葉が出るかどうかも大切なポイントです。ただ謝ることを強要するだけでは、子どもの成長には繋がらないと心得ましょう。

【番外編】絵本で学ぶ「謝ること」の大切さ

子ども自身、「本当はごめんねって言いたいけど、どうしたらいいのか分からない」と思うことは多いでしょう。頭では分かっていても、なかなか言葉で相手に伝えるのは難しいものです。しかも時間が経てば経つほど、「ごめんなさい」は言いにくくなりますよね。

そんな小さいけれど大きな悩みを抱えている子どもとママにおすすめしたいのが、「おれたちともだち!」シリーズの「ごめんねともだち」という絵本です。

仲良しのオオカミとキツネが些細なことから喧嘩をしてしまいますが、オオカミが意地を張ってなかなかキツネに謝れません。喧嘩をして悲しいキツネの気持ちと、悩むオオカミの気持ちが描かれ、謝ることの大切さが伝わる物語です。

まとめ

子どもが成長する過程で、喧嘩をするという経験は必要不可欠といえます。喧嘩から学ぶことは多く、自分の力で解決することが重要なので、ママが介入しすぎないことが大切です。

しかし、喧嘩をして相手を傷つけたり、物を壊したりしたときは素直に謝る必要があるという社会的ルールを覚えることは大切ですね。子どもにとってパパとママの行動は常にお手本となっていることを意識して、「喧嘩をしたら謝って仲直りする」という姿を見せましょう。子どもが喧嘩をとおして成長していく姿を、優しく見守っていきたいですね。
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